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【いちじくの食べ方】皮のむき方から美味しいアレンジまで紹介

【いちじくの食べ方】皮のむき方から美味しいアレンジまで紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2021年8月25日

甘い香りとつぶつぶの実が特徴的ないちじく。旬の時期以外に見かけることはあまりなく、食べたことがない人もいるかもしれない。今回は、そんないちじくについて解説する。皮のむき方や含まれる栄養素など、いちじくの魅力を探しにいこう!

  

1. 生いちじくの食べ方その1:皮のむき方

いちじくは、身が柔らかいため、少々むきにくい。ここでは、上手にむく方法をお届けしていきたい。

いちじくのむき方:包丁でむく場合

熟しきっていないいちじくは、皮が青く、固い。この場合は、リンゴのようにカットしてから皮をむくのが正解だ。まずは、ヘタを付け根から落とす。4等分して、ヘタのほうから包丁を入れて、りんごの皮をむくようにむいていく。ぺティナイフを使うといい。

いちじくのむき方:手でむく場合

熟しているものは、手でむくことができる。この場合は、まずヘタを湾曲しているのとは反対側の方向に折る。ゆっくり優しく下に引っ張るとそのまま皮がむけるので、下まで向いていく。残っている部分も同様に、ヘタ側からむいていく。残った皮は包丁で、取っていく。

2. 生いちじくの食べ方その2:皮ごと食べる

そもそも生のいちじくは、皮ごと食べることもできる。皮を食べるメリットやどんなものを選ぶべきがリサーチしよう。

いちじくの皮を食べるメリット

いちじくに限ったことではないが、果物や野菜は、皮や皮と実の間にも栄養がたっぷりと詰まっている。そのため、まるごと食べるとその栄養を摂取することができる。さらに熟した皮には、旨みもある。多く含まれているとされる食物繊維は、皮にも含有していると考えられる。(※)

完熟いちじくは皮も薄くて柔らかい

完熟していない青っぽいいちじくの皮は、食べると口に残ったり、青臭い味わいがする場合がある。その点、完熟のいちじくは、皮と身が一体化したような雰囲気で、皮を食べているという感覚が少ない。まるで実の一部として食べられるような雰囲気だ。

3. 生いちじくの食べ方その3:冷やして食べる

いちじくは冷やして食べてもいい。ただし冷やし方にポイントがある。その点も合わせて見ていこう。

いちじくは冷やして食べても美味しい

いちじくは、食べる直前に1時間ほど冷蔵庫にいれておくと、ほどよく冷えて甘みが際立つ。スーパーなどで販売されているのは、完熟手前のもの。買ってきたら、常温に置き、ほどよく完熟したところで冷蔵庫に入れるといい。完熟の目安は、品種にもよるが、赤紫色になり、触れるだけで柔らかさが感じられるものだ。ただ、冷蔵庫に入れず常温で食べても、それはそれで美味しい。好みの問題なので、どちらも一度味わってみるといい。

冷凍してシャーベット状のいちじくも美味しい

いちじくをたくさん貰ったり、つい買い過ぎたりしたとき、熟しているのに3日以内には食べきれないという場合は、用途ごとに次のように冷凍しておこう。保存は1~2ヶ月ほどOKだ。ちなみに皮が嫌いな場合は、半解凍の状態でむくのがいい。この場合は、尻側に十字の切り込みを入れて流水に当てながら、皮をむくといい。

4. 旬のいちじくの美味しい食べ方アレンジ

熟した旬のいちじくは、とろりとした食感でまるでジャムのよう。ヨーグルトやアイスのトッピングにもってこいの存在だ。さらにチーズとの相性が非常にいいので、酒のアテとしても美味しくいただくことができる。そのほか、セルバチコなどやや苦みのある野菜とサラダにする、砂糖をかけて焼いてグラタンのようにするなど、美味しく食べる方法は無限大である。

5. 未熟ないちじくのおすすめの食べ方

上手に熟さなかったいちじくは、コンポートにするのがおすすめ。コンポートとは、フルーツを砂糖と水、ワインなどと煮たものだ。ジャムと違い、果物の形がしっかりと残っているところがポイント。いちじくは、コンポートや赤ワイン煮と相性がいいので、未熟な場合は煮るといい。しっかりと冷やして、アイスクリームと食べるのがおすすめだ。

6. 乾燥いちじくのおすすめの食べ方

いちじくにはドライタイプも存在する。そのまま食べるのはもちろん、チーズの合いの手には欠かせない存在でもある。そのほか、サングリアに入れるのもいい。またクッキーやケーキ、グラノーラ、パンの素材にもぴったりで、やや硬くなったものは細かくカットして、このようなアレンジをするのもいいだろう。

7. 美味しくいちじくを食べるための3つのポイント

旬が短く、一瞬で終わってしまういちじく。美味しく味わい尽くすためには、選び方や保存方法に細心の注意を払いたい。また、食べ過ぎにまつわる注意点にも触れていこう。

ポイント1:美味しいいちじくの選び方

美味しいいちじくを見分けるには、まず香りが大切。いちじく特有の甘い香りが強いものを選ぶとよい。そして、皮がキレイでふっくらとしているかどうかもチェックしよう。いちじくは追熟しないといわれているため、未熟なものを買ってしまうと食べられない可能性がある。また、傷みやすく保存に不向きなため、食べごろなものを選んですぐに食べよう。底の部分が割れかかったものは完熟状態で食べごろだが、はっきりと割れているものは熟し過ぎのため選ばないほうが賢明だ。また、熟していないいちじくは胃を痛める危険性があるため、選ぶときには完熟状態を見極めよう。

ポイント2:いちじくの冷蔵保存と保存期間

いちじくの旬は7~9月頃と暑い時期なので、買ってすぐに食べきれない場合は、冷蔵庫で保存が安心だ。乾燥しやすいので、1つずつラップで包むか、ビニール袋に入れて野菜室に入れること。保存期間の目安は2~3日だが、買った時にそれほど熟していなければ、4~5日は大丈夫。ほかのフルーツよりも傷みやすいので様子を見つつ、カビが生えたり、ムッとしたにおいが漂ったりする前に早めに食べきろう。また熟しているのに3日以内には食べきれないという場合は、冷凍保存がおすすめだ。洗って水分をよく拭き取り、まるごとの場合はラップに包む。ジャムやソースに使う場合は、カットして冷凍するといい。スライスして冷凍すると解凍時にドリップが出やすいことに留意しよう。保存は1~2ヶ月ほどOKだ。

ポイント3:美味しくても食べす過ぎはNG

いちじくは、フルーツの中ではカロリーも糖質も高めである。短い旬の間にたくさん食べておきたい気持ちはわかるが、食べ過ぎには注意しよう。整腸作用をもつ食物繊維が含まれているため、食べ過ぎるとお腹の調子が悪くなってしまう危険性も。

8. いちじくの豆知識

ここでは意外と知られていないいちじくの豆知識を紹介しよう。知っていると人に話したくなるかも。

いちじくは実ではなく花

いちじくは、アラビア南部を原産地とするフルーツだ。一般的にフルーツに分類されるが、果実ではない。スーパーなどでいちじくとして売られている実のようなものは、実は花。鞘(さや)の中で咲いた花なのだ。いちじくを漢字で書くと「無花果」、花を咲かせずに実をつけることからつけられた中国名だが、花は鞘の中でしっかりと咲いている。我々が口にする部分は、いちじくの実ではなく花だったのだ。

いちじくの魅力

古代エジプトの壁画に描かれ、また旧約聖書に登場するなど、いちじくの歴史は古い。そして、古代ローマで「不老不死の果物」と呼ばれていた歴史ももつ。いちじくには栄養が豊富に含まれており、さまざまな健康効果が期待できる。また、乾燥させた果実や葉は生薬として使われる。おそらくこれが不老不死の果物と呼ばれた理由だろう。いちじくに含まれる主な栄養素は、体内の余計な塩分を排出させてむくみを改善し、血圧を下げる効果もあるカリウム、血糖値の上昇を緩やかにしたり、整腸作用の高い水溶性食物繊維であるペクチン、タンパク質を分解して消化を助けるフィシンなどだ。ほかにも多くの栄養素を含み、生活習慣病の予防や肌の調子を整える効果、女性特有の不調を改善する効果などもある。

結論

いま、旬真っ只中のいちじく。そのままではもちろん、コンポートや料理と幅広く使える優秀食材でもある。食物繊維が多いなど、栄養も豊富で古くから愛されてきたことがよくわかる。食べ方がわからないと敬遠してきた人も、ぜひこの機会に食べてみてほしい。
(参考文献)
※ いちじく(生)|文部科学省:食品成分データベース
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=7_07015_7
  • 公開日:

    2018年3月16日

  • 更新日:

    2021年8月25日

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