1. 辛味噌は鍋にも使える

辛味噌は赤味噌を基本に豆板醤やにんにくのすりおろしを加えて作った、ピリ辛の味噌だ。そんな辛味噌は鍋に溶かしてスープとして使用することで、ピリッとコクのある鍋を作ることができる。辛味噌を使うことで、市販の鍋スープを購入するよりもリーズナブルに味わい深い鍋が作れるのが魅力だ。辛味噌には、にんにくも入っているので、スタミナ満点の鍋が完成するだろう。さらに辛味噌鍋を基本に、ちょっとした材料を加えるだけでアレンジ鍋も楽しめるので、辛味噌を使ってさまざまな味わいの鍋を作ることができる。
2. 辛味噌を使った定番の鍋を紹介

材料
まず辛味噌鍋に使うスープの材料は、味噌、みりん、鶏がらスープの素、豆板醤、おろしにんにくだ。さらに鍋の具材としておすすめなのが豚こま切れ肉、ニラ、もやし、厚揚げなどだ。鍋に入れる具材はとくに決まりはないので、自宅の冷蔵庫にあるものを使っても美味しく仕上がるだろう。
作り方
鍋に入れる具材を食べやすい大きさにカットしておき、鍋に酒と水を入れて煮立たせ、豚肉を加える。豚肉を加えるとアクが出るので取っておこう。そこにスープの材料である味噌、みりん、鶏がらスープの素、豆板醤、おろしにんにくを加えてから残りの鍋の食材を加えて火が通るまで煮る。最後にごま油を加えたら完成だ。豆板醤の分量で、辛さを自分好みに調整しよう。基本の作り方をマスターしておくことで、自分好みのアレンジ鍋にすることもできるだろう。
3. 辛味噌を使ったアレンジ鍋を紹介

中華風辛味噌鍋
辛味噌を使えば、簡単に中華風の火鍋を作ることができる。作り方は、フライパンにごま油を入れてにんにくと生姜のみじん切り、豆板醤、豚ひき肉を炒める。そこに水と赤味噌、甜面醤、酒、みりん、顆粒中華スープ、砂糖、醤油、オイスターソースを加える。あれば八角を加えるとより本格的な味わいになる。スープが煮立ったら花山椒とごま油を加えて白菜や水菜、もやし、きのこ類など好みの具材を加えて煮込んだら完成だ。
豆乳辛味噌鍋
辛味噌鍋に豆乳を加えることで、まろやかな味わいになり大人から子どもまで味わえる鍋になる。作り方は鍋に水と好みの野菜、鶏がらスープの素を入れて煮込み、煮立ったらそこに鶏肉、豆腐を加えて味噌とごま油、にんにく、コチュジャンを加えてさらに煮込む。最後に火を止めて豆乳とすりごまを加えたら完成だ。美味しく作るポイントは最後に豆乳を入れることだ。はじめに辛味噌鍋を味わい、途中から豆乳を加えて味の変化を楽しんでみるのもおすすめだ。
辛味噌バター鍋
辛味噌鍋にバターを加えることで、コクとまろやかさがプラスされる。作り方は、鍋にごま油とみじん切りしたにんにく、輪切りにした鷹の爪を入れて香りが出たら豚バラ肉を入れて軽く炒める。そこに白菜と大根、出汁を入れて煮込む。野菜に火が通ったら、木綿豆腐やネギ、しめじ、ニラなど好みの具材を加えて煮込む。最後に味噌とコチュジャンを入れて味を調えたらバターをのせて完成だ。辛味噌鍋にバターが溶けだしてより風味をよくしてくれる。
結論
辛味噌鍋はピリ辛の味わいがクセになると話題の鍋だが、そこに豆乳やバターをプラスすることで、まろやかでコクのある味わいにも変化させることができるので、大人から子どもまで家族で楽しめる鍋にすることができるだろう。市販の鍋の素を使うよりも自分好みの味付けにできるのもうれしい。豆板醤の量を調整しながら自分好みの辛味噌鍋を楽しんでみてもらいたい。
この記事もcheck!