1. ズッキーニのトマトスープ

トマトは、ズッキーニと相性のよい食材の代表格である。ズッキーニをたっぷり加えて、食べごたえのあるトマトスープを作ろう。フレッシュトマト、トマト缶、トマトジュースという3つの食材から選んで作ることができる。それぞれの作り方を見ていこう。
ズッキーニとフレッシュトマトのスープ
鍋に湯を沸かし、ざく切りにした生のトマトと、薄切りにしたズッキーニと玉ねぎを入れる。スープの素を加えて、野菜が柔らかくなるまで煮込む。仕上げに塩こしょうで味を調えれば完成だ。好みでドライバジルをふると美味しい。
ズッキーニとトマト缶のスープ
鍋にサラダ油をひき、みじん切りにした玉ねぎと1cm幅の半月切りにしたズッキーニを炒める。トマト缶を潰しながら加え、水、スープの素、砂糖を入れて煮立てる。アクを取り、弱火にしてさらに5分ほど煮込む。塩こしょうで味を調え、好みで粉チーズを加えよう。器に注ぎ、ドライパセリをふれば完成だ。
ズッキーニとトマトジュースのスープ
油をひいた鍋に、食べやすい大きさに切ったベーコンかウィンナーと、半月切りにしたズッキーニを炒める。トマトジュースと同量の水、スープの素を加えて煮る。塩こしょう、砂糖で味を調えたら完成だ。ナスを一緒に炒めるとより美味しい。
2. 夏野菜とズッキーニのコンソメスープ

具だくさんのスープを食べたいときにおすすめなのが、ズッキーニとほかの夏野菜を組み合わせる作り方だ。ナスやパプリカ、いんげんなど、たっぷりの夏野菜をズッキーニと一緒に煮込んで作ろう。夏野菜だけでなく人参や玉ねぎも加えると、甘みが出て美味しくなる。味付けはコンソメであっさりと仕上げよう。
夏野菜とベーコンのコンソメスープ
すべての野菜を一口大に、ベーコンは1cm幅程度に切る。鍋に湯を沸かし、切った野菜とベーコンを入れて煮込む。人参やかぼちゃなど火の通りにくい野菜は水から煮て、ほかの野菜はあとから加えるとよい。野菜が柔らかくなったら、コンソメと塩こしょうで味付けし、少し煮れば完成だ。
夏野菜と卵のコンソメスープ
ズッキーニと好みの野菜を薄切りや角切りなど細かめに切る。鍋に湯を沸かし、切った野菜を入れて柔らかく煮る。沸騰させたところに溶き卵をゆっくり回しながら流し入れる。浮いてきたらゆっくりと大きくひと混ぜして火を止めよう。スープをしっかり沸騰させた状態で卵を入れ、浮いてくるまで待つことで卵がふわふわになる。
炒め野菜のコンソメスープ
野菜を切ってそのまま煮込んでも美味しいが、玉ねぎやズッキーニ、ナスなどは炒めて油を絡ませてから煮込むとより美味しい。鍋に油をひき、ベーコンやウィンナー、野菜を炒め、水を注いで煮込む。コンソメと塩こしょうで味付けしたら完成だ。
3. 手羽元の旨みたっぷりズッキーニのスープ

コンソメやブイヨンなどスープの素を使用しなくても、鶏手羽元を使えば美味しいスープを作ることができる。鶏手羽元は骨にも旨みがあるため、水からしっかり煮るのがポイントだ。ズッキーニのあっさりとした味と手羽元のコクがよく合って絶品である。
手羽元でスープを作る
鍋に水と手羽元を入れ、強火にかけて沸騰させる。アクを取り除き、塩こしょうを加えて中火で30分煮込む。白ワインを入れるとより美味しい。時間があれば、1時間以上煮込むとスープにしっかりと旨みが出る。
ズッキーニを煮る
手羽元のスープができてから、切ったズッキーニを入れて煮る。また、ナスやパプリカなどの夏野菜、きのこなどを一緒に煮ても美味しい。
おすすめの味付け
さっぱりと塩こしょうのみで仕上げても美味しい。レモンを絞るとさわやかな風味を楽しめる。また、醤油とみりんを加えて和風にしたり、トマト味やスープカレーにアレンジしたりするのもおすすめだ。
結論
ズッキーニは、トマトをはじめとした夏野菜や、ベーコンやウィンナー、卵などさまざまな食材との相性がよいため、組み合わせを変えることで簡単にスープをアレンジできる。また、コンソメなどスープの素を使用する作り方だけでなく、鶏手羽元を煮込むなどスープのベースを変えるのも楽しい。
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