1. カレーに入れるゴーヤの苦みを抑える方法は?

ゴーヤは「にがうり」とも呼ばれており、ピーマンのように独特の苦みがある野菜だ。定番のゴーヤチャンプルをはじめ、カレー・酢の物・煮物・和え物・揚げ物・焼きそば・サラダのように、いろいろな料理で楽しめる。しかし、苦みの度合いで好き嫌いが分かれやすい野菜でもある。ではゴーヤの苦みをやわらげるには、どう下ごしらえすればいいのだろうか。
ゴーヤカレーを作るのに苦みをやわらげる下ごしらえ法
カレーを作るとき、ゴーヤの苦みをやわらげたいなら水洗いして、苦みのある種をワタと一緒にスプーンで取り除く。好みの薄さに切って塩をふり30分ほどおく。ゴーヤがしんなりとしてきたタイミングで、冷水で洗う。 最後に熱湯をかけて湯通しすればよい。さらに苦みをしっかりと取り除きたければ、数分ほど下茹ですること。 逆に苦みを楽しみたいなら、ゴーヤをしっかりと炒めればよい。
2. まずはトッピングで!ゴーヤと夏野菜のカレー

ここではゴーヤをオクラのような夏野菜と一緒にトッピングする、カレーの作り方を紹介しよう。ゴーヤやオクラは焼くか素揚げし、カレーにトッピングして食べるのもおすすめだ。
肉・野菜の下ごしらえ
豚薄切り肉は5cmの長さに切る。なすはヘタを取って縦4等分に切る。オクラはヘタの部分が固いため、切り口の軸を切り落として、ヘタまわりのガクをぐるっとむく。ちなみに軸の根元に1〜2本ほど切り込みを入れると、火の通りがよくなる。オクラの表面には、うぶ毛が密生しており、そのまま調理に使うと舌ざわりがよくない。板ずりをしてからうぶ毛を取り除くこと。方法はオクラをまな板にのせて塩をふり、ゴロゴロと転がすか、1本ずつ塩を付けて手でこする。ゴーヤは先述した方法で下ごしらえしたものを使う。
ゴーヤと夏野菜カレーの作り方
中火に熱したフライパンにサラダ油をひいて豚肉を炒める。肉の色が変わってきたら、カットトマト缶・水・コンソメ顆粒を加えて5分ほど煮込む。次に、市販のカレールーを入れてルーが溶けるまで煮込む。別のフライパンを用意し、底から3cmくらいの高さまでサラダ油を注ぎ入れて180℃に熱す。ゴーヤ・なす・オクラを3分ほど揚げて油を切る。皿にごはんを盛り付けてカレーをかけ、素揚げした野菜をトッピングすれば完成だ。
3. 辛みと苦みが美味しいゴーヤカレー

ここではゴーヤを煮込むグリーンカレーの作り方を紹介しよう。
ゴーヤを煮込むカレーの作り方
豚薄切り肉は5cmの長さに切る。ゴーヤは先述した方法で下ごしらえしておいたものを使う。ピーマンとエリンギは食べやすい大きさにカット。鍋にサラダ油とグリーンカレーペーストを入れ、弱火で炒める。プツプツと小さな泡が出てきたら、さらに1分ほど炒める。豚肉を加えて肉の色が変わるまで炒め、野菜を加える。全体にペーストと油をからめるように混ぜて炒める。水を加えてふたをし、野菜に火が通るまで5分ほど煮込む。ココナッツミルク・砂糖・ナンプラーを加えて味を調え、ひと煮たちさせる。最後に皿にごはんを盛り付け、グリーンカレーをかければ完成だ。基本的なカレーも美味しいが、エスニック風のカレーを味わいたい人におすすめ。
4. ゴーヤもなすも!夏キーマカレー

最後にゴーヤやトマト、なすのような夏野菜を入れる、キーマカレーの作り方を紹介しよう。
ゴーヤ入りキーマカレーの作り方
ゴーヤは先述した方法で下ごしらえしておいたものを使う。トマトとナスはヘタを取り、1cm角に切る。にんにくはすりおろしておく。鍋を中火に熱してサラダ油を入れ、合びき肉を加えて炒める。肉の色が変わってきたら野菜を加え、塩こしょうをふって10分ほど炒める。野菜がしんなりとしたら、カレー粉・酒・ケチャップ・ソース・にんにくを加えて中火のまま、さらに5分ほど炒める。全体に味がなじんだら火を止める。皿にごはんを盛り付けてカレーをかければ完成だ。ゴーヤ好きにはたまらないカレーだ。 野菜たっぷりでボリュームがあり、食べごたえ満点である。
結論
ゴーヤカレーはゴーヤの美味しい時期に作ってもらいたい料理のひとつだ。紹介したように苦みをやわらげたいなら種とワタを取り除き、切ってから塩をふろう。しんなりとしたら冷水で洗い、熱湯をかけて湯通しすればよい。
この記事もCheck!