1. 味噌を使ったサーモンのなめろうの作り方

なめろうとは魚のたたきの一種だ。あじに味噌をはじめ、生姜・ねぎ・しょうが・みょうがのような薬味をみじん切りにして混ぜ、粘りが出るまでたたいて作る。あじの代わりに、さんま・イカ・かつおのような魚を用いて作ることもある。ここではサーモンを使用して作るなめろうのレシピを紹介しよう。刺身用のサーモンを使えば、簡単に作れるのが嬉しいポイントだ。
サーモンのなめろうの作り方
刺身用のサーモンは包丁で細かく刻む。ねぎと大葉は細かいみじん切りにする。サーモンを包丁でたたき、ねぎと大葉、味噌、わさびの順番に加えてさらにたたく。しょうゆ・ごま油・白いりごまを混ぜ合わせたものを加えて混ぜる。最後に器に盛り付ければ、サーモンのなめろうの完成だ。生姜を使うことが多いなめろうだが、わさびを入れても美味しい。わさびが苦手な人は抜きでも構わない。酒のあてにぴったりの一品だが、丼にごはんをよそい、その上にのせて丼物として味わうのもありだ。
サーモンのなめろうを美味しく仕上げるポイント
より美味しく仕上げたいなら大葉をみじん切りにしてから水でもみ洗いし、アクやえぐみをとっておくとよい。ちなみに大葉は青じそとも呼ばれており、赤じそより香りが強く、刺身の薬味やあしらいとして使われる。年間を通してスーパーなどに並ぶ食材だが、旬は初夏から盛夏にかけての時期だ。
2. サーモンのなめろうは玉ねぎやみょうがと好相性

ここでは味噌のサーモンのなめろうと相性のよい薬味やアレンジして食べる方法を紹介しよう。生で食べるのがなめろうの醍醐味だが、焼いて食べても美味しい。
サーモンのなめろうのさんが焼
玉ねぎとみょうがはみじん切りに、にんにくと生姜はすりおろす。刺身のサーモンを包丁でたたき、にんにくと生姜を加えてなめらかになるまで、さらにたたいてボウルに入れる。味噌・酒・片栗粉を加えてよく混ぜる。玉ねぎとみょうがも加えて混ぜ合わせたら、食べやすい大きさに等分してハンバーグのような形に整える。大葉の片面に片栗粉を薄く付け、形を整えたものをのせてその上に片栗粉をふる。フライパンを熱してサラダ油を入れ、両面をこんがりと焼く。最後に器に盛り付けて好みで大根おろしとポン酢をかければ、サーモンのなめろうのさんが焼の完成だ。ポン酢の酸味で、ひと味違うなめろうを楽しめる。
サーモンのなめろうの海苔巻き
ボウルにごはんとすし酢を入れ、しゃもじで切るように混ぜて酢飯を作る。海苔の奥側にのりしろを1cmほど残し、上に酢飯をしく。手前から1/3くらいの部分にサーモンのなめろうをのせて巻きすを使って巻く。2cm幅に切って器に盛り付ければ、サーモンのなめろうの海苔巻きの完成だ。のり巻きを切る時は包丁を水で濡らすと、切りやすくなる。
3. サーモンのなめろうは洋風アレンジもおすすめ

最後に洋風にアレンジするサーモンのなめろうの作り方を紹介しよう。
クリームチーズとサーモンのなめろう
ここでは刺身ではなく、スモークサーモンを使うなめろうの作り方を紹介する。クリームチーズは室温に戻し、大葉は軸を切り落とす。ねぎはみじん切りにしてスモークサーモンは包丁で細かくたたく。ボウルに、ねぎ・スモークサーモン・クリームチーズ・味噌を入れ、よく混ぜ合わせる。器に大葉を敷いて上に盛り付ければ、クリームチーズとサーモンのなめろうの完成だ。濃厚なクリームチーズの味わいと味噌が、スモークサーモンと相性ばっちり。日本酒やワインと一緒に食べるのもおすすめだ。
サーモンの洋風なめろう
にんにくと生姜はすりおろす。刺身のサーモンを包丁でたたいてボウルに入れ、味噌・にんにく・生姜・粉チーズ・ドライパセリを加えて混ぜ合わせる。器に盛り付けてクラッカーを添えれば、サーモンの洋風なめろうの完成だ。好みでガーリックトーストにのせても美味しい。
結論
サーモンのなめろうの作り方を紹介した。包丁でたたいて味噌や薬味を混ぜて食べても美味しいが、紹介したようにアレンジして焼いたり、海苔巻きにしたり、洋風に味付けるのもありだ。まずは基本のレシピを参考に作ってみて、少しずつアレンジするのもありだろう。
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