コーンスターチで手作りお菓子に挑戦！仕上がり効果＆レシピ、代用品

コーンスターチを使ったお菓子作りをしたいが、使うことでどんな効果が得られるのだろうか。ここではコーンスターチを使うと味わえる食感や、仕上がりなどを紹介していこう。

コーンスターチを使うと、作り終えたお菓子がサクサク食感になる。コーンスターチは粒子の細かさが特徴で、サラサラとしている。コーンスターチは揚げ物用の衣、クッキーなどに使うことが多い。小麦粉に水分をプラスするとグルテンが作られて重くなる。しかし、コーンスターチはグルテンを作らないので軽く仕上がるのだ。お菓子作りで必要なカスタードも、コーンスターチで作るととろっと仕上がるのだ。片栗粉や小麦粉の代用品として使われることもあるが、あんを作る料理では片栗粉よりもとろっとしないため、分量を増やす必要がある。

コーンスターチを使ったお菓子は、子どもから大人まで好きな人が多いものが多数ある。ここでは具体的なお菓子のレシピを紹介していこう。

コーンスターチを使って作れる定番のお菓子がベイクドチーズケーキだ。用意したクリームチーズは、ボウルで柔らかく練っていく。砂糖、卵、生クリームと入れていく。入れたタイミングで混ぜていこう。ハンドミキサーを使うのがおすすめ。牛乳にレモン汁、最後にコーンスターチを入れて混ぜたら、型に流し込む。予熱ありのオーブンに入れて焼き上げたら完成だ。

アイスもコーンスターチを使うと作ることができる。カシューナッツはペースト状にしておく。豆乳、ココアパウダー、甘酒、米油、最後にコーンスターチを入れよう。すべてを鍋で温め、とろっとするまで混ぜたい。できたら容器に移し、その容器の周りを氷で冷やそう。しばらく冷ましてから冷凍庫で固まらせたい。そのまま完成ではなく、少し固まったらもう一度ミキサーで混ぜ、それを再度凍らせたらできあがり。

コーンスターチを使って作る黒ゴマプリンは、電子レンジで作れる簡単さが嬉しい。きび砂糖、コーンスターチ、ゼラチンを混ぜたら、牛乳と生クリームを入れレンジで加熱しよう。さらによく混ぜたら、黒ゴマペーストを合わせて混ぜ、プリンの容器に入れていく。冷蔵庫で固め、好みでデコレーションをしたら完成。

お菓子作りのためにコーンスターチを探しに出かけても、売っている場所がわからないという人もいる。せっかくお菓子を作ろうと思っても、コーンスターチを探せないのは大変だ。どんなところでコーンスターチが買えるのか、また購入できないときは何を代用すればよいのかを紹介していきたい。

コーンスターチはスーパーでは、粉物のコーナーにあることがほとんどだ。小麦粉や片栗粉、ホットケーキミックス粉などがある場所に並んでいることが多い。またそこにない場合は、お菓子の手作り材料を並べている場所にあることも。もしどうしても販売しているのを見かけないときは、通販を利用するのもよいだろう。その場合にも小麦粉と同じカテゴリーで販売している。

コーンスターチが自宅にないときは、ほかの粉物で代用するのがよい。たとえば片栗粉、小麦粉、米粉、葛粉、タピオカ粉などが挙げられる。グルテンの作用により、小麦粉は粘りが出る。片栗粉や米粉は軽めに作ることができ、代用しやすい。葛粉は金額が高く実用的ではないのがデメリットだ。タピオカ粉はもちもち感を出したいときにおすすめである。

ここではコーンスターチがどんな効果があり、実際に使うとどんな仕上がりになるのかなどを紹介してきた。コーンスターチは多くの菓子作りに使え、なかにはレンジで簡単に作れるレシピもある。スーパーの販売コーナーで見つけられなくても、ほかの粉物で代用できるのでいろいろチャレンジしてほしい。