目次
1. ルイボスティーの栄養と効果効能

まずはルイボスティーに含まれる栄養や、効果効能を見てみよう。ルイボスティーにはマグネシウム・セレン・カルシウム・鉄などのミネラル成分が豊富に含まれている。また、「SOD酵素」が含まれているのも特徴である。以下では、ルイボスティーに含まれる栄養をもとに、どんな効果があるのか紹介しよう。
ルイボスティーのダイエットへの効果
ルイボスティーに含まれるカリウムには、むくみを改善する効果がある(※1)。また、ルチンと呼ばれる成分も含まれていて、毛細血管の働きをよくしてむくみを改善してくれる(※2)。さらに、マグネシウムには便秘改善の効果が期待できる(※3)。
ルイボスティーの髪への効果
ルイボスティーに含まれる亜鉛には、薄毛の悩みを軽減する効果があるといわれている(※4)。
ルイボスティーの女性への効果
妊活中や不妊に悩む女性の中には、ルイボスティーを飲んでいる人も多いだろう。ルイボスティーはノンカフェインなだけでなく、亜鉛・鉄分・ミネラルが豊富に含まれていて、抗酸化作用にも期待ができる(※5)。ルイボスティーはノンカフェインなので、カフェインが気になる妊娠中にもおすすめだ。女性ホルモンを安定させるだけでなく、男性の生殖機能を改善する亜鉛が含まれているので夫婦で飲むのもよい(※6)。ただし、葉酸の吸収を妨げるカテキンが含まれているので、飲みすぎに注意しよう。
ルイボスティーの肌への効果
ルイボスティーに含まれる「SOD酵素」は、活性酸素を除去してくれる。活性酸素は増えすぎると肌の細胞を傷つけたり、ターンオーバーを遅らせてしまうのだ(※7)。
ルイボスティーの花粉症への効果
ルイボスティーに含まれるフラボノイドには、アレルギー症状を緩和する働きがある。また、活性酸素を抑える働きもあるため、花粉症だけでなくアトピーなどにも効果があるとされている。(※2)
ルイボスティーのそのほかの効果
ルイボスティーには、リラックス効果や快眠効果も期待されている。また、強い歯や骨を作る手助けや、吐き気などの身体の不調を緩和してくれるともいわれているのだ。(※5)
2. ルイボスティーは効果なしといわれる理由

ルイボスティーにはさまざまな効果があると紹介したが、薬ではないのですぐに効果が実感できるわけではない。効果がないといわれる理由は、まだ飲み始めの人が効果が出ないと感じてしまうからという可能性がある。ルイボスティーには即効性がないので、効果を実感したい場合は長期間続けて飲む必要があるのだ。せっかく飲み始めたのであれば、すぐに辞めてしまわずにしばらく飲み続けてみてほしい。
3. ルイボスティーの効果的な飲み方

ルイボスティーは長期的に飲むと紹介したが、ここでは効果的な飲み方を紹介しよう。
ルイボスティーは継続的に飲む
ルイボスティーは継続的に飲むのが大切なので、1日にカップ2~3杯程度を目安に飲んでみよう。食後や寝起き、おやつのときなどに取り入れると続けやすいだろう。
ルイボスティーはしっかり煮出す
ルイボスティーを淹れるときは、しっかり煮出して成分を抽出するのがおすすめだ。鍋にお湯を沸かし、ルイボスティーのパックを入れて10分ほど煮出すとよい。ホットならそのまま、アイスにするなら冷ましてから飲もう。
ルイボスティーの効果が感じられるのはいつから?
ルイボスティーの効果が感じられるまでの期間は人それぞれのため、いつからとは言い切れない。早い人であれば数日、遅い人であれば1~2ヶ月で効果を感じる人が多いようだ。
4. おすすめルイボスティー3選

ここまでルイボスティーの効果や栄養などを紹介してきた。以下では、おすすめのルイボスティーをいくつか紹介しよう。
ペットボトルのルイボスティー:伊藤園「ヘルシールイボスティー」
伊藤園のルイボスティーは500ml入りで持ち運びがしやすく、好きなときに好きなだけ飲めるのが嬉しいポイントだ。お湯を沸かしたり煮出したりする手間もなく、ストックしておけるのも特徴である。雑味がなくて飲みやすいので、ルイボスティーが初めての人にもおすすめである。
オーガニックのルイボスティー:ロイヤルT「ルイボスティー」
ロイヤルTのルイボスティーは、有機栽培の茶葉を使って作られたオーガニックな商品だ。無農薬・無添加で身体にも優しく、子どもでも安心して飲めるだろう。
ティーバッグのルイボスティー:ドルチボーレ「オーガニックルイボスティー」
ドルチボーレのルイボスティーはティーバッグタイプで使いやすく、1杯ずつ作れるのが嬉しいポイントだ。希少な有機栽培茶葉を使用し、クオリティーの高いルイボスティーに仕上げている。
5. ルイボスティーを飲むときの注意点

ルイボスティーは適量であればさまざまな効果が得られるが、飲む際の注意点もある。ルイボスティーは飲みすぎると、カリウムの働きでトイレが近くなってしまうことがあるのだ。また、マグネシウムの働きでお腹がゆるくなる場合もあるので注意しよう。一度にたくさん飲まなければあまり心配しなくてよいので、適量を守りながら楽しもう。
結論
ルイボスティーは身体によいイメージがあるが、じつは飲みすぎると不調が起こる可能性があるとは驚きだった。ただし、適量を守って飲めばいろいろな効果が得られる。妊娠中や妊活中の女性だけでなく、そのほかの女性や男性も生活の中にルイボスティーを取り入れてみてはいかがだろうか。
(参考文献)
※1参照:e-ヘルスネット「カリウム」
※2参照:LOGI GAFE「こんな効果もあるの?ルイボスティーの魅力」
※3参照:大正製薬「コーラック」
※4参照:AGAメディカルケアクリニック「【医師監修】亜鉛を摂取すると髪が増える?育毛効果や気になる副作用を解説」
※5参照:幸町IVFクリニック「ルイボスティーのすすめ」
※6参照:医療法人三友会なでしこレディースホスピタル「妊活や妊娠中も安心!ルイボスの秘密!」
※7参照:わかさ生活「SOD酵素」
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