1. フルーツの甘味と香辛料の風味が特徴のマンゴーチャツネ

まず、マンゴーチャツネがどのような調味料なのか、確認していこう。
マンゴーを煮詰めた調味料
そもそもチャツネとは、野菜や果物をスパイスと一緒に煮詰めた調味料だ。ジャムに似ているが、スパイスの香りが加わることにより、甘みやさわやかな辛さを感じられる。マンゴーチャツネは、マンゴーを材料に使うチャツネのことだ。マンゴー自体に甘酸っぱさや独特の香りがあるため、マンゴーチャツネも特徴的な味に仕上がる。インドを中心に、さまざまな国で親しまれている。
カレーに加えると美味しい
マンゴーチャツネの使い方は、カレーに加えるのが一般的だ。マンゴーチャツネの甘みや辛さがカレーの味と合わさり、複雑な味わいを楽しめる。とくに旨味やコクがプラスされるため、カレー好きな人にはとくにおすすめだ。また、マンゴーの味が好きな人も楽しめるだろう。輸入食料品店などでも売られているので、興味のある人は買ってみるのもよいだろう。
2. マンゴーチャツネの作り方

マンゴーチャツネは、自作することもできる。難しくはないので、ぜひ試してみよう。
材料の選択肢はさまざま
マンゴーチャツネに最低限必要なのは、マンゴーの果肉と何かしらのスパイスだ。スパイスは、たとえばナツメグやこしょう、クローブなどだ。
これに限らず、もっと味わいを豊かにするため、レシピによってさまざまな材料が追加される。レモンやしょうがの絞り汁、レーズンやにんにく、砂糖、はちみつなど、多彩な選択肢がある。また、チャツネの味付けには甘いものも酸っぱいものもある。マンゴーの味を消さないよう注意が必要なものの、基本的には好みで自由に選べる。まずは少なめの材料で作り、次回以降に材料を増やしていくのもよいだろう。
煮詰める
マンゴーチャツネの作り方はジャムに似ている。まずは、材料を小さめに切る。とくにマンゴーやほかのフルーツは、細かくしておくとあとが楽だ。
次に、材料をひと通り鍋に入れ、煮込んでいけばよい。水分が少ない場合は、弱火でゆっくり加熱し、マンゴーなどから水分を出そう。しばらく煮込むと、濃厚なペースト状になるが、多少形が残っていても問題ない。
完成したら、粗熱を取ってから消毒した瓶などに詰めよう。
マンゴーは熟したものでOK
マンゴーは、市販の熟したものを使えばよい。本場では熟す前の青い果実を使うのだが、熟したものでも美味しく作れる。未熟な果実はなかなか店頭に並ばないので、無理して手に入れなくても問題ない。
3. マンゴーチャツネおすすめの使い方

マンゴーチャツネを作ったら、美味しいうちにどんどん食べたい。ここでは、おすすめの使い方をいくつか紹介する。
カレー
まずは、マンゴーチャツネを定番のカレーに使ってみよう。市販のルウを使ったカレーに加えるだけでも普段とは違う味を楽しめるが、せっかくならスパイスをきかせたカレーに加えるのがおすすめだ。マンゴーチャツネの味付けを調整すれば、子ども向けのカレーにも十分使えるだろう。
ミートソース
ミートソースをいつもとひと味違った風味にしたいなら、マンゴーチャツネを加えてみよう。とくにトマトの味がしっかりきいたソースと相性がよく、さっぱりとした味を楽しめる。パスタに使うなら、スパイスを強めにきかせるのがおすすめだ。好みで調整してもよいが、あまり甘い味付けは合わないかもしれない。
鶏肉料理
マンゴーチャツネの風味は、肉類の中でもあっさりした鶏肉によく合う。煮込み料理に加えるグリルチキンのソースに使うなど、さまざまな方法で組み合わせられる。むね肉やもも肉など幅広い部位と相性がよいので、使い方に悩んだら鶏肉に使ってみるのもよいだろう。
結論
マンゴーチャツネは、マンゴーにスパイスや砂糖などの味をきかせた調味料だ。輸入食料品店などで買ってもよいが、市販の材料を使って自作もできる。カレーをはじめとして、さまざまな料理に使えるので、意外と早く減るかもしれない。食べたことのない人も、ぜひ試してみてはどうだろうか。
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