レモン酢を作ってみよう！気になる効果やレモンと酢との違いも紹介

レモン酢は氷砂糖やはちみつを使えば、自宅でも簡単に作ることができる。基本のレモン酢の作り方を見てみよう。

レモン酢を作る前に煮沸消毒した保存容器を用意しておく。レモンはお湯をかけて、表面をブラシなどを使ってしっかり洗っておく。皮ごと輪切りにして保存容器に入れる。そこに氷砂糖と酢を入れて、ラップをせずに電子レンジで数秒加熱する。これは、氷砂糖を溶けやすくするためだ。あとは常温で12時間以上置いたらできあがりになる。氷砂糖が溶けたら、冷蔵庫での保管が無難だ。

レモン酢は氷砂糖だけでなく、はちみつや黒砂糖、きび砂糖などでも作ることができる。しかし長期間保存する場合は、氷砂糖を使うのがいいだろう。溶けやすい砂糖類を使う場合は、電子レンジを使う必要はない。さらに、酢も米酢や黒酢、りんご酢などを使うことが可能だ。まろやかな味のレモン酢にしたい場合は、りんご酢を使うのがいいだろう。

レモン酢は、水や湯、牛乳などで割って飲むのが一般的だ。ほかにもマリネに使ったり、調味料として活用することもできるので、使い方もさまざまだ。レモン酢を使うことで、さっぱりとした味わいの料理を簡単に作ることができる。

レモン酢の主な材料はレモンと酢。つまり、クエン酸や酢酸が含まれている。

レモン酢は、酢を使っている。ミツカン（※1）によると、酢を継続的に摂ることで、中性脂肪を減らす効果があるといわれている。ほかにも農林水産省（※2）によると、クエン酸には疲労回復効果があり、さらにレモンに含まれているビタミンCには抗酸化作用が期待できるのだ。

レモン酢は使う砂糖類の種類によっても保存方法が異なる。たくさん作ったレモン酢の正しい保存期間や保存方法をチェックしよう。

レモン酢は氷砂糖を使えば常温で1年ほど保存できる。しかしカビが発生しないように、保存容器はしっかり煮沸消毒しておく必要があるだろう。ほかの砂糖類を使った場合は冷蔵庫で3週間〜1ヶ月ほど保存が可能だ。さらに1日1回、レモン酢の容器をふるようにするのがおすすめだ。そしてレモンの皮が黒ずんできたら、取り除くようにしよう。

レモンと酢はよく似ているといわれている。どちらも酸味があるからだ。そんなレモンと酢の違いを紹介しよう。

レモンにはビタミンCやクエン酸、ポリフェノールなどが含まれている。レモンの酸味の元はクエン酸だ。それに対して酢は、穀物や果実を発酵させることで生まれる酸味を活用している。つまり、レモンと酢は同じ酸味でも異なった成分によって成り立っているのだ。

酢の代わりとしてレモン汁を活用することもある。酢を使う酢飯や酢の物などにレモン汁を使うのもいいだろう。レモン汁を使うことで、さわやかな酸味が楽しめる。

レモン酢には、レモンを発酵させて作ったレモン酢もある。市販されており、使い方はレモン酢と同じだ。こちらにも、クエン酸やビタミンCが多く含まれているようだ。

レモン酢はレモンと酢に氷砂糖やはちみつなどの砂糖類を合わせて作る。作り置きもでき、水や炭酸水で割ることでさわやかなドリンクとしても楽しめるのが魅力だ。さらにレモン酢は身体に嬉しい効果も期待できるので、美味しくて健康にいい飲み物として注目だろう。レモン酢はドリンクとして楽しむだけではなく、料理にも活用できるので自宅で作ってみてはいかがだろうか？レモン酢でさわやかな味わいを楽しんでみてもらいたい。

（参考文献）
※1　株式会ミツカンホールディングス
https://www.mizkan.co.jp/health/report/01.html

※2　農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1701/spe2_01.html