このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
タコの正しい茹で方とは?柔らかく仕上げる下処理のポイントも紹介

タコの正しい茹で方とは?柔らかく仕上げる下処理のポイントも紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2021年12月 6日

プリプリとした食感が美味しい「タコ」。そんなタコを茹でる場合、一般的には「お湯で茹でる」ことが多いだろう。しかし、お湯で茹でるだけでなく、電子レンジで加熱することも可能だ。ここではそんなタコの茹で方を詳しく解説する。また、タコを柔らかく茹でるポイントも紹介する。

  

1. タコの基本をおさらい

タコの茹で方
タコ(蛸)とは、マダコやイイダコ、ミズダコ、ヤナギダコといった、タコ目に分類される軟体動物の総称のこと。日本では古くから食べられており、一時期は世界のタコ消費量のうち6割以上を日本が消費していたこともある。生タコはややくすんだ色味をしているが、茹でることで色鮮やかな赤紅色に変化するのが特徴だ。一般的なスーパーでは「生タコ」よりも「茹でタコ」が多く売られてる。
この記事もCheck!

2. タコの基本的な茹で方

タコの茹で方
タコの茹で方はいくつかあるが、基本は「お湯で茹でる」というものだ。必要なものは、生タコ(下処理したもの)と食塩だけとなっている。また、臭み取りに番茶を加えるのもおすすめだ。これらを用意したら、以下の手順に従ってタコを茹でてみよう。

タコをたっぷりのお湯で茹でる方法

1.たっぷりのお湯を沸かした鍋に塩少々を入れる
2.頭側を持ち、上下に揺らしながら足側から茹でる
3.3~5分ほど茹でてから、ザルに上げて自然に冷やす
4.粗熱が取れたタコを適当な大きさに切れば完成

【タコをお湯で茹でるときのポイント】

・お湯が沸騰してからは弱火にしておく
・足先が丸くなってから頭を茹でるとよい
・茹で時間の目安は3~5分程度にするとよい

3. 電子レンジでタコを素早く茹でる方法

タコの茹で方
タコは一般的にお湯で茹でることが多いが、実は電子レンジで加熱することも可能だ。「お湯を沸かす必要がないこと」や「毎回、同じように加熱できること」などがメリットであり、必要なものは生タコ(下処理したもの)と酒だけである。これらを用意したら以下の手順で茹でてみよう。

タコを電子レンジで茹でる方法

1.耐熱容器にタコを並べて、酒をかけておく
2.食品用ラップをかけてから電子レンジで加熱する
3.粗熱が取れたタコを適当な大きさに切れば完成

【タコを電子レンジで茹でるときのポイント】

・爆発の恐れがあるため切り分けたタコを使う
・茹で時間の目安は3分程度にするとよい

4. 茹でタコを柔らかくするコツ

タコの茹で方
タコの基本の茹で方は前述のとおりだが、下処理のやり方を変えたり、茹で方を調節したりすることでタコを柔らかく仕上げることが可能だ。柔らかく仕上げるには、まず下処理で丁寧に塩揉みすることが大事になる。また、酒に漬けたり、大根や棒で叩いたりするのもおすすめだ。大根などで叩くとタコの繊維が壊れるため、通常よりも柔らかく仕上げることができる。

茹でタコを柔らかくするためのポイント

・下処理の段階で念入りに塩揉みを行う
・日本酒に漬けておくようにする
・繊維を壊すために大根や棒などで叩く

5. 茹でタコの美味しい食べ方

タコの茹で方
新鮮な生タコを茹でたら、そのまま刺身として食べるのがおすすめだ。また、柔らかく茹でたタコを使って海鮮サラダを作ったり、オニオンスライスと合わせてカルパッチョ風に仕上げたりしても美味しい。このほか、タコ飯や酢の物、揚げ物などにしても美味しく食べられる。
この記事もCheck!

結論

一般的なスーパーでは、下茹でされた「生食用のタコ」が売られていることが多い。そのため、家庭で茹でることは少ないかもしれない。しかし、釣りや鮮魚センターなどで生タコを手に入れることもあるだろう。もし生タコを手に入れる機会があったら、ここで紹介したタコの茹で方を参考にしてみよう。
この記事もCheck!
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 公開日:

    2018年12月26日

  • 更新日:

    2021年12月 6日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧