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【玉ねぎ】の保存方法。常温と冷蔵どっちが良い?

【玉ねぎ】の保存方法。常温と冷蔵どっちが良い?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邊里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2021年2月16日

スライスするだけでつまみになり、オムレツやハンバーグの具材、カレーやシチューの煮込みなどに欠かせない玉ねぎは、キッチンに常備しておきたい野菜の筆頭格だ。基本的に通年常温で日持ちはするが、冷凍保存もOK。フレッシュ感が持ち味の新玉ねぎの保存方法も併せて紹介しよう。

  

1. 購入後は風通しの良い冷暗所へ

ポリ袋に入って売られていることが多い玉ねぎだが、湿気や高温には弱いので通気を良くすることが肝心。購入後はただちにカゴなどに入れて冷暗所へ置いて保存しよう。吊るすとより効果的なので、日陰の風通しの良い場所にネットなどに入れて下げておくと良いだろう。

大量に入手した場合は、ダンボールなどに入れて新聞紙をかけて冷暗所でキープ。常温で2カ月ほどもつので、いつでも玉ねぎを使えるようストックできる。

2. カット後に酢・醤油・オイル・ヨーグルトに漬けてもOK

丸ごと1個使い切れずに、調理後半分残ることも多い玉ねぎ。そのままラップをかけて冷蔵庫に入れても良いのだが、つい使い忘れてしまうこともある。そうならないためにも、カットした玉ねぎを酢・醤油・オイル・ヨーグルトなどに漬け込むことをオススメしたい。2週間ほど保存できるうえ、そのままピクルス感覚で食したり、料理に手早く使い回したりすることができて一石二鳥だ。

◎酢/スライスした玉ねぎを塩もみし、砂糖を少々加えた酢に入れ、よくまぜて冷蔵庫で保存しよう。
◎醤油/カットした玉ねぎに塩をふり、酢・砂糖・胡麻油・唐辛子を加えた醤油だれに漬けて冷蔵庫で保存する。
◎オイル/塩を加えたオイルにカットし水気をよくきった玉ねぎを入れて保存。唐辛子やニンニクと一緒に漬けてもOKだ。
◎ヨーグルト/タマネギのスライスを、塩を少々加えたヨーグルトに漬けて冷蔵庫へ。

いずれもサラダやピザ、揚げ物のソース、冷や奴のトッピングなどに絶好。様々に工夫して、無駄なく玉ねぎを食べ切りたい。

3. みじん切りで冷凍すれば飴色玉ねぎの時短にも

カレーを作る際のベースとなる飴色玉ねぎだが、実際に甘味を引き出すまで炒めるとなると、かなり時間がかかる。ところが、みじん切りした玉ねぎを一度冷凍しておけば、細胞が壊れて旨味や甘味が出やすくなるという。

調理の際は、凍ったままフライパンで炒めて加熱すればOK。飴色玉ねぎ作りの所要時間がおよそ半分以下になるので、何かと重宝するはずだ。ミートソースやコロッケ、ハンバーグ、スープなどにパパっと加えて、自然の甘味を美味しくいただこう。

4. 新玉ねぎは冷蔵保存がオススメ

同じ玉ねぎでも、早穫りのものや、乾燥されていない新玉ねぎはフレッシュ感が魅力。皮も薄く繊細なので、常温で放置しておくと数日で傷んでしまうので気をつけたい。購入後は、1個ずつ新聞紙などで包みポリ袋に入れて冷蔵庫へ入れておけば、4日ほど新鮮さを保つことができる。甘くてみずみずしい新玉ねぎは鮮度が命。食べ切れない場合はカットして漬けこんだり、炒めて冷凍するなどして無駄なく食したい。

ちなみに、玉ねぎは細かく刻めば刻むほど、硫化アリルであるアリシンが増加し、血液サラサラ効果が高くなる。みじん切りやすりおろしにしたら、そのまま放置すること約10分(アリシンは水溶性なので水にさらすのはNG)。アリシンが活性化するのを待って、生で食すことをオススメしたい。また、スープや煮物に使用する場合でも、油で軽く炒めてから投入することで、アリシンの流出を防ぐことができる。ぜひひと手間かけて調理しよう。

結論

生でも炒めても煮込んでも美味しい玉ねぎ。メタボ世代にとって嬉しい食材ゆえに、上手に保存していつも手元に常備しておこう。ちなみにずっと置いておくと、芯から芽が出てきてしまうことがあるが、この芯も栄養満点。捨てずにしっかり調理して食してほしい。

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  • 公開日:

    2020年3月 9日

  • 更新日:

    2021年2月16日

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