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知っておくと安心!【焼豚】のカロリーと栄養素を一挙紹介!

知っておくと安心!【焼豚】のカロリーと栄養素を一挙紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2021年7月14日

大人から子どもまで幅広い世代に人気の焼豚。数ある肉料理の中でも、焼豚には目がないという人は多いだろう。美味しいだけに、ついつい食べ過ぎてしまうことになりやすいが、やはり気になるのはカロリーだ。そこで今回は、焼豚のカロリーに関するお役立ち情報について、これから詳しくお伝えしよう。

  

1. 焼豚のカロリーを部位別に紹介

焼豚のカロリーは、使用されている豚肉の部位によって、異なってくる。豚肉は部位により、カロリーが異なるためだ。あくまでも推定値であるが、一般的な調理方法と調味料を使って焼豚を作った場合、焼豚100g当たりの部位別のカロリーは以下のようになる。
豚バラを使用した焼豚 230kcal
豚肩ロースを使用した焼豚 201kcal
豚ももを使用した焼豚 167kcal
また、焼豚は、ごはんや麺と組み合わせて食べることが多いが、その場合は、ごはんや麺のカロリーが加わることになる。その場合のカロリーは、豚肉の部位だけでなく、焼豚の量やごはんや麺の量によっても異なってくる。ちなみに、ごはん100g当たりのカロリーは、168kcalで、中華麺100g当たりのカロリーは149kcalである。いずれにせよ、豚バラの焼豚との組み合わせが最も高カロリーで、豚ももの焼豚との組み合わせが最も低カロリーであることだけは明らかだ。

2. 焼豚とほかの肉類とのカロリー・糖質・脂質を比較

2020年の文部科学省の食品成分データベースを参考にして、焼豚とほかの肉類(ハムやベーコンなどの加工肉)の100gのカロリー・糖質・脂質を比較してみた。結果は以下の通りになる。
ちなみに文部科学省が提供している食品成分データベースの焼豚の100g当たりのカロリーは166kcal、糖質は5.1g、脂質は8.2gとなっているので、比較するうえでこの数値を基準にした。
焼豚 カロリー166kcal 糖質5.2g 脂質8.2g
豚バラベーコン カロリー400kcal 糖質0.3g 脂質39.1g
ロースベーコン カロリー202kcal 糖質3.2g 脂質14.6g
ショルダーベーコン カロリー178kcal 糖質2.5g 脂質11.9g
ロースハム カロリー211kcal 糖質2.0g 脂質14.5g
ウインナーソーセージ カロリー319kcal 糖質3.3g 脂質30.6g

3. 意外と低カロリーで栄養もある焼豚

上記の比較でもわかるように、ほかの加工肉類と比較した場合も、焼豚のカロリーは、意外と低いことがわかる。
また、焼豚は、三大栄養素であるたんぱく質、脂質に加え、各種ビタミンを豊富に含んでいる。たんぱく質は、必須アミノ酸をすべて含む良質のたんぱく質であり、ビタミンB1の含有量も全食品の中でもトップクラスだ。ビタミンB1は、糖質の代謝に関与するビタミンで、糖質を速やかにエネルギーに変換する働きがあることで知られている。

4. 焼豚をカロリーオフする方法

焼豚をカロリーオフするためには、脂質の多い豚バラや豚肩ロースの使用を避け、比較的脂身が少なくカロリーも低い、豚もも肉を使って焼豚を作る方法がおすすめできる。あるいは、豚肉の代わりに鶏胸肉と使うという方法も一案だ。
また、一緒に合わせるごはんや麺類などの炭水化物を、極力控えるようにするとよいだろう。
どうしても豚バラを使用したい場合は、調理の段階で極力油を落とす方法を試してみよう。たとえば、下茹でするだけでも余分な油は落とせるし、豚肉に焼き色をつける際に油を使用せずに焼いて、豚バラから出てきた油を極力取り除くことでも、ある程度カロリーをオフすることができる。調味料に砂糖を使わずに塩豚にするという方法もありだろう。

結論

焼豚の部位別のカロリーや、ほかの肉類との比較、焼豚の特筆すべき栄養、カロリーオフする食べ方など、焼豚のカロリーに関するお役立ち知識についてお伝えした。今後、焼豚を作ったり食べたりする際に、参考にしていただければ幸いだ。
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  • 公開日:

    2021年6月16日

  • 更新日:

    2021年7月14日

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