1. 保存方法/食べる直前に冷蔵庫で冷やして

いちじくは完熟すると、とろけるように柔らかくなり潰れやすいので、熟す手前で収穫される。品種によるが、ほどよく熟したものは果皮が赤紫色で、そっと手に載せると柔らかで豊かな感触が感じられる。
一方、熟し過ぎると果皮がしなびて、だぶついた感じになる。さらに傷んでくると、酸味や苦味も出て美味しくないので、できるだけ早めにいただこう。なお、食べる直前に1時間ほど冷蔵庫にいれておくと、ほどよく冷えて甘味も際立つ。
いちじくの旬は7~9月頃と暑い時期なので、買ってすぐには食べ切れない時は、冷蔵庫で保存しておこう。乾燥しやすいので、1つずつラップで包むか、ビニール袋に入れて野菜室へ。保存期間の目安は2~3日だが、買った時にそれほど熟していなければ、4~5日は大丈夫。だが、傷みやすいので様子を見つつ、カビが生えたり、ムッとした匂いが漂ったりする前に早めに食べ切ろう。
一方、熟し過ぎると果皮がしなびて、だぶついた感じになる。さらに傷んでくると、酸味や苦味も出て美味しくないので、できるだけ早めにいただこう。なお、食べる直前に1時間ほど冷蔵庫にいれておくと、ほどよく冷えて甘味も際立つ。
いちじくの旬は7~9月頃と暑い時期なので、買ってすぐには食べ切れない時は、冷蔵庫で保存しておこう。乾燥しやすいので、1つずつラップで包むか、ビニール袋に入れて野菜室へ。保存期間の目安は2~3日だが、買った時にそれほど熟していなければ、4~5日は大丈夫。だが、傷みやすいので様子を見つつ、カビが生えたり、ムッとした匂いが漂ったりする前に早めに食べ切ろう。
2. 冷凍のコツ/1~2ヶ月は冷凍可能

いちじくをたくさん貰ったり、つい買い過ぎたりしたとき、熟しているのに3日以内には食べ切れないという場合は、用途ごとに次のように冷凍しておこう。保存は1~2カ月ほどOKだ。
■丸ごと冷凍
いちじくの愛らしい形のまま、シャーベット風に食べたい場合は、丸ごと冷凍しよう。いちじくを優しく洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取ったら、ラップに包んで金属製トレイに載せて急速冷凍を。凍ったら、ぶつからないように、大きめのジッパー付き保存袋に入れて冷凍庫へ。
■乱切りにして冷凍
スムージーやジェラート、ジャムやソースなど加工して使う場合は乱切りに。そのままジッパー付き保存袋か密閉容器に入れて冷凍庫へ。
■くし形、またはスライスにして冷凍
タルトやパウンドケーキ、チーズケーキなどケーキ類の具材として、形をそろえて並べて飾りたい時は、くし形、または好みの厚さにスライスする。カットすると水分が出やすいので、金属製トレイにラップを敷いていちじくを並べて上からまたラップで覆い、急速冷凍する。凍ったらジッパー付き保存袋にまとめて冷凍保存を。
ちなみに、いちじくの皮は食べられるので、気にならなければそのまま食してOK。皮の食感が苦手という場合は、先に剥いておこう。指先で皮をつまんで上から下へ引いてむく、または4等分にしてからだと剥きやすい。皮がはがれにくい時は、トマトと同様に湯煎を。軽く熱湯に通してから、氷水にサッと浸すと剥きやすくなる。よく熟れている場合は剥きにくいのだが、いったん冷凍してからの解凍の途中だと非常にはがれやすい。
ちなみに、いちじくの皮は食べられるので、気にならなければそのまま食してOK。皮の食感が苦手という場合は、先に剥いておこう。指先で皮をつまんで上から下へ引いてむく、または4等分にしてからだと剥きやすい。皮がはがれにくい時は、トマトと同様に湯煎を。軽く熱湯に通してから、氷水にサッと浸すと剥きやすくなる。よく熟れている場合は剥きにくいのだが、いったん冷凍してからの解凍の途中だと非常にはがれやすい。
3. 解凍方法/半解凍してデザートやジャムに

いちじくは、完全に解凍すると生のいちじくのような柔らかで豊かな食感が損なわれ、水分も出てベチャッとした状態になる。だが半解凍の状態なら、丸ごと冷凍したものもシャーベットとして美味しく食べられるだろう。
ジャムやソース用に乱切りにした場合は解凍が早いので、そのまま、または半解凍くらいになったら鍋に入れ、砂糖やレモン汁を入れて煮詰めていこう。ケーキに使うために、くし形かスライスしたものは、生地に混ぜて焼く場合は半解凍でもOK。焼かずにケーキやタルトの上の飾りにしたい場合は、冷蔵庫で自然解凍し、水分を適度にペーパータオルで拭き取って食べる直前に飾るようにしよう。
ちなみに、ジャムやソースに加工してから冷凍する方法もある。完全に熱が冷めてから小分けにして冷凍し、食べる数時間前に冷蔵庫で自然解凍すればOK。定番のいちごジャムやマーマレードとはひと味違う、いちじくならではの優しい甘味は、アイスクリームやヨーグルト、パンケーキやクレープにもぴったりだ。ピンクとオレンジを混ぜたようなきれいな色合いのいちじくスイーツはSNS映えも必至だ。
ジャムやソース用に乱切りにした場合は解凍が早いので、そのまま、または半解凍くらいになったら鍋に入れ、砂糖やレモン汁を入れて煮詰めていこう。ケーキに使うために、くし形かスライスしたものは、生地に混ぜて焼く場合は半解凍でもOK。焼かずにケーキやタルトの上の飾りにしたい場合は、冷蔵庫で自然解凍し、水分を適度にペーパータオルで拭き取って食べる直前に飾るようにしよう。
ちなみに、ジャムやソースに加工してから冷凍する方法もある。完全に熱が冷めてから小分けにして冷凍し、食べる数時間前に冷蔵庫で自然解凍すればOK。定番のいちごジャムやマーマレードとはひと味違う、いちじくならではの優しい甘味は、アイスクリームやヨーグルト、パンケーキやクレープにもぴったりだ。ピンクとオレンジを混ぜたようなきれいな色合いのいちじくスイーツはSNS映えも必至だ。
結論
デリケートで傷みやすいいちじく。葉野菜や生ハムと和えるサラダなどで近年人気が高まっているが、保存期間が短いので、できるだけ早めに食べ切ろう。優しい甘味が特徴で、さまざまなデザートに活用できるので、ぜひ冷凍保存も試してみて欲しい。