1. ごま油が効いた海苔のおつまみ
海苔と相性のいい調味料といえば、ごま油だ。海苔のおつまみを作るときにごま油を使えば、簡単なのに風味豊かで本格的に仕上げることができる。まずは、海苔・ごま油・塩の三つで作れるおつまみを紹介しよう。海苔の片面にごま油をハケで塗り、塩をふる。中火で熱したフライパンで両面を5分ずつ焼き、食べやすい大きさにカットすれば完成。これだけで、お酒がすすむ韓国海苔風おつまみになる。
夏場に手に入りやすいきゅうりは、塩もみしてから一口大に切り、しょうゆ・ごま油・おろしにんにくなどと和え、仕上げに海苔を加えれば、おつまみとして楽しめる。もっと手軽におつまみを作りたいなら、レタスがおすすめ。ごま油・しょうゆ・鶏がらスープの素・にんにくなどを合わせたボウルに、レタスをちぎり入れて和え、仕上げに海苔を散らせば完成。包丁いらずで、やみつきのおつまみが楽しめるだろう。
2. レンジで簡単な海苔のおつまみ
海苔を使ったおつまみは、火を使わずレンジで簡単に作ることができる。まずは、海苔が湿気たときのリカバリー法としてもぜひ知っておきたい、つくだ煮の作り方を紹介しよう。容器に、小さくちぎった海苔と水・しょうゆ・砂糖・みりんを入れ、レンジにかける。水分が飛び、ツヤが出てきたらつくだ煮の完成だ。ごはんにのせるほかにも、チーズやトーストに合わせても美味しい。
海苔のおつまみを作るなら、ぜひ合わせたい食材がチーズだ。耐熱皿に海苔を置き、その上にチーズをのせてからレンジで加熱。ほどよく溶けたチーズと海苔の絶妙な相性が楽しめる。野菜を使ったおつまみをレンジで作りたいなら、キャベツがおすすめ。一口大に切ったキャベツを耐熱ボウルに入れ、しんなりするまでレンジで加熱する。韓国海苔を入れ、ごま油やしょうゆなどで和えれば、野菜もたっぷり食べられるおつまみの完成だ。
3. ローカロリーな海苔のおつまみ
焼き海苔のカロリーは、100gあたり188kcal。ナトリウムやカリウム、葉酸などの栄養分を含んでいる(※)。ローカロリーとされている海苔でおつまみを作るときは、組み合わせる食材も工夫してカロリーを意識してもいいだろう。体重制限中でも食べやすい肉の一つが、ささみ。筋を取って湯通しし、手で割いておく。薄切りにした長ネギと、ごま油・塩・ラー油などでささみを味付けして、完成。適量を海苔で巻きながら食べるタイプのおつまみだ。
体重制限中に重宝する豆腐も、海苔との相性がいい食材。オクラやかつお節をのせた豆腐に、海苔を散らしてしょうゆで食べてもお酒がすすむおつまみになる。豆腐にのせる食材は、季節や好みに応じて変えてもいいだろう。体重制限中でも罪悪感なく楽しめるよう、海苔のおつまみでカロリーを気にせずお酒を楽しもう。
4. 通販で人気!そのまま食べたい海苔のおつまみ
海苔のおつまみは、通販でも人気の商品となっている。とくに、そのまま食べられるよう、味付けがされている海苔は種類も豊富だ。全国各地から取り寄せて、食べ比べてみるのも楽しいだろう。
株式会社山本海苔店「おつまみ海苔3缶詰合せ」
梅、わさびごま、明太子の3種類の味付けがされた海苔が、各20gずつセットされた商品。これだけで、立派な酒のアテになる。
株式会社七福屋「七福屋の特撰大判味付海苔卓上80枚」
2010年から3年連続でモンドセレクション金賞を受賞した逸品。国産の昆布やかつお節からとられた出汁で煮込んだパリパリ食感の海苔は、おつまみとしても人気を博している。
株式会社風雅「バターの風味が薫る大人のおつまみ海苔」
ワインやビールとの相性もバツグン。洋風に味付けされた海苔で、いつもと違う晩酌を楽しめそうだ。
結論
家に食材が何もないときでも、海苔はそのままでおつまみになってくれる頼もしい存在だ。家での晩酌タイムにササっと海苔のおつまみを作ることができれば、家族にも好評なはず。レンジで簡単にできるものもあるので、ぜひトライしてもらいたい。
(参考文献)
※ 文部科学省 藻類/あまのり/焼きのり - 一般成分-無機質-ビタミン類-アミノ酸-脂肪酸-炭水化物-有機酸等
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=9_09004_7
※ 文部科学省 藻類/あまのり/焼きのり - 一般成分-無機質-ビタミン類-アミノ酸-脂肪酸-炭水化物-有機酸等
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=9_09004_7