1. 持ち帰りできるイカシュウマイの人気店は?
それではまず、イカシュウマイの持ち帰りができる店舗を紹介しよう。
萬坊
イカシュウマイ発祥の店といわれる店で外すことができない。身が柔らかいイカの上身を使用するだけでなく、卵や玉ねぎ、そして塩に至るまでこだわりが詰まっており、この店ナンバーワンの人気商品である。
河太郎
萬坊と同じく佐賀県呼子町にある店。こちらは日本初のいけす料理屋だといわれており、イカの活け造りが自慢の店である。持ち帰りだけでなく、定食や単品でも味わうことが可能だ。
宮本水産 いか道楽
こちらも佐賀県呼子町にある。こちらのイカシュウマイは玉ねぎを使用せず、白根を使って味の深みと美しい白さを出しているのが特徴だ。このほかにイカ墨を加え、しっとり感と香ばしさを加えた「黒丸」と呼ばれる商品も販売されている。
2. 通販で買えるイカシュウマイの人気商品は?
店舗まで足を運ぶことができないの人ために、通販で購入できる店も紹介しておきたい。
萬坊
先ほど紹介した萬坊では、通販でも購入することができる。通販では大きいサイズと小さいサイズが選べる。また、大小のミックスや、博多の名産品である明太子を合わせた「めんたいいかしゅうまい」という商品も販売されているのだ。
有限会社 木屋
朝一通り本店が有名であるが、通販も行っている。イカシュウマイのほかに、「明太しゅうまい」や「黄金いかしゅうまい」という商品もある。ギフト商品としてイカシュウマイセットのほかに、一夜干しとのセット商品も販売されている。
函館タナベ
こちらのイカシュウマイは真イカの柔らかい部分だけを使っている。モンドセレクション最高金賞を11年連続で受賞しているのである。
3. イカシュウマイのカロリーや栄養成分
イカは高たんぱく、低糖質、低脂質な食品である。さらに、イカにはタウリンが豊富に含まれている。タウリンはコレステロールの吸収を抑える効果があるといわれている。(※)
また、イカシュウマイの材料は、イカのほかに白身魚のすり身や玉ねぎなどである。低カロリーな食品であり、1個(約28g)当たり60~80kcal程度である。
イカシュウマイの食べ方として、一般的な蒸す調理方法であればカロリーが増えてしまうことはない。ただし、油を使用して焼いたり揚げたりする場合にはその分のカロリーが追加されるため、覚えていきたい。なお、イカシュウマイを揚げた場合の吸油率をおよそ3%として計算すると、1個(約28g)当たり約7kcal程度増加することになる。
4. イカシュウマイの作り方
イカシュウマイの手作りにチャレンジしてみたい人のために、作り方を紹介しておく。イカはワタを取り皮をむくなどの下処理をしておく。食感が残るように包丁でみじん切りにする。
ボウルにイカ、みじん切りにした玉ねぎ、白身魚のすり身、塩、醤油、酒、おろし生姜、片栗粉を入れ、よく混ぜ合わせる。スプーンを使ってタネを丸めておく。細切りにしたシュウマイの皮をボウルに入れ、その中に丸めたタネを入れて転がし皮を付けていく。蒸し器を用意し、クッキングシートの上にのせて蒸せばイカシュウマイの完成だ。
ロールイカを使用すると下処理を省くことができるので、状況に応じて使い分けるとよい。また、白身魚のすり身の代わりに手軽に用意できる食材として、はんぺんを使うことも可能である。
結論
イカシュウマイは佐賀県鳴子町が有名で、イカシュウマイを販売する店が多くある。店舗での持ち帰り販売のほかに、通販で購入することも可能となっている。また、特別な食材を必要とすることなく作れる。新鮮なイカが手に入ったときに、刺身や煮物、揚げ物以外にイカシュウマイを手作りするというのもおすすめの料理方法である。
(参考文献)
※ タウリン | e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-017.html
※ タウリン | e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-017.html