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ショートニングはプロのパン屋も使う?効果や実際の作り方を紹介

ショートニングはプロのパン屋も使う?効果や実際の作り方を紹介

投稿者:ライター 上野圭代(うえのたまよ)

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2021年8月 2日

ショートニングはクッキーやパンなどで使われているイメージがある。では、実際にパン屋ではショートニングを使ってパン作りをしているのだろうか。ここではショートニングの効果などを解説し、ショートニングが使われている具体的なパンの種類や作り方を紹介しよう。

  

1. パン屋さんはショートニングを使っている?

ショートニングは製菓材料の1つだが、実際にパン屋などで使われているのかを知らない人も多い。ここではパン屋では本当にショートニングが使われているのか、また市販のパンでどんなものにショートニングが含まれているのかなどをお伝えしょう。

パンにはショートニングが含まれていることが多い

ショートニングは植物性油脂で、パンやクッキーに使われることがある材料だ。ショートニングの性質上、使うことに抵抗がある人もいるかもしれない。しかし、ショートニングをパンに使うパン屋も多いのでそこまで気にしなくてよいかもしれない。もちろんショートニングをパン作りの材料に選ばず、バターやオリーブオイルなどで仕上げる方法もある。パン屋によってはショートニング不使用を売り文句にしている場合もあるので、好みで選ぶのがおすすめだ。

コンビニパンでもショートニングが入っていないことも

手軽に購入でき食べられるコンビニパンだが、じつは最近は素材にこだわっているところが多い。大手パン屋の木村屋も袋パンを販売しているが、無添加でショートニング不使用のものも多い。気になる人はショートニングが使われているかどうかを確認してから購入するといいだろう。

2. パン作りでのショートニングの効果とは?

ではパン作りには、どうしてショートニングが必要なのだろうか。ショートニングがパンに効果的な理由を知ることができれば、作り方に取り入れるかどうかを決めることができる。ここではショートニングの効果を解説しよう。

パン作りにショートニングが必要な理由とは

ショートニングはバターと同じく、可塑性(かそせい)油脂だ。可塑性は形状を戻さないという意味。まるで粘土をこねているかのように、形が自在に変わり戻らないのだ。つまり油脂がパンの生地のなかに入ったら、その生地の伸びがよくなりパンの成形がしやすくなるという利点がある。水分の蒸発を防ぐ効果もあり、翌日でもサクサクのパンを楽しめるのもショートニングのよいポイントだ。また、ショートニング自体にクセがないため、ほかの食材の香りや味を活かせるのもメリットである。

3. ショートニングを使ったパンの作り方

実際にショートニングを使ったパン作りに挑戦したいときは、どのように作ればよいのだろうか。ゲストが来たときにも、食事どきに手作りのパンを披露することができれば場も盛りあがる。そこでここではショートニングを使ったハイジパンの作り方を紹介しよう。

ショートニングを使ったハイジパンの作り方

用意した強力粉、イースト、塩、スキムミルク、上白糖、水を1つのボウルに入れて混ぜよう。そしてそのまましっかりとこねる。まとまったと感じたら、まな板などに出して再度こねよう。材料に偏りがなく混ざったと思ったところで、少しパン生地をたたく。しばらくしたらショートニングを入れ、なじませる。ここで一次発酵が必要だ。大体時間にして1時間ほど。時間がきたら5~6分割にして丸め少し置く。粉をつけてよりしっかりとパン生地を丸め、二次発酵をさせる。上に粉をふりかけ、オーブンで焼いたらできあがりだ。

結論

ここでは、パン屋では実際にショートニングを使っているのかなどをはじめ、ショートニングの効果、さらにショートニングを使ったパンの作り方なども紹介した。ショートニングは効率的に使うとサクサクのパンを作ることができる。ぜひパン作りに挑戦してみてはいかがだろうか。
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  • 更新日:

    2021年8月 2日

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