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うるいの天ぷらを天ぷら粉で簡単に!山菜なのに面倒な下処理不要!?

うるいの天ぷらを天ぷら粉で簡単に!山菜なのに面倒な下処理不要!?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 鈴木亜子(すずきあこ)

鉛筆アイコン 2021年8月 2日

春になるとスーパーでもさまざまな山菜が並ぶ。山菜は種類によって味わいや調理法が変わるため、初めて山菜を手に取る人にはハードルが高い。そんな人におすすめなのが、うるいだ。うるいは山菜の中でも使い勝手がよい食材で、いろいろな料理に使える。ここでは、うるい天ぷらについて紹介する。春ならではの味わいを楽しもう。

  

1. 春の山菜「うるい」は天ぷらで味わうのがおすすめ

日本ではさまざまな山菜が食べられている。山菜はアク抜きな下処理が必要なため、忙しいときには敬遠されがちな食材だ。ここでは、うるいの紹介も含めて魅力を伝える。

うるいとは?

うるいはオオバギボウシというユリ科の植物の若葉を指す。見た目は長ねぎに似ており、軸は白く、穂先は鮮やかな緑色だ。長ねぎとの違いは穂先が葉のようになっていることだ。もともとは自生していたうるいだが、最近ではハウス栽培もされている。しかし、うるいが出回るのは春先なので、いまでも春の訪れを感じさせてくれる食材として親しまれている。

うるいは生でも食べられる!

山菜の多くはアクが強いため、アク抜きが必要となる。完全にアクを抜くためには長期間アク抜きをしなくてはいけないため、食べられるようになるまで時間がかかるのが難点だ。しかし、うるいは山菜の中では珍しくアクが少ない。そのため、アク抜きをせずに食べることができ、生のままサラダや和え物にできる。

うるいの天ぷらがおすすめの理由は?

生で食べられるうるいだが、天ぷらにするとまた違った風味を楽しめる。アクが少なく食べやすいうるいだが、天ぷらにすることで旨みや甘みが増し、より美味しくなる。また、うるいのシャキシャキした食感と天ぷらの衣のサクッとした軽い食感の対比を楽しめるのもうるいの天ぷらならではだ。うるいを購入したら一度は天ぷらにして味わおう。

2. うるいの天ぷら:揚げすぎず食感を残すことがコツ

天ぷらの特徴といえばサクッとした軽い食感だが、家で作ると衣がはがれてしまったり衣がベチャっとしてしまったりと失敗することもある。ここでは、うるいの天ぷらの作り方とともに失敗しないコツも併せて紹介する。

衣は混ぜすぎない!

天ぷらの衣は小麦粉と卵、冷水の3つで作る。3つの材料を混ぜ合わせれば衣ができると思いがちだが、ただ混ぜるだけでは失敗する可能性が高い。小麦粉を卵と冷水と混ぜ合わせるとグルテンが形成され、衣が重くなってしまうからだ。グルテンの形成を防ぐために、混ぜる工程を2つに分けよう。1つ目の工程では卵と冷水の2つのみを混ぜ合わせて卵水を作ろう。卵水ができたら、そこにふるっておいた小麦粉を2~3回に分けて加える。菜箸を使ってサックリと混ぜ合わせればグルテンの形成を防ぎつつ、混ぜることができる。衣に粘りが出なければ成功だ。

うるいの天ぷらの作り方

うるいはアクがないため、水で洗い食べやすい大きさにカットしたら衣につけてよい。軸の部分と穂先の部分を切り分けて揚げると、異なる食感を楽しめる。うるいに衣をつけたら170~180℃の油で揚げる。うるいは生のままでも食べられるため、しっかりと火を通す必要はない。衣がきつね色になる前に取り出そう。

3. うるいの天ぷら:天ぷら粉を使って簡単に

衣を手作りするのが面倒であれば、天ぷら粉を使おう。天ぷら粉を使えば衣作りで失敗することなく、簡単に美味しいうるいの天ぷらを作ることができる。天ぷら作りに慣れていない人は天ぷら粉を使うようにしよう。

天ぷら粉で作ってみる

うるいは水で洗って適当な大きさにカットしておく。天ぷらの美味しさを左右する衣だが、天ぷら粉の場合は水を加えるだけで作れる。水も常温の水でよい。また、小麦粉で作る場合はグルテンが形成しないよう注意しなくてはならなかったが、天ぷら粉はしっかり混ぜてもグルテンが形成しないため、衣がベタっとならない。ただし、天ぷら粉に加える水の量だけは注意しよう。天ぷら粉と水の配合量はメーカーによって異なるため、作る前に必ずパッケージをチェックしよう。分量を間違えると、天ぷら粉を使っていても失敗してしまう。うるいに衣をつけたら、170~180℃の油で1~2分揚げる。油を切って皿に盛り付ければ完成だ。

うるいの天ぷらはどうやって食べる?

天ぷらの食べ方はさまざまだ。結論からいってしまうと、うるいの天ぷらの食べ方も決まりはない。うるいの天ぷらは甘みがあるため、何もつけずに食べても満足できる美味しさだ。味のバリエーションがほしかったら、天つゆや塩、抹茶塩などを試してもよい。

結論

うるいはアクが少なく、そのまま食べられる珍しい山菜だ。そのため、サラダや和え物に使われることもあるが、うるいの甘みと旨みを引き出すなら天ぷらがおすすめだ。シャキシャキしたうるいの食感と衣のサクッとした軽い食感の対比もうるいの天ぷらならではの醍醐味だ。そのままはもちろん、天つゆや抹茶塩につけながら食べるのも美味しい。ぜひ、うるいの天ぷらを手作りして堪能しよう。
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  • 更新日:

    2021年8月 2日

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