1. いちじくと生クリームでデコレーションケーキ!

ケーキといえば、まずはデコレーションケーキである。誕生日やクリスマスなどに食べられる、生クリームを塗られた白いケーキにフルーツやチョコなどで飾ったものをデコレーションケーキと呼ぶ。
デコレーションケーキの土台となるものはスポンジケーキ。スポンジケーキは卵を泡立て、砂糖や小麦粉、溶かしバター、牛乳を加えて生地を作り焼きあげて作る。焼きあがったスポンジケーキは中央に切れ目を入れて分割し、生クリームやフルーツを挟んで生地を重ねる。さらに外側全体を生クリームで覆い、フルーツなどのトッピングをキレイに飾って完成である。
デコレーションケーキは卵をしっかりと泡立てられるかどうかが成功のカギである。計量や小麦粉をふるっておくなど細かい部分での下準備も必要だ。生地がふんわりと膨らまなければケーキに高さが出ないので、成功できるように何回か練習してみよう。もし心配なら市販のスポンジを買ってもよい。
デコレーションケーキに飾るフルーツには決まりは全くない。定番はいちごだが、季節によっては酸味が強かったり手に入らなかったりする。そのときの旬に合わせて季節の果物を選ぶことで変化を楽しむこともできるのだ。いちじくの旬は6月下旬頃~10月とわりと長い。冬以外は手に入りやすいので旬の時期にはいちじくのデコレーションケーキにもチャレンジしてみよう。
2. いちじくはチーズケーキやタルトも美味しい

いちじくの果実は白とピンクの二層になっており断面が美しい。キレイにカットして盛り付ければ写真でも映えるケーキのできあがりだ。
いちじくは酸味がなく甘みが強いので、甘すぎるものが苦手な人にはチーズケーキに合わせることをおすすめしたい。チーズケーキにいちじくを使う場合、レアでもベイクドでもどちらでもOKである。
レアチーズケーキの場合はケーキの生地を作ってから型に流し入れ、上にスライスしたいちじくをのせて固める。ベイクドチーズケーキの場合は、焼く前の生地にスライスしたいちじくをのせて焼きあげる。しっとりとしたチーズケーキにフレッシュないちじくがプラスされて、さわやかな味わいに感じられるだろう。
また、生のいちじくを使いたい場合はタルトがおすすめだ。タルトの土台を焼きあげてからカットしたいちじくをのせれば豪華なタルトができあがる。タルトの定番といえばいちごだが、ガラッと雰囲気を変えたいときにはいちじくを使ってみよう。なお、いちじくは生地と一緒にオーブンで焼きあげると甘みが増すので好みで選んでほしい。
3. 市販のおすすめいちじくのケーキ

自分でお菓子を作る時間がないときは、市販のケーキをお取り寄せしてみるのはいかがだろうか。ここでは人気のいちじくを使ったケーキを紹介する。
メープルハウス「まるごといちじくロール」
生のいちじくを贅沢に3つも使い、ロールケーキに閉じ込めた商品。いちじくの存在感に圧倒される迫力満点のケーキだ。フレッシュないちじくの旨みを堪能したい人におすすめである。
イエローパンプキン「まるごといちじくの紅茶ロール」
ロールケーキの生地にアールグレイの茶葉を混ぜ、香り豊かな大人の味に仕上げている。完熟いちじくは2.5個分でカットせずまるごと入っているので食べごたえが感じられるスイーツだ。
THE TIMELESS「ショコラフィグ」
チョコレートケーキのなかにいちじくとアーモンドを閉じ込めた一品。モンドセレクション金賞を受賞しているのでギフトにも最適だ。しっとりとしたチョコケーキとフレッシュないちじくの絶妙なハーモニーで贅沢なカフェタイムを彩るだろう。
結論
いちじくは酸味が少なく甘みの強いフルーツであり、みずみずしい食感は濃厚なスイーツとも相性がよい。定番のデコレーションケーキのトッピングにしたり、チーズケーキやタルトに使ったりして旬のいちじくを楽しもう。自分へのご褒美としてお取り寄せをして贅沢に過ごすのもおすすめだ。
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