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いちじくの食べ方ガイド!皮の剥き方からいちじく料理までまとめて紹介

いちじくの食べ方ガイド!皮の剥き方からいちじく料理までまとめて紹介

投稿者:食生活アドバイザー 吉田昌弘

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2022年5月19日

甘い香りとつぶつぶの食感が特徴的な「いちじく」。日本でも全国的に栽培されているが、食べたことがないという人もいるだろう。そこで今回は、いちじくの食べ方について詳しく解説する。いちじくの剥き方やいちじくを使った料理、乾燥いちじくや冷凍いちじくの美味しい食べ方などについてもチェックしてみよう。

  

1. いちじくの基本をおさらい

いちじくの食べ方
いちじくとは、クワ科イチジク属の植物のこと。品種によって収穫時期は異なるが、一般的には夏から秋にかけて多く流通している。その果実には果糖とクエン酸を多く含んでおり、上品な甘みと程よい酸味を楽しむことができる。また、未熟ないちじくの皮はかたいが、完熟したいちじくの皮は柔らかいためそのままでも食べられる。そのほか、スイーツや料理などの具材として使うことも可能だ。
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2. 生いちじくの基本的な食べ方・剥き方

いちじくの食べ方
完熟したいちじくの皮が薄くて柔らかいため、そのまま食べることができる。しかし、品種によっては産毛が多くて歯触りが悪い、皮が硬くて食べにくいということもある。そのため、基本的には皮を剥いてから食べるのがおすすめだ。いちじくの皮は手でも、包丁でも剥くことが可能だ。

手でいちじくの皮を剥く方法・手順

1.ヘタを曲がっている方向とは逆側に折る
2.ヘタをお尻側にゆっくりと引っ張り皮を剥く
3.同様に他の皮も先端から尻側に剥いたら完了
※尻に皮が残ったら包丁でそぎ落とすとよい

包丁でいちじくの皮を剥く方法・手順

1.横向きに置いてからヘタを切り落とす
2.縦向きに置いて4等分にカットする
3.ヘタのほうから包丁を入れて皮を剥く

3. 生いちじくの美味しい食べ方・使い道

いちじくの食べ方
生いちじくはそのまま食べても美味しいが、料理やスイーツなどに使っても美味しく食べることができる。以下で、生いちじくの美味しい食べ方や使い道について確認しておこう。

その1.ヨーグルトサラダ

いちじくとヨーグルトを使って「ヨーグルトサラダ」を作るのもおすすめだ。作り方は簡単で、ボウルにヨーグルトとマヨネーズを合わせておく。そこに一口サイズにカットしたいちじくを加えて、塩コショウで味付けすれば完成だ。お好みでフルーツトマトやキャベツなどを加えても美味しくなる。

その2.いちじくのソテー

いちじくを炒めて「いちじくのバターソテー」を作るのもおすすめだ。こちらはバターを溶かしたフライパンで、くし形切りにしたいちじくを炒めるだけで作れる。また、お好みでナッツ類やバニラアイスなどを加えても美味しくなる。その他、ハムなどと一緒に炒めておかずにすることも可能だ。

4. 【種類別】いちじくの美味しい食べ方

いちじくの食べ方
熟したいちじくはそのまま食べたり、スイーツなどに使ったりすることも可能だ。しかし、未熟ないちじくはそのままだと食べにくい。また、市販のいちじくには乾燥いちじくなどの種類もある。そこでそれぞれのいちじくの種類に合った美味しい食べ方についても確認しておこう。

その1.未熟ないちじくの食べ方

硬くて食べにくい未熟ないちじくは加熱調理するのがおすすめだ。例えば、砂糖・ワイン・レモン汁などと一緒に煮詰めてコンポートにしたり、バターを乗せてオーブントースターで焼いたりするのもよいだろう。このように加熱調理することで、未熟ないちじくを美味しく食べられるようになる。

その2.乾燥いちじくの食べ方

乾燥いちじく(ドライいちじく)はそのまま食べたり、クッキー・ケーキ・パンの食材にしたりするのもよい。また、乾燥いちじくを使って甘露煮やジャムを作るのもおすすめだ。その他、クリームチーズの上にカットした乾燥いちじくを乗せるだけでワインのおつまみを作ることができる。

その3.冷凍いちじくの食べ方

いちじくを冷凍すると、シャリシャリとしたシャーベットのような食感を楽しめるようになる。あらかじめ皮を剥いていた場合はすぐに食べられるが、皮つきのまま冷凍した場合はいちじくのお尻部分に包丁で十字の切り込みを入れる。それから流水に軽く当ててから手で皮を剥くようにしよう。

5. いちじくのおすすめ保存方法

いちじくの食べ方
いちじくは日持ちしないフルーツなので、購入したらできる限り早く食べ切るとよい。また、冷蔵保存する場合は、ビニール袋などに入れてから冷蔵庫の野菜室で保存しよう。しかし、翌日までには食べ切るほうが望ましいため、長期保存したいなら冷凍保存がおすすめだ。冷凍保存する際は食品用ラップに包んでから冷凍用保存袋に入れる。それから冷凍庫に入れて保存するとよいだろう。

結論

熟したいちじくはそのまま食べても美味しいが、サラダや炒め物などの料理にするのもおすすめ。また、未熟ないちじくはコンポートにしたり、乾燥いちじくは甘露煮などにしたりするとよい。上品な甘みが楽しめるいちじくを、ぜひさまざまな食べ方で美味しく食べてみよう。
(参考文献)
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  • 公開日:

    2018年3月16日

  • 更新日:

    2022年5月19日

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