1. 豚肉のしそ巻きの作り方とたれのアレンジ
豚肉のしそ巻きは、コツさえ覚えておけば簡単に美味しく作れる。
まずは豚バラ肉を広げ、塩コショウと小麦粉をまぶしておく。大葉は軽く水洗いしてから水気を拭き取り、茎の硬い部分を切り取っておこう。豚バラ肉の上に大葉を並べ、手前からキツめにくるくると巻いていく。巻き終わったら油をひいたフライパンで転がしながら全体を焼き、好みのたれを絡めれば完成だ。豚肉に小麦粉をまぶし、巻き終わりから焼くと形が崩れにくい。
醤油・砂糖・みりん・酒などで作った甘辛いたれを絡めても美味しいが、おろしポン酢や塩コショウのみのシンプルな味付けでも十分美味しい。また、甘辛いたれにおろしニンニクやショウガを加えてアクセントをプラスしてもよい。いつもとはちょっと違った味わいに仕上げたいときにおすすめだ。
2. 豚肉のしそ巻きの人気具材は梅やチーズ
豚肉のしそ巻きは豚バラ肉としそだけのシンプルな具材でも美味しいが、ほかの具材をプラスすればさまざまなバリエーションが楽しめる。
たとえばしそと相性のよい梅肉を一緒に巻いて焼き、おろしポン酢で仕上げれば暑い日でも食べやすいさっぱりとした味わいになる。ほかにも、チーズを一緒に巻いてコクのある味わいに仕上げるのもおすすめだ。チーズはとろけるタイプのものではなく、加熱しても形の崩れにくいモッツァレラチーズやプロセスチーズなどを使うとよい。
とろけるタイプのチーズを使う場合は、焼いている最中に流れ出てしまわないようにしっかり包もう。チーズや梅肉などアクセントに使える具材だけでなく、野菜をプラスしても美味しい。たとえば食感のあるレンコンをスライスして一緒に巻けば、シャキシャキとした歯ごたえが面白いしそ巻きが作れるだろう。
3. 豚肉のしそ巻きは餃子やフライもおすすめ
豚肉のしそ巻きはそのまま焼くだけでなく、アレンジして楽しむのもおすすめだ。ここでは、豚肉のしそ巻きのアレンジレシピをいくつか紹介しよう。
豚肉のしそ巻きフライ
豚バラ肉を広げ、塩コショウをふってしそを上にのせる。手前からしっかりと巻いていき、小麦粉・卵・パン粉の順で全体にまぶしていく。熱した油で上下を裏返しながらきつね色になるまで揚げれば完成だ。豚肉としそ以外にも、チーズやほかの野菜をプラスして作っても美味しい。
豚肉のしそ巻き棒餃子
塩コショウをした豚バラ肉にしそをのせ、手前からくるくると巻いていく。さらに餃子の皮で巻き、巻き終わりに水をつけて剥がれないようにしっかりくっつけておこう。油をひいたフライパンで焼き、水を入れてフタをして蒸し焼きにすれば棒餃子の完成だ。キャベツやニラを刻む手間もないため、普通の餃子よりも簡単に作れる。
4. 豚肉のしそ巻きの冷凍方法
豚肉のしそ巻きを冷凍しておけば、弁当や忙しいときのおかずとして活躍してくれる。
冷凍のポイントは1個ずつラップすること
加熱前に冷凍する場合は巻いた状態で1つずつラップに包み、ジッパー付きの袋に入れて冷凍しよう。解凍する際はラップのまま電子レンジで加熱し、フライパンで焼いて仕上げる。加熱後に冷凍する場合も同じように1つずつラップで包み、ジッパー付きの袋に入れて冷凍しよう。解凍するときは凍ったままラップを外して皿に並べ、ふんわりとラップをかけて電子レンジで加熱する。どちらの場合も1~2週間を目安に食べ切るのがおすすめだ。
冷凍に向かない具材は?
トマトなど、水分の多い野菜は冷凍には向かない。再加熱の際に水分が出てしまう可能性が高いので、避けたほうがよいだろう。また、ごぼうなどの繊維質な野菜も冷凍には不向きなので注意しよう。
結論
豚肉のしそ巻きはシンプルに作っても美味しいが、アレンジ次第でいろいろな楽しみ方ができる。フライや餃子、具材を変えたアレンジなどいろいろな食べ方を試してみてほしい。味付けを変えるだけでも楽しめるので、ぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか。
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