1. ホクホク食感が美味しい!ズッキーニのソテー

ズッキーニは味にも食感にも癖がなく、合わせる食材だけではなく味付けも自在にできるのがうれしい。また、皮のほどよい固さと内部の柔らかさのバランスも絶妙で、ソテーにするだけでつけあわせなどの一品として活躍してくれる。シンプルにズッキーニを楽しむためのソテーレシピをいくつか紹介する。
オリーブオイルで究極のシンプリシティ
地中海地方でよく食べられるズッキーニは、当然のことながらオリーブオイルとバツグンの相性を誇る。薄く切ったズッキーニをオリーブオイルでソテーし、軽く塩をふって食べるだけで十分に美味しい。0.5mmほどの厚さに切ったズッキーニならば、両面をそれぞれ3分ずつソテーすれば火が通る。好みで胡椒や酢、マヨネーズやレモンのしぼり汁で味付けをし、最後にハーブを散らしてもよい。バター醤油味もマッチする。
つけあわせにも最適
シンプルで食べやすいズッキーニのソテーは、メインディッシュのつけあわせにも最適である。白身魚や鶏肉などの淡白なおかずにはとくによく合う。夏に旬を迎えるズッキーニは、あっさりと食べられるおかずと合わせやすいのがメリットである。
2. ズッキーニとじゃがいものチーズソテー

癖のないズッキーニは、淡白な味わいである。そのため、ズッキーニだけで調理すると物足りなさを覚える人もいるかもしれない。子どものいる家庭ならば、ズッキーニを使ってお腹を満足させる一品を作りたい。そこでじゃがいもとチーズを使用してみよう。
じゃがいもとチーズでイメージは一新
ズッキーニの優しい味わいも、じゃがいもやチーズを加えることで一気にパワフルになる。火が通りやすいように薄切りにしたじゃがいもとズッキーニを炒めて、最後に粉チーズをかけるのである。さらに、ベーコンやきのこ類を投入してもコクが出る。仕上げに黒胡椒を挽けばつまみとしてもいける料理となる。
具材をコロコロに切って違う食感も
通常は火が通りやすいように薄切りにするズッキーニとじゃがいもであるが、あえてコロコロに切ってホクホク感を味わってもよい。じゃがいものほうが火が通りにくいので、ズッキーニはあとからフライパンに投入してソテーするのがコツである。粉チーズをかける際には、胡椒やイタリアンパセリを散らしてアクセントをつけても美味しい。
細切りにしてガレット風に
ズッキーニとじゃがいもを細かく細切りにして、とろけるチーズで生地にすればガレット風になる。この場合もベーコンやハムを入れると子どもが喜ぶだろう。ほどよく焼き目がついたガレット風のソテーは、薄切りとはまた異なる食味で家族の人気を博すだろう。
3. 醤油バターが香ばしい!かぼちゃとズッキーニのソテー

ズッキーニはウリ科カボチャ属の野菜である。そのため、カボチャとも相性がよい。舌触りが異なる2つのウリ科の食材を、ソテーで楽しんでみよう。
バター醤油風味で楽しむ
ズッキーニと比べるとカボチャのほうが火を通すのに時間がかかる。また、ズッキーニからは水分も出るため、それぞれ別にソテーをしてほどよく火が通ったところで混ぜ合わせるのがベターである。それぞれオリーブオイルでソテーしたあと、ズッキーニとかぼちゃを混ぜてバターと醤油を落とすのである。それぞれの食材の甘さが引き立つこと間違いない。
そのほかの味付けでも
ズッキーニとカボチャは、バター醤油以外の味付けでも美味しく食べることができる。オリーブオイルと塩胡椒だけのシンプルさも捨てがたいが、ガーリックでパンチをきかせてもいける。梅酢などで夏らしく仕上げるのも手である。
結論
ズッキーニのソテーは、料理初心者にも問題なくクリアできる点が好ましい。メインディッシュの付け合わせにしてもよいし、じゃがいもなどを加えて育ち盛りを満足させる料理を作ることも可能である。さまざまな食材や味付けとコンビネーションし、より身近な野菜としてズッキーニを楽しんでほしい。
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