1. 漬け込みでしっとり!鶏肉のマーマレード焼き

鶏肉のマーマレード焼きは、鶏肉をマーマレードジャム入りの調味液に漬け込み、焼いて作る料理。フルーティーで甘酸っぱいマーマレードジャムの存在で、鶏肉がしっとりと柔らかく、旨みたっぷりに仕上がる。保育園や幼稚園に通う子どもも喜ぶ人気メニューだ。
鶏肉のマーマレード焼きの作り方
鶏肉は、骨付き肉やモモ肉、胸肉など、好みの部位で用意しよう。子ども向けに作る場合は、食べやすいよう骨がなく柔らかな鶏もも肉が適している。子どもの手でつかみやすい手羽中も、骨はついているが旨みたっぷりに仕上がるのでおすすめだ。
マーマレードジャムと醤油、塩こしょう、おろしニンニクを合わせた調味液に鶏肉を入れてもみ、30分以上漬け込む。あとは、弱火~中火のフライパンやオーブンで焼くだけ。強火で焼くとマーマレードソースが焦げてしまうため、水を足して火加減弱めでふたをして蒸し焼きにするのが美味しく作るポイントだ。
簡単に作れるのに、手間暇かけたような柔らかさと、ごはんのすすむコク深い味に仕上がるので、ぜひ作ってみてもらいたい。
2. 給食でも人気の鶏肉のマーマレード煮

さわやかな甘さの鶏肉のマーマレード煮は、学校給食でも定番の子どもウケがよいメニューだ。マーマレードジャムが、鶏肉を柔らかくしっとりと仕上げてくれるため、小さな子どもも食べやすい。煮込んで作るレシピは、焼いて作るよりも焦げにくくジューシーに仕上がる。また、漬け込み時間なしで作れるため、事前準備が要らないというメリットもある。
鶏肉のマーマレード煮の作り方
鶏肉のマーマレード焼き同様、鶏肉の種類は好みのものを用意しよう。鍋に鶏肉を入れ、マーマレードジャムと酒、醤油、ニンニクなどを加え、鶏肉がかぶるくらいの水を入れて煮込もう。このとき、落としぶたをして煮込むと、少ない煮汁でもしっかり味がしみ込む。
ほかに、鶏肉をさらに柔らかく仕上げるために、圧力鍋で煮込む方法もぜひ試してみてもらいたい。スライスした玉ねぎを加えコクをプラスしたり、ソースが絡みやすいよう仕上げに片栗粉でとろみをつけたりするのもおすすめだ。
3. オシャレなディナーに!鶏肉のマーマレードソース

鶏肉にマーマレード入りの調味液を漬け込んで焼く方法は、中までしっかり味がしみ込むというメリットがあるが、火加減によっては焦げやすくもなる。火加減が難しく焦げてしまうという人向けに、漬け込んで焼くほかに、焼いた鶏肉にマーマレードソースをからめる作り方を紹介しておこう。香りも彩りもよいマーマレードソースは、特別な日のオシャレなディナーや、クリスマスチキンの味付けにもおすすめだ。
マーマレードソースをかける鶏肉料理
マーマレードソースは、マーマレードジャムと醤油、酒、酢などを混ぜ合わせて作っておく。酒と生姜、塩こしょうなどで下味を付けた鶏肉を、フライパンで皮にパリッとし焼き色がつくまで焼こう。次に、マーマレードソースを回しかけ、鶏肉に煮からめながら焼いていく。マーマレードソースを最後に加えることで焦げにくく、漬け込み時間がないため時短にもなる。
酒と生姜の代わりに、白ワインやバターを加えてマーマレードソースを作るとフレンチテイストに仕上がる。また、マーマレードソースをあえて少し焦がしてビターに仕上げると、大人向けの深みのある味わいに。その日の気分や、食べる人に合わせて、マーマレードソースの作り方もアレンジしてみるのがよいだろう。
結論
鶏肉のマーマレード料理は、マーマレードジャムの力でさわやかな甘みとしっとりとジューシーな味わいに仕上がる。子どもはもちろん、老若男女問わずに好まれるごはんのすすむ料理なので、鶏肉のマーマレード煮やマーマレード焼き、マーマレードソースと、好みの調理法で作ってみてもらいたい。
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