1. バター風味が食欲そそる!新じゃがの煮っころがし
まずはじめに、新じゃがの特徴について解説していくので、知ってもらいたい。
新じゃがの特徴
通常のじゃがいもと比較して、新じゃがには水分が豊富に含まれている。また皮を含めて、全体的に柔らかいという特徴をもっている。新じゃがの収穫の時期は、春先から夏場になる。この時期になると、青果店やスーパーなどで「新じゃが」と表記されているものが並ぶので、注目してもらいたい。
ここからは、鍋で作るバター風味が美味しい新じゃがの煮っころがしの作り方を紹介していくので、参考にしてもらいたい。
バター風味の新じゃがの煮っころがし
新じゃがいもはよく洗い、芽を取り除く。皮付きのままでも、皮をむいてもどちらでもよいだろう。小ぶりの新じゃがいもであればそのままで、大きいようであれば乱切りにして面取りをしてから、水にさらしてアク抜きをしておく。鍋に出汁と新じゃがいもを入れて落としぶたをして、強火で煮ていく。沸騰してきたら砂糖と醤油を入れて、そのまま落としぶたをして中火で煮る。新じゃがいもに竹串がすっと刺さるくらい柔らかくなったら、一度火を止めて落としぶたをはずしてそのまま冷ます。再度中火にかけて、バターを煮汁に溶かし入れて全体にからめていく。器に盛り、好みで黒コショウをかけたら完成となる。
美味しく作るためのコツ
新じゃがいもは皮が薄く食べやすいので、皮をむかずにそのまままるごと食べられる調理をおすすめする。さらに、新じゃがいもは比較的小ぶりなものが多く包丁で切らずにそのまま調理ができるサイズのものが多いが、大きめで乱切りにする場合には面取りをしておくことで煮崩れしにくくなるので試してもらいたい。
新じゃがいもは冷ますことで味がよりしみてくるので、途中で一度火を止めインターバルを設けるとよいだろう。また仕上げにバターを加えることで、美味しさが格段にアップする。
新じゃがいもは冷ますことで味がよりしみてくるので、途中で一度火を止めインターバルを設けるとよいだろう。また仕上げにバターを加えることで、美味しさが格段にアップする。
2. 味噌でコクうま!新じゃがの煮っころがし
味噌味が美味しい新じゃがの煮っころがしの作り方を紹介していくので、参考にしてもらいたい。
味噌味の新じゃがの煮っころがし
新じゃがいもはよく洗い芽を取り除いてから、皮付きのまま一度茹でこぼし、柔らかくなるまで茹でて、ザルにあげておく。味噌、砂糖、酒、みりんを混ぜ合わせておく。鍋にサラダ油を熱してから新じゃがいもを入れて、鍋をゆすりながら炒めていき、焼き色を付ける。合わせておいた調味料を加えて、照りが出るまで絡めていく。器に盛ったら、完成となる。
美味しく作るためのコツ
味噌煮を作る際は柔らかく茹でてから、色が付くまで炒めていき、調味料を加えることで味噌の風味が活きてくる。新じゃがいもの小粒は皮が薄いので皮付きのまま使って、美味しさを余すことなく味わってもらいたい。また新じゃがの煮っころがしは食べごたえはあるが、見ためとしては色みがなく少し地味な印象なので、明るい色みの皿を使用するとよいだろう。
3. レンジで時短!新じゃがの甘辛煮っころがし
レンジを使うことで時短が叶う、新じゃがの甘辛煮っころがしを紹介していくので参考にしてもらいたい。
レンジを活用して新じゃがの甘辛煮っころがし
新じゃがいもはよく洗って芽を取り除き、小さければそのままで、大きければ一口大に切り、水にさらしておく。水気をきらずに耐熱皿に入れて、ラップをふんわりとかけたらレンジで加熱する(新じゃがいもに竹串がすっと通るくらいまで)。フライパンにゴマ油を熱して、新じゃがいもを入れ、皮にこんがりと焼き色が付くまでコロコロ転がしながら炒めていく。砂糖、醤油、みりんを加えて、水気を飛ばすようにしながら煮ていく。味がしっかりとなじんだら、完成となる。
美味しく作るためのコツ
新じゃがいもの皮は薄くて柔らかいので、皮ごと調理することをおすすめしたい。ぜひ、新じゃがいもの美味しさと栄養を余すことなく堪能してもらいたい。一緒に豚バラ肉などを加えることで、美味しさはもちろん、ボリュームもアップするだろう。
結論
本記事では、新じゃがの煮っころがしについて紹介してきた。バター味、味噌味、甘辛味とさまざまな味が楽しめる煮っころがしだが、好みのものは見つかっただろうか。ぜひ、新じゃがが市場に出回る旬の時期に、家族みんなで美味しい新じゃがの煮っころがしを味わってもらいたい。少し多めに作り、次の日の弁当の一品としても活躍することだろう。
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