1. 肉料理と好相性!いちじくソースの作り方

いちじくソースの使い方はさまざまだが、肉料理の味付けに使うととくに美味しい。まずは、肉料理に合ういちじくソースの作り方を見ていこう。
いちじく自体の味を活かすソース
まずは、いちじく自体の味をなるべく味わえるようなソースの作り方だ。シンプルに、完熟のいちじくを潰して砂糖や赤ワインなどと一緒に煮るだけでよい。また、バルサミコ酢などを加えても美味しい。とくに相性がよいのはローストビーフなど、味や歯ごたえがしっかりある肉料理だ。いちじくの甘みやフルーティーさが意外と好相性だ。
こってりとしたコクのあるソース
ほかに、いちじくをベースとしつつ、味をしっかり追加したソースも美味しい。コンソメや白ワイン、バターやバルサミコ酢などを切ったいちじくと一緒に煮詰め、濃厚な味に仕上げる。どちらかといえば、ローストポークや鶏肉などの比較的淡白な味の肉料理によく合う。しっかりした味は、ごはんやパン、酒などとも相性がよい。ただし、バターなどを使う分カロリーが高くなることに注意しよう。
肉料理以外にも使える
いちじくソースは、肉料理以外に使っても美味しい。とくにこってりした味付けのソースは、魚料理や野菜などにかけても美味しく食べられる。また、いちじくにさまざまな材料を加えた、ウスターソースなどに近いソースなら、より幅広い料理に使えるだろう。
2. いちじくジャムで手軽なソースの作り方

いちじくソースは生のいちじくを使って作ることが多い。しかし、実はいちじくジャムを使って簡単に作ることもできる。具体的な作り方を見ていこう。
ほかの材料と煮込むだけ
いちじくジャムには砂糖が入っており、すでに濃厚な味わいだ。ソースに使う場合は、基本的にはほかの材料と一緒に煮込むだけでよい。砂糖を加えなくてもよいのが楽だ。また、いちじくがすでに溶けているため、より短い時間で仕上げられるのも嬉しい。急いでいる場合にもおすすめだ。
ジャムの甘さを活かしたすっきりした味のソースに仕上げてもよい。また、先述のようにバターなどを使った濃厚なソースを作るのもおすすめだ。
甘みのバランスをとる
いちじくジャムは甘みが強い分、味のバランスをとるのが少し難しいかもしれない。ここで、いちじくジャムと相性がよいのはバルサミコ酢やしょうゆだ。酸味や塩味をうまく組み合わせ、甘みとバランスのとれた味に仕上げるのが望ましい。生のいちじくを使う場合とは勝手が少々違うので、気を付けよう。味見をしながら味を調えていくとよい。
3. 市販で人気のいちじくソース3選

いちじくソースは、通販などでも美味しいものを手に入れられる。おすすめの製品をいくつか見ていこう。
ツヅミ食品「ツヅミいちじくソース」
大阪などで親しまれているいちじくソースだ。いちじくのほかにも、さまざまな野菜や調味料が使われており、甘みだけでなく香辛料の風味もしっかりある。ウスターソースなどと同じく、揚げ物や焼きそばなどの幅広い料理に使えるのが特徴だ。さまざまなサイズの製品が売られているので、無理なく使いきれる量を買えるのも嬉しい。
JA能美・JA根上「いちじくソース」
能美特産のいちじくを使ったソースだ。甘辛の味が魅力で、幅広い料理に合わせられる。小ぶりの容器に入っているので、試しに買いやすい。特産品にこだわりたい人にはとくにおすすめだ。
ジュスティ「バルサミコソース イチジク」
イタリアで製造されたソースで、バルサミコ酢の風味が際立つ洋風の味が特徴だ。肉や魚によく合うほか、アイスクリームなどのデザートにも使える。また、手頃なサイズで無理なく使える。手に入れるのに少し時間がかかるかもしれないが、待つだけの価値はあるはずだ。
結論
いちじくソースは、いちじく自体の味を楽しむものや、こってり濃厚なものなど、さまざまに仕上げられる。いずれも作るのは難しくないので、好みの味に仕上げよう。いちじくジャムを使うとさらに手軽だ。また、市販のソースも美味しいので、あわせて味わってみよう。
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