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スキムミルクの栄養は牛乳と同じ?違いと効果やアレンジ法

スキムミルクの栄養は牛乳と同じ?違いと効果やアレンジ法

投稿者:ライター 上野圭代(うえのたまよ)

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2021年7月 6日

スーパーやドラッグストアなどで、スキムミルクを見かけたことがある人もいるだろう。しかしスキムミルクは一体どんな食材で、どんな栄養があるのかなどを知っているだろうか。そこで実は知っておくと便利なスキムミルクの基本的な情報と、健康志向の人はどのように活用すればよいのかなどを紹介しよう。

  

1. 栄養価は牛乳と同じ?スキムミルクってどんなもの?

スキムミルクといわれても詳しいことを知らないという人のために、ここではスキムミルクの基本的な情報をまとめよう。また牛乳と比べて栄養価は低いのか、それとも同じくらいなのかもお伝えする。

スキムミルクとは脱脂粉乳のこと

スキムミルクといわれてピンとこなくても、脱脂粉乳と聞けばわかる人もいるだろう。漢字から想像できる通り、牛乳から水分と脂肪分を抜き粉末状にしたものがスキムミルクだ。牛乳を粉末状にしていることで保存期間が1年ほど。牛乳より圧倒的に保存できる期間が長くなることも特徴だ。

スキムミルクの味は?

気になるスキムミルクの味については、牛乳よりあっさりしている。これは90%以上の水分と脂肪分を抜いているからだ。また厚生労働省によると(※1)スキムミルク(脱脂粉乳)の定義は、牛乳や特別牛乳からほとんどの乳脂肪分を除去、さらにほとんどの水分を除去し粉末状にしたものとしている。そのため一般社団法人日本乳業協会の説明(※2)からもわかるように、スキムミルクに栄養を強化したものや、味わいをプラスしたものは「乳又は乳製品を、主要原料とする食品」のように表示される。

2. スキムミルクのもつ栄養成分量を牛乳と比較

スキムミルクは牛乳からできていることがわかったが、具体的にどんな栄養素がどのくらい含まれているのだろうか。ここでは同じ量の牛乳と比べて説明していこう。

スキムミルクに含まれる栄養素

一般社団法人日本乳業協会によると(※2)スキムミルク10gを90gの水で溶いたスキムミルク液と同じ量の牛乳の栄養を比べると、スキムミルク液は低エネルギーであり脂質を含まないとしている。しかしカルシウム、タンパク質はほぼ同じと説明しているのだ。スキムミルク液は100g中タンパク質は3.4g、牛乳は3.3g。カルシウムはどちらも110mgとなっている。これらから牛乳とスキムミルクに含まれる栄養素は変わらないことがわかる。ビタミンB2もスキムミルクは0.16mgに対し、牛乳は0.15mgとほぼ変わらない。

スキムミルクの脂溶性ビタミンは牛乳より低い

スキムミルクと牛乳の栄養素で、スキムミルクのほうが低いのが脂溶性ビタミンだ。脂溶性ビタミンAはスキムミルクが1ugに対し、牛乳は38ugとかなり違うのがわかるだろう(※2)。

3. スキムミルクに含まれる栄養成分とその効果とは?

スキムミルクに含まれる栄養素は牛乳と比べ、脂質と脂溶性ビタミン以外はそこまで変わらない、ということがわかったところで具体的な栄養素の効果についてお伝えしよう。スキムミルクを摂取すると身体にどのような影響があるのかをまとめていく。

スキムミルクのタンパク質の栄養

厚生労働省によると(※3)タンパク質は炭水化物や脂質と同じく産生栄養素の1つで、体構成成分として筋肉や臓器、皮膚や毛髪などを作る栄養素だ。また体調節機能成分として、ホルモンや酵素、抗体などを作る。

スキムミルクのカルシウムの栄養

カルシウムは人体に最も多く存在するミネラルの一種で、骨や歯に含まれることは広く知られているだろう。このほかカルシウムイオンとして血液や筋肉などにも存在し、出血時に血液を凝固させ止血する働きや、心筋収縮にも関与している(※4)。

スキムミルクのビタミンB2の栄養

ビタミンB2は、脂肪を燃焼させエネルギー代謝に関与するほか、皮膚や毛髪、爪などを健康に保つ働きがあるため、美容にも関係するビタミンだ(※5)。

4. 減量中におすすめ!栄養豊富なスキムミルクの活用法

スキムミルクに含まれる栄養素は牛乳と変わらないが、脂質をほぼ含まないため低カロリーであり、健康志向の人にもおすすめだ。スキムミルクは牛乳からできているため、牛乳と同じような飲み方や使い方ができる。気軽な使い方からアレンジ方法まで紹介しよう。

牛乳の代用として

栄養素は牛乳と変わらないのに低エネルギーのスキムミルクは、牛乳の代用として飲むのもよい。ただしそのままではあっさりしているので、好みでハチミツなどを加えるのもおすすめだ。

きな粉やシナモンを混ぜる

あっさりしているスキムミルクにきな粉やシナモンを混ぜて、風味を楽しむのもよいだろう。

コーヒーに入れる

スキムミルクはシチューやスープなどに使うのもよい。またパンを作る際に使ったりするのも脂質が少なめなため健康志向の人に好まれている。

結論

ここではスキムミルクの栄養について、牛乳とそこまで変わらないが脂質をほぼ含まない分低エネルギーであることを解説した。いろいろな栄養の効果が期待されるスキムミルクは飲み物のアレンジにも料理にも使うことができる。ぜひ休日にはスキムミルクを使って美味しい料理を作ってみよう。
(参考文献)
※1出典:厚生労働省「000515092.pdf」
※2出典:スキムミルクの栄養│一般社団法人日本乳業協会「スキムミルクの栄養│一般社団法人日本乳業協会」
※3出典:厚生労働省「たんぱく質 | e-ヘルスネット(厚生労働省)」
※4出典:厚生労働省「カルシウム | e-ヘルスネット(厚生労働省)」
※5出典:わかさの秘密 成分情報 ビタミンB2
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  • 更新日:

    2021年7月 6日

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