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【ハスカップ】とは?栄養分や美味しい食べ方を知って堪能しよう

【ハスカップ】とは?栄養分や美味しい食べ方を知って堪能しよう

投稿者:ライター 岡畠紘美(おかはたひろみ)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2021年4月15日

北海道の特産物にハスカップという植物がある。菓子や清涼飲料水などに加工して出荷されることがあるため、ハスカップが使われた商品を見たことがある人もいるかもしれない。しかし、ハスカップの語源や食べ方、含まれる栄養などを耳にすることは少ないだろう。今回はハスカップとは何か詳細を知りたい人に向けて、基本的な情報から解説する。

  
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1. 北海道の植物・ハスカップとはいったい何?

ハスカップとは、主にシベリアや中国東北部などで自生している北方系の植物である。日本国内の自生地は、本州中部の高山や北海道だ。しかし、ハスカップの自生地は減りつつあり、近年では北海道での栽培が盛んとなっている。ハスカップという名の由来とは何かご存じだろうか。ハスカップはアイヌ語で、【枝の上にたくさんなるもの】を表す言葉が語源だ。ハスカップは、約1~2mの高さがある木の枝にたくさんの実をつけるためだろう。実は小さく、濃い紫色をしている。皮が薄く甘酸っぱい味が特徴で、生食が可能だ。
ハスカップと同じような特徴をもつ植物にブルーベリーがあるが、果実の形状に違いがある。ハスカップの実は、球体をしたブルーベリーの実とは異なり、ラグビーボールのような形だ。また、ハスカップの実はやわらかく潰れやすいため、ブルーベリーのように生のまま出荷されるよりも加工食品となることが多い。北海道内の空港でハスカップのワインやジュースを取り扱っていたり、「いろはす」という清涼飲料水に北海道限定商品としてハスカップ味があったりと、北海道民にとって親しみ深い植物である。

2. ハスカップの味や美味しい食べ方とは

ハスカップの味もまた、ブルーベリーとは少し違っている。ハスカップは甘みよりも酸味が強いことが特徴のひとつで、生食するとブルーベリーを食べたときよりも酸っぱく感じるだろう。ハスカップの食べ方は生食以外に、砂糖や塩で漬ける方法がある。北海道では古くから行われていた食べ方で、ハスカップを漬物にすることで保存食として利用していた。漬物以外に親しまれているハスカップの食べ方とは、菓子類だ。
北海道にある菓子店では、ふんわりとした口あたりが魅力のブッセや日持ちのするゼリーなどにハスカップを使用している。ほかにも、ヨーグルトにハスカップとはちみつを合わせたパフェをメニューに取り入れて、定番メニューとした店舗がある。また、ハスカップのほどよい酸味は和菓子にもピッタリで、北海道産の白いんげん豆から作ったあんことハスカップを混ぜた羊羹は、独特の味わいとなっている。家庭でハスカップを食べるのであれば、ジャムやパイ、パウンドケーキなどにして食べるのがおすすめだ。砂糖が含まれる甘い菓子によく合い、ハスカップの風味を堪能できるだろう。

3. ハスカップの栄養や効果とは

ハスカップのもつ栄養の中で、含有率が高いのはビタミンC・カルシウム・鉄だ。ビタミンとは、身体の機能を正しく保つ効果があるが、人体では作り出すことが難しく食物から摂取しなければならない有機化合物である。ハスカップに含まれるビタミンCは水溶性のビタミンで、体液に溶け込んでいるため、必要以上に摂取しても体内量が増え過ぎることは少ないと考えられている(※1)。カルシウムとは、身体の中に一番多く存在するミネラルだ。骨に影響を及ぼす栄養分で、足りないと骨粗鬆症や骨が十分に成長しない原因になったりする(※2)。
鉄とは、人間に必要なミネラルのひとつだ。不足すると貧血を起こしてしまうが、過剰摂取すると身体の不調につながるため注意が必要である(※3)。また、ハスカップには糖質も含まれているうえ、菓子類に加工されることが多い。砂糖やはちみつなどの糖質と一緒に摂取する機会が増えるため、栄養を摂取したいからといって食べ過ぎると、肥満につながってしまう可能性もある。ハスカップは、旬の時期にデザートとして食べるくらいがよいだろう。

結論

ハスカップとは、果実をさまざまな食品に加工することで、より美味しく食べられる植物だ。菓子として販売されているハスカップは、食べ過ぎには注意が必要だが、ビタミンやミネラルといった栄養を含んでいるため、適量をお茶請けや食後のおやつとして楽しんでみてほしい。
(参考文献)
※1 運営元:厚生労働省
該当ページ名:ビタミン | e-ヘルスネット(厚生労働省)
※2 運営元:厚生労働省
該当ページ名:カルシウム | e-ヘルスネット(厚生労働省)
※3 運営元:厚生労働省
該当ページ名:鉄 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
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  • 更新日:

    2021年4月15日

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