1. 日本酒に合わせたいズッキーニのおつまみ

ズッキーニは和食にも応用できる野菜である。そのため、日本酒のおつまみとなる一皿を作るのにもそれほど苦労しない。ズッキーニの優しい食味を、日本酒のおつまみとしてぜひ楽しんでみよう。
一般的な和食に使えるズッキーニ
日本酒のおつまみとしてもいけそうな和食のレシピに、ズッキーニを活用できる。たとえば天ぷらである。カリカリに揚げたズッキーニの天ぷらに、塩をさらっとふるだけで日本酒のための極上のおつまみとなる。また、焼きびたしや和え物などクラシカルなおつまみの具材として、ズッキーニをぜひ取り入れたい。
魚と大葉を組み合わせて
少し手の込んだおつまみを作りたい場合は、ズッキーニと魚を組み合わせるのもよい。たとえば鯵である。おろした鯵に片栗粉をつけてオリーブオイルでソテーし、ズッキーニをはじめとする夏野菜を加えて塩こしょうで味付けする。切った大葉をトッピングして、レモン汁をキュッと絞れば気のきいたおつまみになる。
ズッキーニを春巻きに
ズッキーニを縦に切り、ソーセージとともに春巻きに巻いてあげてみるのも手である。ディルなどのハーブをきかせると、フルーティーな日本酒には絶好のおつまみである。女性陣にも喜ばれそうな一皿となる。
2. ワインに合わせたいズッキーニのおつまみ

パートナーと2人の夕食やパーティーでワインを楽しむシーンでも、ズッキーニは大いに出番がある。夏ならば冷やした白ワインでズッキーニのおつまみをつまめば、昼の疲れもふっとぶだろう。具体的にどんなおつまみができるのか、いくつかのアイデアを見てみよう。
白ワインに合わせるズッキーニ
そもそも淡白な味わいのズッキーニは、白ワインのおともに最適である。粉チーズを入れた衣をつけて揚げたり、ズッキーニ入りのオムレツにしたり、カルパッチョ風に生で食べてもよいおつまみになる。フォカッチャに細切りのズッキーニとチーズをのせてトースターで焼いたものや、マリネなどのカジュアルな料理でも充分におつまみになる。
赤ワインには合う?
ズッキーニを赤ワインに合わせたい場合には、トマト風味を加えるとよい。ズッキー二やパプリカ、ナスなどの夏野菜にトマトを加えて、ラタトゥイユにすれば赤ワインでも耐えうるおつまみとなる。また、牛肉などの赤身の肉とともに炒めたり、肉巻きにして濃いタレをまぶしても乙である。ひき肉とともに、チーズたっぷりのグラタンにしても赤ワインが美味しくなる。ズッキーニのマリネも、生ハムなどを加えると軽めの赤やロゼとマッチするだろう。
3. ビールに合わせたいズッキーニのおつまみ

汗だくで帰宅すれば、まずまっ先に手に取りたいのはよく冷えたビールである。ズッキーニのおつまみもそれに合わせて、カジュアルに楽しみたい。気軽にできるズッキーニのおつまみのいくつかを紹介する。
時短でできるズッキーニのおつまみ
ビールのおつまみの中でも時短でできるもののひとつに、炒めものがある。ズッキーニとベーコン、ズッキーニとアンチョビなどなど、塩気のきいた食材とともに炒めてみよう。にんにくをきかせれば、よりおつまみらしい香りが立つだろう。また、ジャガイモやソーセージとともに炒めて、黒胡椒やとろけるチーズをトッピングしても豪快なおつまみとなる。
時間があるときは
時間に余裕がある場合は、ズッキーニの代表的なレシピであるスカペーチェはどうだろう。ニンニクをきかせて炒めたズッキーニを、酢につけて酸味を出した料理である。作り置きもできるのがメリットである。また、食品庫にコンビーフがあれば、ズッキーニをボート型にしてマヨネーズと和えたコンビーフをのせ、トースターで焼いてもよい。庶民的でビールのおともにはもってこいのおつまみとなる。
結論
繊細な食味のズッキーニも、合わせる食材や味付けによっておつまみに変身できる。日本酒であれば和の料理や魚と合わせればよいし、ワインであれば地中海をイメージしたメニューで楽しめるだろう。ビールのあてにするならば、あまり肩に力を入れずにカジュアルな料理で堪能したい。さまざまなズッキーニのおつまみで、夏の夜を彩ってみてほしい。
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