シャキシャキ美味しいずいきの酢の物！基本の作り方やアレンジを紹介

1. 紅ずいきの酢の物の基本の作り方
2. ずいきの酢の物のおすすめアレンジ
3. 干しずいきの酢の物の作り方
4. ずいきの酢の物の栄養やカロリー

1. 紅ずいきの酢の物の基本の作り方

紅ずいきはその名の通り見た目が赤いずいきで、赤ずいきなどと呼ばれることもある。紅ずいきの酢の物は新潟県などでお盆の時期や、お正月に食べられている。ずいきはアクが強いため、酢の物を作る前には必ずアク抜きをしよう。まずは皮をむき、酢を加えた水に1時間ほどつけておく。1時間たったら酢水から取り、酢を加えて沸かしたお湯で茹でる。2～3分したら冷水にとり、しばらくさらしておくとアクがしっかり抜ける。アク抜きをした紅ずいきを食べやすいサイズにカットし、砂糖や塩を加えて調味した酢で和えれば酢の物の完成。より味をしみ込みませたいときは、下処理をしたずいきを乾煎りしてから調味酢で和えるとよい。作った酢の物は冷蔵庫で1週間ほど日持ちするので、常備菜にもピッタリだ。ちなみにずいきには赤・白・青の3種類があるが味に大きな差はないとされている。白ずいきは比較的アクが少ないが、同じように下処理をしたほうが美味しく食べられるだろう。

2. ずいきの酢の物のおすすめアレンジ

ずいきの酢の物はシンプルな味わいに仕上げても美味しいが、具材や味付けをアレンジするとさまざまなバリエーションの酢の物が楽しめる。

きゅうりとずいきの酢の物

ずいきの酢の物を作る際、スライスして塩もみしたきゅうりを加えるとよりシャキシャキとした食感が楽しめる。きゅうりは軽く塩をふって10分ほどおき、水気を絞って加えればOK。紅ずいきと組み合わせて使うと彩りもよくなり、副菜や弁当のおかずとしても活躍してくれる。トッピングにゴマをふりかけるのもおすすめだ。

ずいきの酢味噌和え

下処理をしたずいきに調味酢ではなく、酢と味噌を合わせた酢味噌を和えれば完成する。酢味噌には少量の砂糖を加えると、酸味が和らいで食べやすくなる。シンプルな酢の物に飽きたら、ぜひ試してほしい一品だ。

ずいきのポン酢和え

調味酢や酢味噌を作るのが面倒なときは、ポン酢を活用しよう。ポン酢1つで味が決まるため、面倒な作業もない。一緒にすりごまを加えると、風味が一気にアップする。

3. 干しずいきの酢の物の作り方

生のずいきは下処理が必要だが、干して売られている干しずいきなら水で戻して手軽に使える。干しずいきで酢の物を作りたい場合は、たっぷりの水に10分程度つけて戻してから使う。水で戻した干しずいきは水気を絞り、沸かしたお湯で5～10分ほど茹でておこう。あとは好みの味の調味酢や味噌酢、ポン酢などを和えれば完成だ。

ずいきとニンジンの酢の物

干しずいきで酢の物を作る際、千切りにしたニンジンを加えても美味しい。ニンジンはずいきのサイズにあわせてカットし、塩もみしてから水気を絞っておこう。ニンジンを加えると彩りがよくなるだけでなく、食感もよくなる。

4. ずいきの酢の物の栄養やカロリー

ずいきのカロリーは100gあたり15kcal（※）とかなり低く、酢の物にした場合でも100gあたり50kcal程度。使う食材や味付けにもよるが、シンプルなずいきの酢の物であればかなりカロリーは低いといえる。さらにカロリーオフしたい場合は酢に加える砂糖を減らしたり、ごまなど脂質の高い食材を組み合わせないように注意しよう。また、ずいきはほとんどが水分でできている食材のため、糖質やたんぱく質などを一緒に摂取するのがおすすめだ。食物繊維は豊富だが糖質が低く、ほかの栄養素もあまり含まれていない。ずいきの酢の物は単体で食べるのではなく、ほかのおかずやごはんなどの糖質と組み合わせて摂取するとよいだろう。ビタミンなどを補うのであれば、サラダもプラスするとよい。