1. 簡単で人気!ピーラーできゅうりの飾り切り3選

まずは、ピーラーを使ってできるきゅうりの飾り切りの切り方や作り方を紹介しよう。
きゅうりの飾り切り1:リボン
- きゅうりをピーラーで縦に3枚スライスする。
- 1枚のきゅうりの端と端を、中心に向けてふんわりと折り曲げよう。
- 2のきゅうりの下に2枚目のきゅうりを通す。このとき1枚目に対して斜めになるように通そう。
- 3のきゅうりの片側を、2のきゅうりの中心部に巻きつける。
- 3枚目も反対側から同様に巻きつけると完成。
蝶々結びのようなリボンで、かわいらしい見た目の飾り切りだ。女の子が食べる料理に盛り付けてあげると、きっと喜ぶのではないだろうか。
きゅうりの飾り切り2:バラ
- きゅうりをピーラーで縦方向に薄くスライスする。
- スライスしたきゅうりを、端からくるくると巻いていこう。このとき、中心部が高くなるように巻いていくと、バラができあがる。
きっちりと巻くよりもランダムに巻いたほうが、よりバラっぽくなるのでやってみてほしい。にんじんや大根でも同様にバラを作り、サラダなどにカラフルに盛り付けるのもおすすめだ。
きゅうりの飾り切り3:市松
- ピーラーできゅうりを縦に等間隔で皮をむく。
- 皮をむいたら1cmほどの幅で、輪切りにしていく。このとききゅうりをバラバラにせず、切った順番のまま並べておこう。
- 並べたきゅうりを1つ飛ばしでずらしていき、白い部分と緑の部分が交互になるようにしていくと、市松模様ができる。
一見作るのが難しそうな、二色の正方形が交互になっている市松模様。しかし、ピーラーを使えば簡単にできるのだ。きゅうりを串にさして、市松模様の浅漬けを作ってもオシャレかもしれない。
2. お弁当におすすめ!きゅうりの飾り切り3選

次に、お弁当におすすめのきゅうりの飾り切りを見ていこう。
きゅうりの飾り切り1:花
- 太めのきゅうりを洗い、花形の抜き型で側面からグッと抜く。
- 花の形になったきゅうりを、包丁で好みの厚さに切る。
- ねじり梅の要領で、花の中心に向けて切り込みを入れ、その切り込みに向けてさらに包丁を斜めに入れていこう。
- 3を繰り返すと、花の飾り切りのできあがり。
緑の皮がついた1の状態だと緑の花になる。2できゅうりの緑の皮の部分を落とすと、白の花ができるのだ。このように2色の花ができるので、お弁当に彩りとして入れるとよいかもしれない。
きゅうりの飾り切り2:ハート
- きゅうりを1~2mmの斜め薄切りにする。
- 1のきゅうりの切り口を斜め半分に切る。
- 2のきゅうりの片方を裏返し、上下逆にして2で切った切り口を合わせると完成だ。
簡単で人気のある飾り切りだ。薄切りの長さや、2の切り口の角度によって、さまざまな形のハートを作ることができる。切り込みを入れるだけでできるので、子どもと一緒に作るのもおすすめだ。
きゅうりの飾り切り3:ギザギザ
- きゅうりを5cmほどの輪切りにする。
- 1のきゅうりの側面から包丁を入れて、ギザギザと切っていく。このとき包丁を入れすぎないように注意し、きゅうりの中心くらいまで入れることがポイント。
- 包丁できゅうりの側面を一周し、パカっと外すと完成だ。
片面がギザギザで、インパクトのあるきゅうりの飾り切りだ。お弁当の見た目に対して、何か物足りないと感じたときにぜひ入れてみてほしい。
3. ほかにもいろいろ!きゅうりの飾り切り7選

そのほかにも、きゅうりの飾り切りはさまざまある。数ある中から、おすすめの7選を紹介しよう。
きゅうりの飾り切り1:蝶々
- きゅうりを横にし、1mm幅で3/4ほどの深さまで切り込みを入れる。1/4ほどは繋がっている状態にしよう。
- 1mm横に包丁をずらして輪切りにする。一部分が繋がっている2枚のきゅうりの輪切りができる。
- 2枚が繋がっているほうを手前に置いて、中心よりも少し下から手前に切り込みを入れよう。
- きゅうりを上下逆にし、きゅうりの左右にハの字型に切り込みを入れる。
- 2枚が繋がっているほうの切り込んだ穴に、片方の端を押し込み重ね合わせると、2枚の羽が開き蝶々の形になる。
立体的な蝶々の飾り切りだ。ちらし寿司や刺身にちょこんと飾るのがおすすめ。
きゅうりの飾り切り2:葉っぱ
- 太めのきゅうりを用意し、8cmほどの厚さの輪切りにする。
- きゅうりの側面の真ん中を少し切り取る。
- 葉っぱの一番先になる部分を、左右からV字に切れ目を入れ取り出す。このとき、V以上に切りすぎないよう注意しよう。
- 葉先から2、3枚目となる葉を左右から同じようにVに切れ目を入れ取り出していく。
- 切り出したきゅうりを、好みの間隔で葉っぱのように広げると完成。
きゅうりの大きさや切り取る厚さによって、葉っぱの枚数は異なってくる。シャープなV字で切れ目を入れることが、キレイに作るポイントだ。刺身やフルーツのオープンサンドに飾ってみてはいかがだろうか。
きゅうりの飾り切り3:松
- きゅうりを端から10cmほどの輪切りにし、半分の縦割りにする。先端を切り落とし、両端をハの字型にカットしよう。
- 0.5~1mmほどの幅で縦に切り込みを入れる。
- きゅうりを横向きに置いて、包丁を寝かせて長く斜めに、薄く削ぐように包丁を入れていこう。
- 包丁を押すと、できた松葉が奥に曲がり、続けて同様に切り込みを入れ包丁を引くと、松葉が手前に曲がる。
- 上記を繰り返し、切り込みを入れていくと松の完成だ。
包丁を寝かせた状態で、削ぐように松葉を作るのがポイント。本格的な飾り切りである松は、和食や中華料理のあしらいに向いている。大きめの飾り切りなので、数個添えるととても豪華な仕上がりになるだろう。
きゅうりの飾り切り4:切り竹
- きゅうりを8cmほどの輪切りにする。
- 両端を1cmほど残し、真ん中から縦に切り込みを入れて裏側に貫通させる。
- 裏側からも刺して、同じ長さの切れ目にしよう。
- まな板と切れ目が平行になるように置いて、中心まで斜めに切り込みを入れる。
- 逆側も同じ向きの斜めに切り込むとできあがりだ。
切り竹の飾り切りは、凛とした佇まいをしており、和・洋・中どの料理にも合う。小さめのサイズなので、お弁当のおかずの隙間に入れるのにもおすすめだ。
きゅうりの飾り切り5:亀
- きゅうりを作りたい亀の大きさに合わせて輪切りにする。
- 亀の甲羅になる部分だけ残して皮をむこう。
- 細いむきもの包丁を使い、頭と手足の形を作っていく。
- さらに、むきもの包丁で甲羅に模様を掘る。
- 黒コショウや黒ゴマで目を付けると完成。
細かい作業で少し技術が必要なので、難しい飾り切りに挑戦してみたいときに作ってみてほしい。亀の飾り切りは、1つあるだけで料理のインパクトになるだろう。
きゅうりの飾り切り6:くるくるトルネードきゅうり
- きゅうりの両端を切り落とす。
- 半分の長さに切って、縦方向に割り箸を刺そう。
- 横向きに置き、包丁を斜めに入れてきゅうりを回しながら7mmほどの幅で等間隔に切り込みを入れる。
- 切った部分の隙間を広げていく。
蛇腹やらせんのような形のきゅうりができる。短時間で味が入る形なので、浅漬けや酢の物などの調理に向いている飾り切りだ。お祭り気分を味わえる飾り切りで、子どもも喜ぶのではないだろうか。
きゅうりの飾り切り7:器
- きゅうりの端を真っすぐに切る。
- 切った面から4方向斜めに、同じ角度で切り落とす。
- 少しずらしたところから4方向同じ角度で切り込みを入れる。切り落とさないように注意しよう。
- 切り込んだ箇所を手で回し外すと完成。
きゅうりで作った器に薬味を入れてみよう。刺身のときは、わさびを入れるとよい。
結論
きゅうりの飾り切りは、簡単なものから少し手の込んだものまで、さまざまな種類がある。特別な日にはもちろん、シンプルな料理やマンネリになりがちなお弁当にも、ぜひ活用してみてほしい。飾り切りに挑戦してみたい人は、今回の内容をぜひ参考にし、いつもより少し華やかな料理を作ってみてはいかがだろうか。
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