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辛味噌とは?その特徴・作り方・魅力・市販のおすすめ品などを紹介!

辛味噌とは?その特徴・作り方・魅力・市販のおすすめ品などを紹介!

投稿者:食生活アドバイザー 吉田昌弘

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2022年6月23日

味噌のうま味とピリリとした辛味が特徴の「辛味噌」。そんな辛味噌は生野菜・炒め物・焼き物・鍋料理など、さまざまな料理で活躍できる万能調味料である。しかも、家に置いてあることが多い調味料を組み合わせることで簡単に作ることができる。今回はそんな辛味噌の基本を詳しく解説する。基本的な作り方や市販のおすすめ品などについても確認しよう。

  

1. 辛味噌とは?

辛味噌
辛味噌とは、赤味噌をベースにみりん・砂糖・豆板醤・生姜・ニンニク・ゴマ油などを混ぜて作ったピリ辛味噌のこと。そのまま生野菜をディップして食べたり、炒め物の味付けとして使ったり、鍋料理のつゆに使ったりできるのが魅力である。また、自宅にある調味料を組み合わせて簡単に作れる。なお、広義では中国の「豆板醤」や韓国の「コチュジャン」なども辛味噌に含まれる。

2. 辛味噌の特徴や魅力を紹介

辛味噌
辛味噌には「辛いのに美味しい」「さまざまな料理に使える」「家で簡単に作れる」などの特徴や魅力がある。ここでは、そんな辛味噌特有の特徴や魅力についても確認しておこう。

特徴1.ピリリと辛いのにコクもある

辛味噌の1つ目の特徴は、辛味とコクを一緒に楽しめることである。辛味噌の辛味の正体はいくつかあるが、一般的には唐辛子や豆板醤であることが多い。また、コクの正体は赤味噌をはじめ、砂糖・生姜・ニンニクなどの食材である。このようにさまざまな食材を組み合わせることで辛味・うま味・甘み・香りなどのハーモニーが生まれて、辛味噌特有の独特なコクが楽しめるようになる。

特徴2.さまざまな料理と相性がいい

辛味噌の特徴の2つ目は、生野菜・肉料理・魚料理・鍋料理などさまざまな料理との相性がいいことだ。しかも、辛味噌はそのままタレとして使うこともできるし、隠し味として料理に混ぜて使うことも可能である。このことから一般的に辛味噌は「万能調味料」などと呼ばれている。辛味噌の主な使い道は後述しているので、ぜひそちらを参考に使ってみよう。

特徴3.家でも簡単に作ることができる

辛味噌の特徴の3つ目は、家で簡単に作れることだ。基本的には包丁は必要とせず、市販の調味料を混ぜ合わせるだけで作れる。そのため、5分程度で作ることが可能だ。ただし、辛味噌の作り方にはさまざまな種類があり、時間をかけて丁寧に作るものもある。丁寧に作ればそれだけこだわった味わいになるので、より自分の求める味・香りを追求できるのも特徴といえるだろう。

3. 美味しい辛味噌の作り方とは?

辛味噌
辛味噌(辛味噌ダレ)は、食材さえ揃えれば簡単に作れる。用意する食材は、赤味噌・みりん・砂糖・豆板醤・生姜・ニンニク・ゴマ油の7種類。これらを準備したら以下の手順で作ってみよう。

美味しい辛味噌の作り方・手順

1.生姜とニンニクはすりおろしておく
2.小鍋に調味料をすべて混ぜ合わせる
3.小鍋を火にかけて、弱火で2~3分程度加熱する
4.粗熱を取ったら辛味噌(辛味噌ダレ)の完成
※清潔なビンなどに入れて冷蔵庫で保管しよう

4. 辛味噌の美味しい使い道3選

辛味噌
辛味噌は、サラダ・肉料理・鍋料理などさまざまな料理に使うことが可能だ。ただし、その使い方にも色々な方法がある。そこでここでは具体的に辛味噌をどのように使えばいいのか紹介しておこう。

使い道1.そのまま使う

生野菜や焼き鳥などを辛味噌につけながら食べるのがおすすめ。また、冷奴やチャーシューなどにかけて食べても美味しい。辛味噌の濃厚なうま味とピリリとした辛味が加わるため、ご飯のおかずとしても、お酒のおつまみとしてもピッタリとなる。まずは辛味噌をそのまま使ってみるといいだろう。

使い道2.炒め物に使う

辛味噌は、青菜炒め・もやし炒め・肉野菜炒めのような炒め物に使うのもおすすめだ。すでに炒め物に必要な調味料が入っているため、普通に野菜やお肉などを炒めた後に辛味噌を加えるだけで美味しい炒め物が完成する。特に豚肉炒めとの相性はいいので、ぜひ辛味噌を使って味付けしてみよう。

使い道3.鍋料理に使う

辛味噌は鍋料理に使うことも可能で、スープに使えば簡単に美味しい「辛味噌鍋」を作れる。みりんや鶏がらスープの素なども一緒に入れて美味しく味付けしよう。また、辛味噌を味噌煮込みうどんに混ぜてみるのもおすすめ。コクとうま味だけでなく、パンチのある一杯を楽しめるようになる。

5. 市販のおすすめ辛味噌3選

辛味噌
辛味噌は自宅で作ることも可能だが、市販品を使うのも一つの手だ。さまざまな食品メーカーなどから辛味噌は売られているので、いくつか人気の辛味噌を紹介しておこう。

おすすめ1.天馬「特製 会津辛みそタレ」

「特製 会津辛みそタレ」は、千葉県にある馬刺し専門店・天馬が製造・販売している辛味噌である。馬刺しを食べるときにも使える辛味噌なので、お肉との相性はバッチリ。牛肉・豚肉・鶏肉なども美味しく食べられる。特にニンニクのパンチが効いていて、刺激的な辛さを楽しめるのもポイントである。

おすすめ2.S&B「李錦記 唐がらしみそ」

「李錦記 唐がらしみそ」は、エスビー食品が製造・販売している辛味噌である。粗挽き唐辛子とニンニクを使った辛味噌で、ストレートな辛さを楽しむことができる。また、辛味の中にコクを感じられるのも特徴だ。焼き料理や鍋料理などをワンランクアップさせてくれる調味料といえるだろう。

おすすめ3.馬場音一商店「青唐がらし味噌」

「青唐がらし味噌」は、長野県にある馬場音一商店が製造・販売している辛味噌である。通常の辛味噌と異なり、青唐辛子を信州味噌で炊き上げて作っているのが特徴。そのため、青唐辛子の辛味と信州味噌のうま味を一度に楽しむことができる。細かく切った青唐辛子がたくさん入っているのも特徴である。

6. 辛味噌に関するよくある質問

辛味噌
ここまで、辛味噌について詳しく解説してきた。しかしまだ「辛味噌のカロリーや糖質量がどれくらいか」や「辛味噌はどのように保存したらいいか」などが気になる人もいるだろう。そこで最後に辛味噌に関するよくある質問・疑問に回答する。

Q1.辛味噌のカロリーや糖質量はどれくらい?

辛味噌のカロリーや糖質量は使う食材や食べる量によって異なるが、例えば、ヱスビー食品の「李錦記 唐がらしみそ」であれば100gあたりのカロリーは96kcal、炭水化物量は19.8gとなっている。味噌の大さじ1の重さは約18gであるため、大さじ1のカロリーは17kcal程度、炭水化物量は3.6g程度。また、小さじ1のカロリーは6kcal程度、炭水化物量は1.2g程度となる。

Q2.辛味噌はどのように保存したらいいのか?

市販の辛味噌は、開封前は常温保存が可能だが、開封後は要冷蔵となっていることが多い。また、自家製の辛味噌も清潔なビンなどに入れて冷蔵保存を行うようにしよう。開封後に常温に置いておくと味噌の発酵が進んでしまい風味や劣化などが生じる可能性もあるので注意しよう。

結論

辛味噌は、生野菜・炒め物・鍋料理などさまざまな料理に使うことができる。また、辛味噌にしっかりとした味が付いているので、ほかの調味料を加えなくても簡単に美味しく味付けできる。食材さえあれば家でも簡単に作れるので、辛いものが好きならぜひ作ってみてはいかがだろうか。
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  • 公開日:

    2021年4月 8日

  • 更新日:

    2022年6月23日

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