このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
いちじくの甘露煮はどう作る?作り方や保存方法のポイントを紹介

いちじくの甘露煮はどう作る?作り方や保存方法のポイントを紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2021年7月14日

いちじくは花を咲かせず実を付けるように見えることから「無花果」と書き、別名「南蛮柿」とも呼ばれる果実である。旧約聖書の中でアダムとイブが身体を隠すのにいちじくの葉を使ったと記されているほど歴史の古い果物である。また、不老長寿の果実とも呼ばれ豊富に栄養素を含んでいるのも特徴だ。そのまま食べたり焼いたりするなどの食べ方もあるが、ここではいちじくの甘露煮について紹介していきたい。

  

1. 美味しいいちじくの甘露煮の作り方

まずは基本的ないちじくの甘露煮の作り方について紹介する。いちじくを水洗いし水気をふき取ってヘタの硬い部分を切り、一度下茹でをする。
次に、お湯を沸かしていちじくの重量の1/3~1/4程度の砂糖とレモン汁をスプーン1杯入れ、砂糖が溶けたらいちじくを入れ、落としぶたをして弱火で1~2時間煮る。煮汁が半分程度になったら完成だ。コツとしては下茹でによりアクを抜くことと、レモン汁を入れるとわずかに酸味が加わることで味を引き締めることができるのである。
圧力鍋を使用すると硬くならず確実に柔らかく作ることができる。ただし、通常通り作る場合と同様に煮詰める必要があるため、圧力をかけるのは10分程度で十分だ。甘露煮に使用する砂糖は、上白糖以外にはちみつを混ぜたり三温糖などに変更してもOKである。

2. 甘露煮用のいちじくの品種は硬いものを選ぼう

いちじくには非常に多くの品種があり、その数は日本だけでなんと100種類以上にものぼる。その中でとくに甘露煮に向いている品種があるので紹介しよう。それは、「ホワイトゼノア」という品種である。いちじくは熟すと一般的に赤褐色になるものが多いが、これは熟しても色が付かないのである。
そして、ホワイトゼノアはさっぱりした甘さといちじくらしい風味をもっており、果肉がしっかりしているため甘露煮などの加工用にぴったりなのである。
また、いちじくは傷みやすい果物であるが、比較的長持ちするのも特徴だ。ホワイトゼノアが手に入らない場合は、ほかの品種を使用しても問題ないが、完熟したものは煮崩れしてしまう可能性が高いため、青みの残る少々未熟なものを選ぶようにしたい。

3. いちじくの甘露煮の保存期間と冷凍方法

生のいちじくは傷みの早い果物であるが、甘露煮にすることで大幅に保存期間を延ばすことが可能だ。その理由は、甘露煮の糖分濃度が高いことにより、微生物が利用できる水分である自由水が少なくなることから、細菌が繁殖しにくいためである。これにより、冷蔵なら1ヶ月程度、冷凍すれば半年程度の保存が可能なのだ。
ただし、冷蔵1ヶ月は保存瓶とふたを煮沸消毒し、甘露煮を入れてからも脱気を行い瓶詰にした場合であり、プラスチック製の密閉容器に入れるだけの場合は1週間を目安に食べきってほしい。
また、冷凍保存する場合はジッパー付き保存袋などで小分けにし、食べるときには電子レンジで加熱したり、半解凍の冷たい状態で食べるのもおすすめだ。

4. 販売しているいちじくの甘露煮

いちじくの甘露煮は通販などでも購入できるので紹介しよう。

佐藤勘六商店

こちらはいちじくの専門店であり、品種もホワイトゼノアを使用している。製造方法も昔ながらの和釜を使用し、水ではなくいちじくから出た果汁で煮ているのが特徴である。また、通常の甘露煮のほかに赤ワイン仕立てや山ぶどう仕立ての甘露煮も販売されているのだ。

吉野屋菓子舗

いちじくの甘露煮が看板商品となっている創業80余年になるお菓子屋である。箱詰めシリーズは450g、580g、900g、1400gの4種類があり、第16回全国菓子博覧会副総裁賞を受賞している商品だ。
このほかにも大手通販サイトなどで、さまざまな店舗からいちじくの甘露煮が販売されている。

結論

生のいちじくは日持ちのしないことから、甘露煮に加工することがピッタリの果物である。甘露煮として加工済みの商品も販売されているが、自宅でも作ることが可能だ。砂糖だけでなく、ほかの甘味料を使用して自分好みの味付けにしたり、いちじくの品種を変えてみるなどの楽しみ方が可能である。
この記事もCheck!
  • 公開日:

    2021年6月27日

  • 更新日:

    2021年7月14日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

ランキングランキング