1. ズッキーニで作る洋風の副菜3選

ズッキーニを洋風の副菜に応用する方法は数えきれないほど存在する。そもそもヨーロッパで栽培が盛んな野菜であるだけに、ズッキーニを使う洋風料理を見つけるのは難しくない。夏の食欲を刺激してくれるような洋風の副菜を3つ紹介しよう。
これこそ王道!ズッキーニのオムレツ
ズッキーニを使った洋風の副菜の中でもメジャーともいえるのがオムレツである。ズッキーニと卵の相性はことのほかよいため、旬の季節には副菜としてだけではなく弁当のおかずの一助ともなる。ズッキーニを炒めて溶いた卵をフライパンに加えて調理するこの料理、卵に粉チーズを加えたり、ベーコンを具材に足したりと応用法も多い。
ズッキーニのカルパッチョ
ズッキーニを使った夏らしいメニューのひとつがカルパッチョである。食欲が落ちる盛夏の昼にも、涼し気なビジュアルで美味しく食べることができる。ズッキーニは薄くスライスして、好みで軽く塩をふっておいてもよいだろう。オリーブオイル、オリーブ、黒胡椒、粉チーズ、レモンのエキスなどで味付けをすると清涼感も味わえる。シラスを加えれば、和のテイストにも変身する。
ズッキーニのアーリオオーリオ
ズッキーニをにんにく風味で楽しみたい場合は、エビも加えて副菜にしてみよう。ズッキーニを縦に切っておく。殻付きのエビも尾だけ残して処理しておこう。にんにくのみじん切りと唐辛子ををたっぷり入れたオリーブオイルに、ズッキーニとエビを投入して中火でさっと炒める。仕上がりにレモンをキュッと絞れば、スパイシーな副菜が完成する。
2. ズッキーニで作る和風の副菜3選

ズッキーニは和の料理とも違和感なくマッチする。デリケートな食味は、出汁や醤油の味付けでもまったく問題ない。ズッキーニを使った和の副菜には具体的にはどんなものがあるのか、3つのアイデアを見てみよう。
ズッキーニを焼きびたしで
ズッキーニを焼きびたしにするのに最も簡単なのは、ポン酢などの市販の調味料を活用することである。1cmほどの厚さに切りわけたズッキーニを、オリーブオイルでこんがりと焼く。これにポン酢をかけるだけで焼きびたしの様相を呈する。彩りがほしい場合は、パプリカやナスもともにグリルし、出汁をかけてもよい。冷やしても美味しいのがうれしい。
和え物でシンプルに
ズッキーニは和え物にすることも可能である。ズッキーニを薄く切り、塩もみをする。水気を切ったズッキーニに、めんつゆなどをかけるだけである。自家製の調味液ならばさらに美味しく、細切りにしたしょうがを加えてアクセントをつけてみよう。かつおぶしをふんわりとトッピングして、あっさりと味わいたい。
豚しゃぶを梅風味で
夏の定番料理のひとつに豚しゃぶがある。しゃぶしゃぶ用の豚肉にさっと火を通し、薄切りにして塩もみしたズッキーニを混ぜる。梅肉をほどよくからめて、ゴマ風味のタレで食べるのである。厚さで料理に気がのらない日でも、簡単に作ることができる副菜である。
3. レンジで手軽に作れるズッキーニの副菜3選

ズッキーニが旬を迎える盛夏、火を使う料理は敬遠したい日もある。そんなときは、レンジで料理を仕上げたい。ズッキーニを使ったレンジでできる料理にはどんなものがあるのだろうか。
ズッキーニの肉巻き
ズッキーニを豚肉に巻く料理は、電子レンジで調理可能である。縦に切ったズッキーニに、豚バラ肉を巻きつける。耐熱容器に入れてレンジで加熱し、豚肉に火が通ったあとは好みのドレッシングやタレをかけて食べることができる。
ズッキーニボート
ズッキーニを縦半分に切り、電子レンジで加熱しておく。果肉の部分をスプーンでくりぬき、ミートソースやチーズなどをその部分に詰める。さらにトースターで焦げ目がつくまで調理すれば見栄えもよい一皿が完成する。
ツナを活用して超シンプルに
5mmほどの厚さに切ったズッキーニを電子レンジで加熱し、ツナをまぶせば副菜のひとつができる。明太子やポン酢も加えると、白いごはんがさらにすすむおかずとなる。
結論
ズッキーニを使った副菜は、迷ってしまうほどたくさんのレシピが存在する。和風でも洋風でも即して使えるズッキーニは、夏の食卓の救世主なのである。あっさりと食べられるもの、スパイスがきいたもの、時短でできるもの、翌日の弁当に活用できるものなど、状況に応じてズッキーニを活用したいものである。
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