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牛乳を毎日飲む効果とは?健康や肌・精神安定にまで大活躍!

牛乳を毎日飲む効果とは?健康や肌・精神安定にまで大活躍!

投稿者:ライター 徳田藍子(とくだあいこ)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2021年11月11日

牛乳は毎日飲むのがいいと聞いたことがあるだろう。朝ごはんに牛乳を欠かさない人や、子どもの給食でも牛乳は毎日提供されている。そんな牛乳はどのような効果を持っているのだろうか?牛乳の効果を知れば、これからも毎日牛乳を欠かさず飲みたくなるだろう。

  

1. 牛乳を毎日飲む効果とは

牛乳
牛乳は、私たちが必要とするほとんどの栄養素をバランスよく含んでいる。つまり健康を保つために必要な食品といえるだろう。牛乳に含まれている炭水化物の99.8%は乳糖だ。この乳糖はさまざまなメリットが含まれており、子どもから大人まで必要な栄養素だといえる。

牛乳の健康への効果

牛乳に含まれている乳糖には、腸の働きを整える効果が含まれているので、便秘の解消にも一役買ってくれるだろう。さらに筋肉収縮の管理、カルシウムや鉄分の吸収を促進してくれる。(※5)

牛乳の肌や美容への効果

牛乳には豊富なビタミンが含まれている。その中でも肌や美容によいといわれているビタミンB2やビタミンEも入っているのだ。ビタミンB2は皮膚や粘膜を健康に保つビタミンで、ビタミンEは老化防止のビタミンでもある。(※5)

牛乳のダイエットへの効果

牛乳に含まれているカルシウムには、脂肪の分解を促す効果がある。(※1)牛乳の良質なたんぱく質を摂り、適度な運動をすることで基礎代謝のアップが期待できるので、脂肪燃焼をサポートする。牛乳はダイエット効果も期待できる。

牛乳の精神への効果

牛乳に豊富に含まれている吸収力の高いカルシウムは、精神を落ち着かせてストレスの緩和に役立つといわれている。そのため、寝つきが悪い時は、寝る前に温めたホットミルクを飲むと、気持ちが落ち着き寝つきがよくなるといわれている。

牛乳の胸への効果

牛乳を飲むとバストアップの効果があるといわれることがある。これは、牛乳に含まれている脂肪やたんぱく質がバストアップに繋がると考えられているからだ。しかし実際には、大豆由来のイソフラボンがバストアップに繋がる女性ホルモンを活性化させる働きがあるといわれている。つまり胸への効果を期待するのなら、牛乳よりもイソフラボンを豊富に含む豆類がおすすめだ。(※6)

2. 牛乳を効果的に飲むタイミング

牛乳
牛乳の効果をより実感するには、どのタイミングで飲むのがいいのだろうか?牛乳を飲むタイミングで得られる効果を紹介しよう。

朝に飲む効果

牛乳を朝飲むという人も多いだろう。朝飲むことで、睡眠を改善する効果が期待できると考えられている。これは、乳たんぱく質に豊富に含まれているトリプトファンから睡眠ホルモンが生成されることで、夜によく眠れるようになるという考え方だ。(※2)

寝る前に牛乳を飲む効果

寝る前に牛乳を飲むと精神的な安定から快眠に繋がると言われているが、実際に牛乳を夜飲むと、睡眠中の成長ホルモンに効果がある。大人の場合は、日中に傷んだ身体の修復につながるといわれているのだ。(※2)

運動後に牛乳を飲む効果

牛乳には、筋肉の回復に必要な必須アミノ酸も多く含まれている。また、運動後に牛乳を飲むと熱中症の予防につながるという報告もある。(※2)

3. 効果はあるの?牛乳のいろいろな飲み方

ミルクとレモン
牛乳はいろいろな飲み方が楽しまれる。さまざまな食材と組み合わせることで、効果があるともいわれている。実際に組み合わせごとにどのような効果が期待できるのだろうか?

牛乳にレモンを入れる効果

牛乳にレモンを入れることで、カルシウムの吸収率がよくなるといわれている。実際に牛乳とレモンを組み合わせると、牛乳のみを飲む場合よりもカルシウムの吸収率が高くなるのだ。これはレモンに含まれているクエン酸の作用によってカルシウムが水に溶けやすくなるからだ。(※3)

黒ごまきな粉牛乳の効果

牛乳に黒ごまきな粉を入れる飲み方がある。実際にきな粉を加えることで、きな粉に含まれているイソフラボンや食物繊維も同時に摂取できるので、美容効果や便秘改善などが期待できる。しかし実際に黒ごまきな粉をわざわざ牛乳と一緒に摂取することに効果はない。

牛乳にリンゴ酢を入れる効果

牛乳にりんご酢を入れる飲み方もおすすめだ。牛乳にお酢を加えることで、酸によるたんぱく質変性が起こり、ヨーグルトのような食感になるので、デザート感覚で飲みやすい。さらにお酢にはカルシウムの吸収を促進する働きがある(※4)ので、牛乳をより体内に吸収しやすくなるのだ。

4. 牛乳は体に悪い?牛乳断ちの効果とは

テーブルにミルク
最近、牛乳が体に悪いや牛乳断ちという言葉を聞くことがある。これは、実際には牛乳が体に悪いのではなく、牛乳を飲まないことで、さまざまな効果を得られることもあるという考え方だ。実際に牛乳の摂取を断つと肌の調子がよくなることがある。これは、牛乳に含まれているホルモンが自分の体内ホルモンと反応して毛穴つまりの原因になることがあるからだ。さらに牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする人は摂取をやめると、その症状が改善される。実際に体質的な理由から牛乳が合わない人が、牛乳を断つことで、メリットも得られることがあるため、このようなことがいわれているのだ。牛乳は飲み過ぎてしまうと、デメリットを起こすことがあるので、注意したい。

結論

牛乳は、健康にいい飲み物として知られている。実際に飲むタイミングによって得られる効果も違ってくるので、効果的なタイミングを見計らって牛乳を飲むのもいいだろう。さらにより効果的に牛乳の栄養素を得られる組み合わせもあるので、試してみてはいかがだろうか?
(参考文献)
※1 JーStage「カルシウムの摂取量および形態の違いがKKマウスの腹腔内脂肪蓄積に及ぼす影響」
※2 一般社団法人 日本乳業協会 乳製品のQ&A「牛乳は、いつ飲むのがよいですか?」
※3 日経メディカル「牛乳とレモン果汁の同時摂取でカルシウムの吸収率が大幅増に ポッカと静岡県立大が確認」
※4 J-stage「食酢 の健康機能ーカルシウム吸収促進効果」
※5 東毛酪農業協同組合 「牛乳に秘められたパワー」
※6 バストアップラボ「牛乳を飲むことと育乳って関係あるの?
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  • 更新日:

    2021年11月11日

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