目次
1. これぞ沖縄!スパムを使ったゴーヤチャンプルーの作り方

ゴーヤとともに、肉や野菜を混ぜて焼いたものをゴーヤチャンプルーだと定義すると、家庭や店によってさまざまな味や具材があることになる。豚肉や木綿豆腐で代用されがちだが、本場沖縄では、スパムと島豆腐を使ったレシピが一般的だ。では、スパムを使った定番のゴーヤチャンプルーとはどのような料理なのだろうか。作り方を解説していく。
ゴーヤチャンプルーの基本の作り方
ゴーヤと豆腐はしっかりと水抜きをしておく。ゴーヤは塩もみをして水抜きをすることで、独特の苦味が和らぐ。具材を切り分け、フライパンで炒めたら、醤油や塩こしょうなどで味付けする。卵は最後に入れ、ざっくりと混ぜ合わせて半熟の状態で火から上げるとよい。器に盛ってから、かつお節をふりかければ、ゴーヤチャンプルーの完成だ。
本場沖縄のゴーヤチャンプルーはスパムを使用している
豚肉や木綿豆腐で代用されることも多いが、肉はスパムを、豆腐は沖縄の島豆腐を使うのが本来の味だ。スパムや島豆腐は材料そのものに塩気があるので、調味の際は控えめな味付けからスタートして調節していくことをおすすめする。スパムは加熱済みの食品なので、厚めに切っても問題ない。さらに、酒やニンニクを使ってこんがり焼き目が付くまで焼くと、スパムの臭みが軽減する。
2. もやしでヘルシーなスパムゴーヤチャンプルー

チャンプルーとは現地の言葉で、混ぜるという意味だ。ゴーヤをスパムなどのいろいろな具材と混ぜ合わせた料理を、総称してゴーヤチャンプルーと呼ぶ。家庭によっては、好みやその日の冷蔵庫の状況に合わせて、具材が臨機応変に変わることもある。簡単に手に入りやすい身近な具材を使ったアレンジレシピをみていこう。
もやしでカサ増し!ヘルシースパムゴーヤチャンプルー
基本通り下ごしらえをしたら、スパム、豆腐、ゴーヤ、もやしの順に炒めて味付けする。もやしは加熱しすぎないのがポイントだ。シャキシャキした食感を残す程度に加熱すると、満足感のある歯ごたえがちょうどいいゴーヤチャンプルーになる。
3. 上品な味!白出汁で作るスパムゴーヤチャンプルー

本場沖縄のスパムゴーヤチャンプルーは、醤油や塩こしょうなどを使って味付けするのが一般的だ。基本の作り方から、さらに味付けを変えることでマンネリを防ぎ、夏の間飽きずに味わえるのではないだろうか。基本通りの味付けからワンステップ踏み込んだ、スパムゴーヤチャンプルーを見ていこう。
白出汁を使った和風スパムゴーヤチャンプルー
基本通りに材料に火を通したあと、白出汁を全体に回し入れ、手早く炒め合わせる。シンプルな塩味と、上品な出汁の香りがアクセントのゴーヤチャンプルーが完成だ。和風テイストでワンランクアップの一品に仕上がる。
4. めんつゆで味付け簡単なスパムゴーヤチャンプルー

スパムやゴーヤ以外にも、卵やもやしなどさまざまな食材が使われるゴーヤチャンプルー。自由度が高い分、味が決まりにくく、美味しく作るのが難しいメニューだ。白出汁を使うと上品な和風の味に仕上がるが、ほかにも簡単に味付けする方法があるのをご存知だろうか。身近な調味料で作るスパムゴーヤチャンプルーの作り方を見てみよう。
めんつゆひとつで簡単に味が決まるスパムゴーヤチャンプルー
白出汁の時と同様に、材料に火を通したあと、めんつゆを回しかけて素早く炒め合わせる。めんつゆがない場合は醤油とみりんなどで代用できる。甘さやしょっぱさの塩梅を自分で決められるのも嬉しいポイントだ。
結論
スパムゴーヤチャンプルーは、スパム自体の塩気を活かして調味すると、本場沖縄の味に近づける。もやしや豆腐を入れてヘルシーにカサ増ししたり、白出汁やめんつゆを使って味付けしたり、臨機応変に調理方法を変えることで料理の幅も広がる。ゴーヤチャンプルーとはこういうものだという枠にとらわれず、ぜひいろいろな具材や味付けにチャレンジして、自分好みの味を見つけてほしい。
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