1. 本格的なビビン麺の作り方

はじめに、本格的なビビン麺の作り方を解説していく。ビビン麺に使用する麺は蕎麦粉を主原料とした冷麺であり、小麦粉を主原料とした日本の冷麺とは異なるので注意してほしい。また、本格的なビビン麺に使用するタレは1週間ほど熟成させるため、事前に仕込みが必要だ。
使用する材料は、すりおろした玉ねぎとパイナップル、しょうゆ、粉唐辛子、コチュジャン、水あめ、砂糖、ごま油、酢、おろし生姜、おろしにんにく、ごま。これらをすべて混ぜ込み冷蔵庫の中で熟成させるのだ。熟成させることで唐辛子と野菜がまろやかに溶け込むのである。
そして、茹でた冷麺にきゅうりの千切り、茹で卵をトッピングし、熟成させたタレをかければ完成だ。
2. 人気のそうめんビビン麺の作り方

本来は蕎麦粉が主原料の韓国冷麺を使用するが、どこでも気軽に購入できることからそうめんを使ったビビン麺も人気である。また、タレについても即席で作れるものを紹介する。
ボウルにコチュジャン、粉唐辛子、醤油、砂糖、酢、ごま油、白ごまを混ぜておき、素麺を茹でる。茹であがったら冷水でもむように洗い、しっかり水をきっておく。ボウルにそうめんを入れ、タレとよく混ぜたら皿に盛り付け、千切りにしたきゅうりや、茹で卵をのせたら完成。
タレを作るときのポイントは、コチュジャンによって甘さが異なるため、味を確認しながら量を調整することだ。また、砂糖以外にはちみつや水あめを使用してもよい。さらに刺激のある味にしたい場合は、すりおろしたにんにくや玉ねぎを加えるのがおすすめである。
3. 簡単なビビン麺の作り方アレンジ

カロリーや糖質を気にしている人におすすめしたいのが、麺をしらたきに置き換えたビビン麺である。しらたきはこんにゃくが原料であり、そのほとんどが水であることから100gあたり6kcalと非常に低カロリーなのだ。そのため、小麦粉などを使用した通常の麺と比べてカロリーと糖質を大幅にカットすることができる。
また、不溶性食物繊維が豊富に含まれており、糖質や脂質などの吸収を緩やかにしてくれるのである。さらに、水洗いするだけで食べることができるため、麺を茹でる手間を省くこともできるのだ。
そのほかの簡単なアレンジとしては、麺にスパゲティを使用したり、ひき肉を炒めてタレで味付けしてから麺と絡める方法などがある。ほかには大根や水菜、キムチ、蒸し鶏などがおすすめの具材だ。
4. 韓国のインスタントビビン麺の作り方

輸入食品を取り扱う店舗などでは、韓国のインスタントビビン麺が販売されている。日本語パッケージになっているため、作り方も日本語で記載されているが、少しコツが必要であるため紹介したい。
袋に記載されている通り、麺を3分茹でて湯きりし、水で洗って冷やしたあと、器に移しソースと混ぜ合わせる。ここで必要なコツは、このソースが粘性で混ざりにくいため、スプーン1杯ほどの水を混ぜることだ。そうすると混ぜやすくなり、まんべんなく麺と絡めることができる。あとは好みの具材をのせるだけである。
味は本場韓国のビビン麺であるためかなり辛い。しかし、辛さだけでなく酸味や甘みも感じられる味付けになっているのだ。
結論
ビビン麺は韓国冷麺を使用した混ぜ麺である。味付けはコチュジャンや唐辛子がベースになっており、甘辛い味付けが特徴だ。麺は非常に細く、そうめんに似ていることから、日本ではそうめんを使用したレシピも多くある。麺をしらたきやスパゲティにアレンジして楽しむことも可能なので試してみてほしい。
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