1. おつまみにも合うチーズとズッキーニ の一品料理
ビールやワインのおつまみにぴったりな一品料理も、ズッキーニにチーズかけてトースターで焼くだけで簡単に作れる。ズッキーニやほかの野菜は薄切りにして焼くのがポイントだ。厚切りが好みの場合は、フライパンで炒めて火を通してからトースターで焼くとよい。
ズッキーニのチーズ焼き
2~3mmの薄さに輪切りにしたズッキーニとベーコンを耐熱容器に重ねるように並べ、ピザ用チーズをかけてオーブントースターで10分ほど焼く。同じく薄切りにしたトマトやナス、じゃがいもを一緒に重ねても美味しい。また、マヨネーズで下味を付けてから焼くと、より濃厚な味に仕上がる。トースターの代わりにグリルを使用してもよいが、焦げやすいため5分ほど焼いたら様子を見ながら加熱しよう。
ズッキーニのソテー
トースターではなくフライパンを使うソテーもおすすめだ。その場合は、粉チーズで仕上げると作りやすい。好みの大きさに切ったズッキーニをフライパンで炒め、ベーコンを加えさらに炒める。ナスやじゃかいも、きのこなどを加えて炒めてもよい。粉チーズ、黒胡椒、パセリを仕上げに絡めよう。
2. チーズとズッキーニで作るオシャレなキッシュ
チーズとズッキーニの組み合わせの定番料理の一つが、キッシュだ。フランス・ロレーヌ地方発祥の家庭料理でオシャレなイメージだが、冷凍パイシートを使用すれば簡単に作れる。トマトを加えることで、彩りのよいキッシュに仕上げよう。
パイシートは焼いておく
キッシュに使用するパイ生地は、あらかじめオーブンで軽く焼いておく。解凍して型に敷いたら、フォークで穴を開けて200℃に予熱したオーブンで10分ほど焼き冷ましておこう。
アパレイユ(卵液)の作り方
溶き卵、生クリーム、パルメザンチーズまたはピザ用チーズ、塩胡椒をボウルに入れてよく混ぜ合わせる。炒めた玉ねぎとベーコンも加えて混ぜると美味しい。
仕上げにズッキーニとトマトを並べる
パイ生地にアパレイユを流し入れ、その上に薄い輪切りにしたズッキーニとトマトを、重ねながら交互に並べていく。180℃に予熱したオーブンで、30分ほど焼いたら完成だ。
すりおろしたズッキーニを使うキッシュも
輪切りにしたズッキーニで作るキッシュが一般的だが、ズッキーニをすりおろしてアパレイユに混ぜ込む作り方もある。ズッキーニを大量消費したい場合などにおすすめだ。
3. 肉入りで食べごたえあり!チーズとズッキーニのおかず
ズッキーニとチーズに、豚肉や鶏肉を組み合わせることでボリュームのあるおかずを簡単に作れる。油を吸収しやすいズッキーニには、豚肉や鶏肉の脂がなじみやすく旨味が増すという点も美味しさのポイントだ。簡単で美味しい3つの料理を紹介しよう。
ひき肉入りズッキーニのチーズ焼き
ズッキーニを縦半分に切り、スプーンで中身をくり抜いて器を作る。ひき肉とズッキーニの中身、パン粉、ケチャップ、コンソメ、胡椒を混ぜ合わせ、ズッキーニの器に詰める。ピザ用チーズをかけ、180℃のオーブンで20分ほど焼く。
鶏肉とチーズとズッキーニのソテー
食べやすい大きさに切って塩胡椒で下味を付けた鶏肉を、フライパンで皮目から焼く。鶏肉から脂が出たところに、半月切りにしたズッキーニとにんにくを入れて炒める。塩胡椒、粉チーズを加えてさらに炒め、器に盛りつけ仕上げに粉チーズをふる。パプリカやナス、きのこなどを一緒に炒めると彩りもよくなり美味しい。
ズッキーニとチーズの肉巻き
2~3等分の長さに切ったズッキーニを、さらに縦半分~1/4に切る。豚薄切り肉を広げて塩胡椒をふり、半分に切ったスライスチーズとズッキーニをのせて、くるくると巻く。巻き終わりを下にしてフライパンで焼くか、耐熱皿に入れてラップをして電子レンジで加熱すれば完成だ。
結論
ズッキーニは、チーズをかけてオーブン焼きやキッシュにすると美味しい。また、フライパンで作るソテーや電子レンジでの加熱調理にも向く食材だ。ほかの夏野菜やきのこ、鶏肉や豚肉との相性もよいため、さまざまなアレンジを楽しんではいかがだろう。
この記事もCheck!