1. チミチュリソースとは?ステーキ以外の使い方にも注目!

チミチュリソースは、南米、アルゼンチン生まれのソース。現地では肉や魚、野菜、サンドイッチにもかけたりする非常にポピュラーなもので、チミチュリソースの素や瓶入りのチミチュリソースも販売されている。チミチュリソースの原料はパセリを中心としたハーブとにんにく。これにオリーブオイルとワインビネガーを合わせたものが基本で、唐辛子を入れることも多い。さわやかなハーブの香りと酸味、にんにくのコクがミックスした味わいは、ほかにはない唯一無二である。
チミチュリソースとアサード
チミチュリソース発祥の地、アルゼンチンにはアサードと呼ばれるBBQのような料理がある。南米にはほかにもシュラスコなどもあるが、食べられているのは赤身の肉が主流。日本のように霜降りの肉を食べることは、ほとんどない。そんな赤身の肉に合うのがチミチュリソースなのだ。アサードは大きな塊肉を時間をかけて、じっくりと焼き上げるもので、岩塩と胡椒だけで味付けをするのが基本。牛肉がメインだが、豚肉や鶏肉が並ぶこともある。アルゼンチンでは自宅にこのアサード専用の炉があることも少なくない。ちなみにアサードとはスペイン語で「焼く」を意味する言葉だ。
2. 本格的なチミチュリソースの作り方

チミチュリソースは、素材を刻んで調味料と混ぜるだけなので、素材の用意さえ終えれば、実は簡単に作ることができる。チミチュリソースに欠かすことができないハーブが、パセリだ。ニンニクと唐辛子とともに細かく刻んでボウルに入れ、たっぷりのオリーブオイル、その半量程度のワインビネガー、塩胡椒を入れて、混ぜ合わせるだけ。パセリのグリーンで、見た目にも美しいソースだ。フードプロセッサーで一気に撹拌するとより滑らかな舌触りになる。
チミチュリソースのアレンジ方法
チミチュリソースは、非常に多彩なアレンジが可能。実際、店によって、使用する素材はさまざまだ。より食べやすい味わいにしたいという人は、トマトを加えるのがおすすめ。一気になじみ深い味わいになる。玉ねぎもおすすめ。よりパンチを効かせたいという人は、パクチーを入れるのがおすすめ。ぐっとオリエンタルな味わいに進化する。基本のパセリ、ニンニク、オリーブオイル、ワインビネガーの4つさえ守れば、比較的許容範囲が広い。辛味をより際立たせたいという人は、青唐辛子を加えるのもおすすめだ。
チミチュリソースの使い道
チミチュリソースは、焼いた肉以外にもさまざまな食材に合わせることができる。エビやイカ、カジキマグロ、鯖など、魚との相性もいい。たとえばグリルしたエビに合わせたり、カジキマグロのソテーにソースとして添えるのもあり。ショートパスタを和えたり、蒸したじゃがいもに合わせても旨い。変わり種なら、豆腐に添えるなんていうのも面白い。
3. 市販のおすすめチミチュリソース

初めて食べるものは、市販品でどんなものかを試してから、という人もいるだろう。おすすめのチミチュリソースを紹介する。
テーオー食品/「チミチュリソース」
スーパーや通販で購入することができる、比較的ポピュラーなチミチュリソース。ネットで検索するとすぐに出てくるので、まずは自分で作らず、味わいを試してみたいという人におすすめ。
信州自然王国/「チミチュリソース」
こちらは国産のパセリとレモンを使った安心、安全な商品。レモンの酸味を生かしているので酸味もまろやかで、米麹を使用しているので、コクがあって食べやすい雰囲気。
市販のチミチュリソースもいいけれど
チミチュリソースの持ち味でもある美しいグリーンは、市販品ではどうしても退色してしまう。味は美味しいが、その点はどうしても逃れることができない。美しいグリーンのチミチュリソースを食べたい!という人は、簡単なので自分で作ってみるといいかもしれない。
結論
チミチュリソースはパセリを使ったアルゼンチン発のソースで、ワインビネガーの酸味とオイルのコク、さらににんにくの旨味が合わさった癖になる味わい。肉や魚をさっぱりとさせてくれるので、これから迎える夏にもぴったりの味わいだ。自宅で作ると色合いも美しいので、ぜひトライしてみてはいかがだろう?BBQにも最適だ。
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