1. 生のきゅうりをそのまま!人気の食べ方とは

生のきゅうりをそのまま食べる場合、最も人気なのは、まるごと1本のきゅうりを丸かじりするという食べ方になるようだ。確かに、丸かじりは、きゅうりの魅力である歯ごたえやみずみずしさを堪能できる食べ方といえそうだ。
新鮮なきゅうりであれば、何もつけずにそのまま丸かじりしても問題なく美味しいかもしれないが、塩や味噌、マヨネーズをつけて丸かじりするという食べ方が、やはり人気のようだ。
サラダにして食べるという食べ方も、生のきゅうりの定番中の定番の食べ方といえるだろう。一緒に加える食材によって、それこそ数限りなくサラダのバリエーションの幅を広げることができるのも魅力。
このほか和え物や酢の物にするというのも、人気の食べ方になるようだ。どちらの食べ方も、サラダ同様に、さまざまな食材と組み合わせることで、バリエーションの幅を限りなく広げることができる。さらに塩もみにし、即席漬けにして食べるという方法も、人気の食べ方として外せない。
どのような食べ方をするにしても、生のきゅうりをそのまま食べる場合は、下ごしらえとして、板ずりをすると、より美味しく食べることができる。板ずりとは、きゅうりの両端を少し切り落としたあと、塩をふったまな板の上に、きゅうりをのせてコロコロと転がすこと。きゅうりの青くささやイボをとるためにおすすめの方法になる。
なお、きゅうりは、切り方によって食感が異なってくる。輪切りなど繊維を断つように切ると、噛みやすくなり、千切りなど繊維に沿って切ると、歯ごたえを堪能できる。
2. きゅうりをおかずにアレンジ!おすすめの食べ方

和え物やサラダ、漬け物、酢の物など、副菜に使うというイメージの強いきゅうりだが、メインのおかずに使っても美味しく食べることができる。 おすすめの食べ方をいくつか紹介しよう。
冷や汁にする
宮崎県の郷土料理としてもおなじみの冷や汁。豆腐、あじの干物などを加えることで、汁物と主菜を兼ねることができる。冷や汁は、ごはんにかけて食べるのがオーソドックスな食べ方になる。
豚肉を巻いて焼く
きゅうりは加熱しても美味しい。縦長に切ったきゅうりを豚肉で巻き、油をひいたフライパンで焼くだけと作り方は簡単。ベーコンを巻いてもOK。味付けは、塩コショウや焼き肉のたれを絡めるなど、好みで自由にどうぞ。
卵やエビと一緒に炒める
フライパンにごま油を入れ、斜め薄切りにしたきゅうりとむきえび(冷凍)と溶き卵を炒め合わせ、塩コショウで味を調えるだけと、こちらも作り方はとても簡単。塩コショウの代わりに、醤油、砂糖、酢を使って甘酢仕立てにしても美味だ。
3. むくみに!栄養を活かしたきゅうりの食べ方

「世界一栄養のない野菜」などという不名誉な称号を与えられているきゅうりだが、これはもちろん誤解で、「世界一カロリーの低い果実」として、ギネス登録されたことで、間違った解釈が広まってしまったようだ。
きゅうりには、各種ビタミン、ミネラルが含まれている。中でも、カリウムの含有量が多く、100g当たり、200mg含まれている。カリウムは、余分な塩分を排出し、むくみや高血圧の予防をする働きが期待できることで知られている。
また、きゅうりにはシトルリンと呼ばれるアミノ酸の一種も豊富に含まれている。シトルリンは、末梢血管の血流をよくする働きで注目されていて、さまざまな健康効果が望める。
これらの栄養素は、きゅうりの皮の部分に多いので、栄養を最大限に活かす食べ方としては、皮ごと食べる方法がおすすめできる。
結論
きゅうりのおすすめの食べ方について紹介した。いますぐにでも試したくなる食べ方を見つけていただけたのであれば、うれしい限りだ。旬の時期のきゅうりは、美味しいだけでなく、手頃な価格で入手できるのも魅力。これを機に、きゅうりのいろいろな食べ方を楽しんでほしい。
この記事もCheck!