1. ファルファッレとは?特徴や茹で時間を解説
ファルファッレの名前の由来や、茹で方、相性のいい食べ方について解説していこう。
ファルファッレの特徴
ファルファッレとは、蝶々やリボンの形をしたパスタのことで、ショートパスタの1つだ。よく目にするショートパスタだが、名前はあまり知られていないのではないだろうか。小麦や塩、卵を原料としたものが一般的だが、ホウレン草やトマトなどの野菜を生地に混ぜ込んだカラフルなファルファッレも存在している。名前の由来はイタリア語の蝶々を意味する「farfalla」から。日本では蝶ネクタイパスタと呼ばれることもある。
ファルファッレに合う料理
ソースがからみやすい形状なので、ミートソースやクリームソースなどと相性がよいが、ペペロンチーノなどのオイル系ソースとからめても美味しく、万能なパスタである。また、スープやサラダ、グラタンに入れて食べることもでき、かわいい見た目を楽しめるのも魅力だ。
ファルファッレの茹で方
ファルファッレを茹でるときは、茹でる時間が重要だ。メーカーによって差はあるが、一般的には13分前後となり、パスタとさほど変わりない。茹でるときは、ファルファッレの量に対して10倍の量のお湯で茹で、くっつかないようにかき混ぜる。ファルファッレに下味を付けるため、塩はお湯の1%分の量を入れるのがポイント。下味を付けるのは、ソースとからめたとき、味が薄まらないようにするためだ。
2. 定番のソースと合わせて!ファルファッレの食べ方
クリームソースやトマトソースなどを合わせるファルファッレのレシピを具体的に紹介していこう。
ファルファッレのクリームソース
フライパンにオリーブオイルをひき、ベーコン、好きなキノコ、玉ねぎ、にんにくを炒める。野菜に火が通ったら生クリーム、牛乳を加え、ひと煮立ちさせる。ファルファッレが茹であがったらしっかり水切りし、ソースと卵を和えてできあがり。濃厚な味わいが魅力的なレシピだ。
ファルファッレのトマトソース
フライパンにオリーブオイルをひき、ベーコン、にんにく、玉ねぎを炒める。白ワインを入れ、ホールトマトを加えて5~6分煮る。茹であがったキャベツとファルファッレをからめて、生クリームを加えたらできあがり。
ファルファッレのミートソース
合いびき肉に玉ねぎ、にんにくを加えて炒める。トマト缶を入れてひと煮立ちさせて、茹でたファルファッレを加えてからめたらできあがり。盛り付けにバジルを使うと、より見栄えもよくなり、味わいも増すのでおすすめだ。
3. ファルファッレはグラタンやサラダにしても!
ファルファッレはグラタン、サラダとしても楽しめる。華やかな形が食卓に彩りを加えるため、おもてなしの料理としてもぴったりだ。
ファルファッレのグラタン
サツマイモをつぶし、牛乳、卵、バターを加える。ファルファッレを入れて弱火で数分茹でたら、耐熱皿に入れる。このとき、ファルファッレに火が通っていなくてもオーブンで加熱するので大丈夫。チーズをのせて、予熱しておいたオーブンで、焦げ目がつくまで焼く。好みでバジルをふりかければ、できあがり。サツマイモの甘さがひきたつレシピなので、子どもも気に入る一品だ。
ファルファッレのサラダ
茹でたアスパラ、しめじ、えのきとトマトを合わせたサラダ。塩コショウとレモン汁、パルメザンチーズをふりかけたらできあがり。シンプルながらコクのある一品だ。サラダにファルファッレを使うときは、茹で時間を長めにとることも忘れずに。
結論
ファルファッレは一般的なパスタと同じように使うことができ、さらにサラダやグラタンなどさまざまな味わい方がある。かわいい見た目を活かして飾り付けに使えば、食卓も華やぐだろう。好みのソースや食材と合わせて、お気に入りの一品を見つけてほしい。
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