新玉ねぎ蒸しの作り方は？レンジやフライパンなど調理器具別に紹介

まずはレンジで手軽に作れる、新玉ねぎをまるごと使った蒸し物の作り方を紹介しよう。新玉ねぎは上下を切り、皮をむいてから、下部1/2程度の深さまで8等分になるよう切り込みを入れる。これを耐熱皿に入れゆったりとラップをし、600Wの電子レンジで5分加熱すると蒸し物の完成だ。加熱が不十分な場合は、様子を見ながら再度レンジで加熱するとよい。レンジで蒸したことで甘みが増し、トロトロした食感になる。好みの調味料で新玉ねぎの蒸し物を味付けしていただこう。

新玉ねぎを蒸し器を使って調理するなら、じっくりと加熱するのがポイントだ。作り方は、まず新玉ねぎは皮ごとよく洗い、蒸し器のお湯が沸騰してからローリエと一緒に入れる。新玉ねぎの大きさによって蒸し時間は変わるが、約20分を目安に蒸そう。適度な硬さを残すのが甘みを増すコツだ。新玉ねぎが蒸し上がったら、フライパンで両面に焦げ目をつけて香ばしさを出そう。余力があるなら、フライパンで香りが出るまでアンチョビを炒め、バターを加え余熱で溶かすと新玉ねぎにピッタリのソースが完成する。アンチョビが苦手な場合は、塩コショウだけにしても美味しく食べられる。

フライパンを使った作り方を2種類紹介する。

フライパンに油をひいて熱し、鶏肉、みじん切りにしたにんにく、8等分にした新玉ねぎを入れ、両面に焼き目をつける。バターと白ワインを入れ、ふたをして弱火で具材に火が通るまで蒸したら皿に盛りつけよう。フライパンに残った煮汁を煮詰め、塩で味を調えてソースにすれば完成だ。新玉ねぎは蒸し鶏とも相性がよいので、シンプルな味付けでも十分に楽しめる。

縦に半分に切ったキャベツと、あらかじめ600Wの電子レンジで2分加熱して半分に切った新玉ねぎ、ウインナーをアルミホイルに並べて置く。白ワインとコンソメを回しかけて包もう。水を入れたフライパンにのせてふたをし、沸騰するまで強火で加熱する。弱火にし、新玉ねぎに火が通るまで10分程度蒸し煮にしたらできあがりだ。

新玉ねぎをストウブを使って蒸し物にすると作業時間が短くて済む。ストウブに上下を少し切り落とし、十字に切り込みを入れた新玉ねぎと、粗みじん切りにしたベーコン、水300mlにコンソメとローリエを加え中火で加熱する。ストウブは、小さなおかずを作りやすい17cmのココットオーバルが使いやすいだろう。沸騰してきたらふたをして弱火で15分ほど煮込もう。蒸し上がったら新玉ねぎの上にバターとチーズをのせ、余熱で溶かしたら蒸し物の完成だ。チーズを加えることで、簡単にタンパク質も補える。

シンプルな新玉ねぎの蒸し物に合う調味料の組み合わせを紹介しよう。調味料を組み合わせるのが面倒なら、ポン酢や醤油など1つの調味料で味付けしてもよい。新玉ねぎの蒸し物の味に飽きてきたときは、調味料を組み合わせるといいだろう。定番は醤油とマヨネーズ、かつお節の組み合わせだ。ポン酢とバター、かつお節の組み合わせだとあっさりと食べられるだろう。

白出汁とバター、黒コショウの組み合わせもおすすめだ。味に変化をつけたいなら醤油とバルサミコ酢の組み合わせや、マヨネーズにケチャップ、タバスコを組み合わせるとよいだろう。新玉ねぎを蒸したことで甘みが増すため、塩だけでも十分に美味しいが、バターやマヨネーズなどでコクを出すとさらに美味しくなる。

新玉ねぎの蒸し物の作り方を紹介した。手軽に作れるのでもう一品ほしいときに作れば、おかずにもつまみにもなるだろう。レンジや蒸し器、フライパン、ストウブなど、さまざまな調理器具で作れるので自分にあった方法で取り入れてみてほしい。蒸し物にすれば、新玉ねぎの甘さが引き立ち、素材の美味しさを味わうことができる。味付けを変えれば飽きることなく楽しめるだろう。