1. 冷凍餃子で揚げ餃子を作るコツと揚げ時間
食べごたえがあり、がっつり食べたいときにぴったりの揚げ餃子。揚げ時間は何分くらいなのか、キレイに揚げるポイントなど気になる人もいるだろう。ここでは冷凍餃子で揚げ餃子を作る方法や、本格的に美味しく仕上げるコツを紹介しよう。
冷凍餃子で揚げ餃子を作る方法
フライパンに油を入れて温度を160℃に熱する。160℃の目安は軽く水で濡らした菜箸を入れて細かな泡が静かに上がってくればOK。餃子に粉が付いているとキレイに揚がらないことがあるため、粉は落としておこう。あとは餃子を冷凍のまま中火で4~5分ほど揚げる。油の温度を180℃に上げ、皮がこんがりときつね色になったら引き上げる。180℃の目安は多量の泡が勢いよく上がるくらいを目安にするとよい。最後に油をきり器に盛り付ければ揚げ餃子の完成だ。
2. 冷凍の揚げ餃子の美味しい食べ方
揚げた冷凍餃子を美味しく食べる方法を紹介しよう。
揚げ餃子麺
休日のブランチに食べるのにおすすめの揚げ餃子麺を紹介する。まずボウルに豆板醤・しょうゆ・酢・ごま油を入れて混ぜ合わせタレを作っておく。トマトは一口大に切り、きゅうりとセロリは細切りにし、ピーナッツは砕いておく。
中華麺を茹でて冷水で洗い、水気を切り、塩こしょう、ごま油と和える。器に麺を盛り付けて野菜を上にのせ、揚げ餃子をトッピングしてピーナッツを散らし、豆板醤ダレをかければ揚げ餃子麺の完成だ。見ためがカラフルでボリュームもあり、一品で満足できるのが嬉しいポイント。
坦々風で味わう揚げ餃子
次に紹介するのは坦々風で味わう揚げ餃子だ。まず耐熱容器に豆乳・大豆ミート・味噌・鶏がらスープの素・豆板醤・おろししょうがを入れ、ラップをふんわりとかけて600Wの電子レンジで3分ほど温めてタレを作る。大豆ミートがなければ豚ひき肉でもよい。長ネギは斜め薄切りにし、水にさらして水気をきる。
器に揚げ餃子を並べてタレをまわしかけ、仕上げにすりごまと長ネギ、糸唐辛子をのせれば、坦々風で味わう揚げ餃子の完成だ。好みでラー油をたらして食べても美味しい。ほかにも野菜サラダの上に揚げ餃子をのせて、好みのドレッシングをかけて食べるのもありだ。
3. 冷凍保存用の揚げ餃子の作り方
次に揚げ餃子にする予定の冷凍餃子の作り方を紹介しよう。レパートリーに加えたくなるようなアレンジレシピを解説する。
カレー揚げ餃子
紹介するのはスパイシーな香りが食欲をそそるカレー揚げ餃子だ。キャベツはみじん切りにする。ボウルにキャベツと塩を入れ、ひと混ぜしてしっとりとするまでもんだら水気をしぼる。別のボウルに豚ひき肉・おろしにんにく・カレー粉・白ワイン・しょうゆ・はちみつ・油を入れ、全体が白っぽくなるまでこねる。キャベツを加えて混ぜ合わせ、あんを等分する。
餃子の皮にあんをのせる。あんを入れすぎると揚げるときに出ることもあるので、詰めすぎないこと。餃子作りでひだを作るのが苦手という人もいるだろう。ひだを作らなくても皮のフチに水を付け、しっかりと圧着すれば揚げるときに開くことはない。ひだ作りが苦手な人やお子さんでも作りやすいうえ、まとめて作るときにもおすすめ。
揚げ餃子用の餃子を冷凍保存するコツ
餃子を冷凍保存するときのポイントは、中の水分が皮にしみ出ないうちに冷凍室に入れること。バラバラになるよう冷凍すれば、使いたい分だけを取り出せて便利だ。冷凍方法はバットにラップを敷き、餃子をくっつかないように並べる。あとはラップをかけて冷凍室へ。一晩おいて凍ったら冷凍用の保存容器に移す。保存期間の目安は2週間ほどだ。
4. 揚げ餃子におすすめの市販の冷凍餃子
最後に揚げ餃子におすすめの市販の冷凍餃子を紹介しよう。
味の素冷凍食品株式会社「ギョーザ」
特徴は、焼き餃子に調理するときは、油や水なしで作れるところだ。誰が調理してもパリッパリの羽根が作れることも特徴のひとつ。焼くのはもちろん、揚げ餃子にしても煮ても茹でても美味しい。国産の野菜と肉が使用されており、具がギュッと詰まったジューシーな餃子だ。
株式会社みまつ食品「業務用餃子」
業務用餃子はラーメンやライスを引き立てるおかずとして極めた餃子だという。業務用なので1袋の量もたっぷり入っており、揚げ餃子をたくさん作れるのも魅力といえるだろう。
イオン株式会社「ギョーザ」
味の素のギョーザと同じく、焼きで調理するときは油や水が必要ない。ジューシーな仕上がりで、もちもちパリッとした薄皮がクセになる美味しさ。冷凍庫にストックしておくと、急に揚げ餃子が食べたくなったときに重宝する。
結論
冷凍餃子で本格的な揚げ餃子を作る方法を紹介した。アツアツの揚げたてをそのまま食べるのもありだが、紹介したように揚げ餃子麺で味わったり、坦々風で食べたり、いろいろとアレンジして楽しむのもおすすめだ。今後はただ揚げるだけではなく、いろいろな方法で揚げ餃子を堪能してみてはいかがだろうか。
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