1. ズッキーニの切り方:焼肉やカレーに入れるなら輪切り

ズッキーニの切り方として最も一般的な輪切り。ズッキーニは包丁の刃も通りやすく、料理の超初心者にも向いている野菜である。ズッキーニの輪切りを使ってどんな料理を作ることができるのか説明する。
定期的に登場するカレー
子どもがいる家庭はもちろん、大人だけでも深い味わいを楽しみたいのがカレーである。一口に輪切りといっても、厚さによって食感はかなり異なる。ズッキーニは果肉の部分がかなり柔らかいので、カレーにする際にも1cmほどの厚さがあるほうがその甘さを堪能できるだろう。ズッキーニ同様、夏野菜であるナスやトマトも大きめに切り、具材の美味をより味わいたい。
サクッと美味しい天ぷらも
洋野菜のひとつとして知られるズッキーニであるが、和食にも登場頻度が高い。自宅で和食に応用する際の代表が天ぷらである。ズッキーニを天ぷらにする場合も、輪切りにすると調理しやすく食べやすい。サクッと揚げた衣の部分と、ズッキーニの果肉のジューシー感が絶妙である。
シンプルな炒めものに
料理初心者にとってもっとも気軽にできる料理、それが炒めものである。肉類を炒める際には、ズッキーニの輪切りを加えて彩りよく作ることができる。ズッキーニの輪切りは5mm程度にすると火が通りやすい。焼肉のタレなどを使って炒めれば、白いごはんがすすむおかずが完成するのである。
オシャレなラタトゥイユ
家庭でできるフランス料理の代表ラタトゥイユにも、ズッキーニの輪切りが役に立つ。パプリカやナスとともにズッキーニを薄く輪切りにして、ミリフィーユのように重ねていくのである。気分も高揚するキレイな色の料理で夏の食卓を盛り上げたい。
2. ズッキーニの切り方:ピクルスなら輪切りやスティック状

ズッキーニなどの夏野菜にふさわしい食べ方のひとつがピクルスである。酸味のきいた刺激的な味わいは、盛夏の食欲を刺激してくれるのが長所である。酢やワインビネガーをきかせたピクルスにする場合、ズッキーニはどのような切り方をするのがよいのであろうか。
味をしみやすくするための輪切り
ピクルスにするための酢をよくしみ込ませるためには、ズッキーニを輪切りにするとよいだろう。厚さは食感の好みにもよるが、5mm前後で問題ない。酢だけではなく、からしやニンニク、粒胡椒、香草なども加えてオシャレに仕上げたい。また、ミニトマトをともにピクルスにするという手もある。トマトの甘さが酸味と相まって格別の美味しさである。
食べやすくスティック状に
ズッキーニのピクルスをパーティーなどに供する場合には、食べやすくスティック状にしてみよう。1cm角ほどに切れば、つまんで食べるにも格好の太さである。スティック状のピクルスを作る際には、パプリカやニンジンなどズッキーニの緑に映える色合いの野菜を加えることをおすすめする。パーティーにおける前菜やちょっとした箸休めに、ほどよい酸味が人気を博すだろう。
3. ズッキーニの切り方:炒めものなら火の通りやすい角切り

ズッキーニは角切りにするとかわいく見栄えがする。角切りにする大きさによって、それに見合う料理も変わってくる。そのアイデアを見てみよう。
ズッキーニの角切りを炒めものに
少し大きめのズッキーニの角切りならば、片栗粉などをまぶしてとろみをつける炒めものに向いている。そのほかの具材も同じくらいの大きさに切り、火の通りを均等にするのが美味しく作るコツである。
小さめの角切りはミネストローネに
小さめに切ったズッキーニの角切りは、ミネストローネにしてはどうだろう。ズッキーニ以外の野菜も同じように小さめに切り、ミニパスタとともにスープにする。粉チーズをたっぷりとかければ、野菜嫌いの子どもたちにも受ける一品となるだろう。フランスパンにも合うおかずとして大人も楽しめる。
結論
食べやすいズッキーニはあらゆる料理に応用したいところだが、切り方によって食感や見栄えにも差が出てくる。調理法に合ったズッキーニの切り方を適用すれば、パーティーなどで人目に触れても恥ずかしくない一品ができあがるだろう。野菜の中では切りやすく処理のしやすいズッキーニを使って、ぜひいろいろなメニューにトライしてみてほしい。
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