1. 圧力鍋を使ったサラダチキンの作り方

圧力鍋を使ったサラダチキンの基本的な作り方を紹介していく。まずは、圧力鍋についての解説と合わせて、使うことのメリットから説明していくことにする。
圧力鍋を使うメリット
1.調理時間を短縮できる
圧力鍋は、調理中にフタを密封することにより鍋の中の圧力を上昇させることで、沸点を上げて高温で調理することが可能な鍋である。そのため、普通に調理するよりも短時間で仕上げることができるというメリットがある。おそらく、このメリットが圧力鍋を使ううえで最大の魅力といえるだろう。
2.省エネで経済的
圧力鍋は、火を消してから15分以上も鍋の内部を100℃以上に保つことができる。つまり火からおろして余熱で調理をすることができるので、通常の調理よりも省エネで経済的ということになるだろう。
3.地球温暖化防止に役立つ
通常の鍋と比較して短時間で調理することができ、さらに沸騰後の火力は弱火でよいという利点がある。そのため、CO²の排出量を大幅にカットさせることができる。そのため、地球温暖化防止に一役買っているといえるだろう。
4.栄養たっぷりの料理が完成
圧力鍋で作ることができる料理はさまざまあるが、とくに魚は骨まで柔らかく食べられるように仕上げられるので、カルシウムを無駄なく摂ることができる。ほかにも短時間で調理が完了することから、栄養分の流出を最小限に抑えることができるというメリットがある。
圧力鍋を使ったサラダチキンの作り方
生姜を薄くスライスしたら、鶏むね肉、水、塩、酒をそのまま圧力鍋に入れる。フタをして圧がかかるようにセットし、中火にかける。沸騰して圧がかかったら、弱火にして7分くらい加圧する。火を止めて圧が自然に下がるまで置いておき、圧が下がったら完成となる。
美味しく作るコツ
鶏むね肉の表面にフォークなどでいくつか穴をあけておくことで、さらに味がしみ込みやすくなるのでおすすめだ。また、できあがってすぐに食べることもできるが、半日くらい茹で汁につけた状態で冷やしておくとさらに美味しくなり、そして切りやすくもなるので試してみてもらいたい。
2. 電気圧力鍋の低温調理でしっとりサラダチキン

低温調理機能がある電気圧力鍋を使って、サラダチキンを作る方法を紹介していく。
電気圧力鍋とは
電気圧力鍋とは、火を使うことなく圧力調理ができるとても便利な調理家電である。上記で紹介した圧力鍋は火を使うけれど、電気圧力鍋なら火を使う必要がないので安全だ。さらに圧力や温度の設定などもできるので、いわゆる「ほったらかし」の調理が実現する。電気圧力鍋の機能には、基本となる「圧力調理」のほかにも「低温調理」「無水調理」「炊飯」「蒸し調理」などの調理モードが搭載されているものが数多くある。
低温調理でサラダチキンを作る方法
鶏胸肉の皮を取り除きフォークなどで数ケ所さして穴を開けてから、塩、砂糖、酒をふりかけて、小さめのジッパー付き保存袋に入れてしっかりと空気を抜いて密閉しておく。袋のままの状態で電気圧力鍋に入れて、水をかぶるくらいまで入れてフタをする。低温調理モードで70℃60分にセットしスタートする。調理が済んだら、鍋から取り出して粗熱を取り冷蔵庫で冷やして切り分けたら、完成となる。
美味しく作るコツ
砂糖を入れることで、鶏胸肉の保水力が大幅にアップし、しっとりと美味しく仕上げることができる。
3. 圧力鍋のサラダチキンの人気アレンジ

圧力鍋を使って作るサラダチキンの、みんなが大好きな味付けアレンジを紹介していく。
鶏ガラスープの素+ゴマ油
鶏ガラスープの素は少し加えるだけで、しっかりと味が付くのでおすすめしたい。中華風のサラダチキンを美味しく作ることができる。
味噌+砂糖+みりん
味噌味のサラダチキンに仕上げることで、コクと旨みが格段にアップするので、ぜひ試してみてもらいたい。
カレー粉+ヨーグルト+塩+生姜+にんにく
これらを混ぜ合わせたものに鶏胸肉を漬け込むことで、タンドリー風チキンができあがる。ノーマルのサラダチキンに少し飽きてきたら、こんな変わり種はいかがだろうか。
しそふりかけ
鶏胸肉にしそふりかけを塗り込むことで、香り豊かな美味しいサラダチキンができあがる。しそふりかけは、普段使っているものでよいので、とても手軽である。
結論
本記事では、圧力鍋を活用したサラダチキンの作り方について紹介してきた。あわせて、圧力鍋の特徴やメリットも伝わったことだろう。サラダチキンを作るために圧力鍋は最適な調理器具なので、上手に活用していってもらいたい。味付けアレンジもいくつか紹介しているので、好みのものを見つけ出し美味しく味わってみてほしい。
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