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スキムミルクとはどのようなものか?使い方から代用品まで紹介

スキムミルクとはどのようなものか?使い方から代用品まで紹介

投稿者:ライター 管理栄養士 戸田綾子(とだあやこ)

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

2021年3月 6日

ここでは、スキムミルクについて詳しく紹介していく。スキムミルクの基本的な知識から、粉ミルクとの違いや、代用品として活躍できるものや、市販のスキムミルクまで紹介していくので、今後の生活に役立ててほしい。 

  
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1. スキムミルクとはどんなもの?

スキムミルクとは、水に溶けやすいように加工した脱脂粉乳のことである。まずは、スキムミルクの基本となる情報を紹介していく。

スキムミルクの製法について

スキムミルクの製造方法は、清浄生乳をクラリファイヤーと呼ばれている遠心清浄機にかけてから、遠心分離機を使いクリームと脱脂乳に分離して、脱脂乳を殺菌し濃縮する。その後、乾燥室に清浄な熱風を送り込んで、濃縮した脱脂乳を瞬間的に乾燥させ冷却する。
そして粉末をインスタンタイザーと呼ばれる機械にかけることで加湿されて、粒子を互いに結びつけることで多孔質の塊状粒子を作ることができる。仕上げにローラーまたはふるいにかけて、顆粒状にしたら完成となる。以上のことから分かるとおり、スキムミルクは最初に粉末状にしたものにさらに手を加えて顆粒状に加工しているため、水に溶けやすいものとなっている。

スキムミルクの成分と栄養について

スキムミルクの栄養成分は、一般社団法人日本乳業協会の資料(※1)によると、ほとんど脂肪が含まれていないため、少ないカロリーでもたんぱく質やカルシウムをきちんと摂ることができるという。
さらに同量の牛乳と比較して、次ような特徴があるので注目してもらいたい。カロリーは牛乳の1/2程度であり、脂質はほとんど含まれていない。たんぱく質とカルシウム含有量は、牛乳とほぼ同じで豊富である。

スキムミルクの味について

スキムミルクはほんのりとミルクの甘みを感じることができる優しい味わいで、とてもあっさりとしている。風味もよく、利用範囲が広く使い勝手がよい食品といえるだろう。

スキムミルクの使い方について

スキムミルクは水またはぬるま湯で溶かして使用する。熱湯を使ってしまうとダマができ均一に溶けにくくなるので、注意が必要である。
また保存方法の注意点としては、湿気を吸うことで固まって溶けにくくなってしまうので、乾燥した涼しい場所にて保管するとよいだろう。冷蔵庫に入れてしまうと、結露の影響で湿って固まりやすくなってしまうので注意が必要である。

2. スキムミルクと赤ちゃんの粉ミルクの違いとは

スキムミルクと粉乳(粉ミルク、クリープ、全脂粉乳)の違いについて紹介していく。

スキムミルクと粉ミルクの違い

粉ミルクはスキムミルクと脱脂粉乳の総称であり、生乳の水分を除去してから粉末状に加工した物になる。生乳のままだと保存性が低いことから、粉末状に加工されたものが粉ミルクと称されている。

スキムミルクとクリーミングパウダーの違い

スキムミルクは、牛乳を乾燥させてから水分と脂肪分を取り除いたものである。対するクリーミングパウダーは、牛乳を乾燥させて水分のみを取り除いたものになり、脂肪分はそのまま含まれていることになる。

スキムミルクと脱脂粉乳の違い

スキムミルクと脱脂粉乳には違いはなく、同じものになる。

3. パン作りに必要なスキムミルクの代用品とは

パン作りにスキムミルクが必要な理由と、代用品を紹介していく。

パン作りにスキムミルクを入れる理由とは

パンを作る時には、小麦粉のグルテン形成がとても重要になってくる。牛乳はグルテン形成がされにくいので、牛乳を加えてパンを作ると焼き上がりが固い食感になってしまうおそれがある。しかし、スキムミルクは牛乳よりもグルテン形成への影響が少ないため、ふんわりとした食感のパンに仕上げることができる。
スキムミルクを加えることで、香りと甘い風味をつけることができ、より一層パンの美味しさを感じられるだろう。スキムミルクの中に含まれている乳糖という成分は、加熱をすることでこんがりと焦げてパンにいい焼き色をつけてくれる。
家庭にホームベーカリーがある人は、ぜひ活用してスキムミルク入りのパンを焼いてみてもらいたい。

スキムミルクの代用品を紹介

クリーミングパウダーは粉末状のため、スキムミルクの代用として使う場合は同量でよいとされている。粉ミルクは、スキムミルクと同量で代用でき、脂肪分が残っている分少しリッチなパンが仕上がることだろう。また、エバミルクはスキムミルクと比べると脂肪分が多いため、よりコクのあるパンに仕上がることだろう。

4. 市販のおすすめスキムミルクとは

使用頻度や使用目的に合うようにおすすめしたいスキムミルクを紹介していくので、参考にしてもらいたい。全く初めて使う場合やちょっとした料理に使う程度なら200g前後のお試しサイズがおすすめだ。使用頻度が高い場合には、大容量で購入するほうが断然お得である。また、スーパーで購入する場合は、コーヒーやココアなどが並んでいる売り場の一番上の棚に置かれていることが多いので、迷ったらそこを探してみよう。

森永乳業株式会社「森永スキムミルク」

しっかりとした美味しさで、嬉しいことに脂肪は控えめになっている。さらに、手軽にカルシウムを摂れるのも嬉しいポイントである。

富澤商店「北海道スキムミルク 」

北海道産の生乳だけを贅沢に使用した、美味しいスキムミルクである。内容量は200gなので、お試しサイズにも適している。

日本ガーリック株式会社「北海道 脱脂粉乳 スキムミルク 北海道産生乳100%」

風味豊かでクセがなくかつ低脂肪が嬉しい商品である。さまざまなシーンで活用できるのでおすすめしたい。

よつ葉乳業株式会社「よつ葉北海道脱脂粉乳」

北海道産100%の質のよい生乳を原料に作られた風味豊かなスキムミルクである。1kgの業務用サイズは、惜しみなく使用することができる。さまざまな料理に幅広く使用することができる。

結論

本記事では、スキムミルクについて詳しく紹介してきた。スキムミルク本来のよさはもちろんのこと、ほかの粉乳との違いや代用品の使い方などさまざま触れているので、ぜひ参考にしてもらいたい。市販のスキムミルクについても紹介しているので、興味をもったらぜひ購入してみてもらいたい。
(参考文献)
※1出典:一般社団法人日本乳業協会「スキムミルクの栄養」
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  • 更新日:

    2021年3月 6日

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