目次
1. お取り寄せできるはまぐり鍋セットのおすすめは?

はまぐりの産地のひとつに、三重県桑名市がある。桑名市は、江戸時代から海の幸の宝庫として名高く、はまぐり鍋が美味しいと評判の店も多い。ここでは、お取り寄せができるはまぐり鍋を2つ紹介しよう。
蛤料理 日の出「蛤鍋セット(出し汁付)」
「日の出」のはまぐり鍋は、人気グルメ漫画にも登場しており、美食家からも支持されている味だ。桑名産の天然はまぐりを秘伝の出汁で味わうことができるお取り寄せ用の「蛤鍋セット(出し汁付)」は、2人~6人分まで選択できる。オンランショップからも注文可能だ。
貝新商店「桑名産天然はまぐり しゃぶしゃぶ鍋セット」
明治45(1912)年創業の「貝新商店」で購入できる「桑名産天然はまぐり しゃぶしゃぶ鍋セット」は、桑名産はまぐりと出汁がセットになった商品だ。贈答用に木箱に入れてもらうことも可能。内容量は2kgで、Webサイトから注文できる。
2. はまぐり鍋の下ごしらえ

はまぐり鍋を美味しく食べるには、下ごしらえが欠かせない。とくに砂抜きをしっかり行うことで、より食感がよくなる。砂抜きのポイントは、はまぐりの生息する環境に合わせることだ。ボウルに水と塩を入れ、3%の塩水を作り砂抜きをしよう。ボウルよりひと回り小さいザルにはまぐりを入れ、塩水に浸す。アルミホイルを軽くかぶせ、冷蔵庫に2~3時間ほど置いておこう。砂抜きが終わったら、ザルごと塩水から上げて、水気を切る。最後に別のボウルにはまぐりがかぶるくらいの水を入れ、殻と殻をすり合わせるようにして、殻の汚れを落とす。
また、砂抜きをするときは、はまぐりを平らに並べると砂が抜けやすい。網つきバットのように平らな容器があれば砂抜きがより楽になるだろう。せっかく美味しいはまぐりで、はまぐり鍋を作っても、砂が残りジャリッとした食感があると残念な気持ちになる。はまぐり鍋を作るときは、しっかり砂抜きをしよう。
3. はまぐり鍋のつゆはどうする?

はまぐり鍋の味を左右するつゆ。自分で作ってもよいし、手軽にはまぐり鍋のつゆを用意するなら、はまぐり鍋の素を使おう。
モンブラン「はまぐりだし寄せ鍋つゆ うすくち醤油味」
モンブランが販売する「はまぐりだし寄せ鍋つゆ うすくち醤油味」は、うすくち醤油をベースにした鍋つゆだ。かつお節やほたて、昆布の旨みが詰まっており、まろやかで上品な味わいだ。はまぐりや鮭などの魚介、野菜は、白菜やしいたけなどが合うだろう。
自分で作る
自分ではまぐり鍋のつゆを作る場合は、うすくち醤油のほか、酒とみりん、塩、出汁の素があればOKだ。シンプルな材料だからこそ、はまぐりの旨みが引き立つ。
4. はまぐりを鍋に入れるタイミングはいつ?

はまぐり鍋は、身の大きなはまぐりを存分に堪能できるメニューだ。食感が命ともいえるはまぐりを煮るときのポイントを紹介しよう。はまぐりは、煮る時間が長くなると固くなるため注意が必要だ。はまぐり鍋を作るときは、食べる直前にはまぐりを鍋に入れ、弱火でゆっくり煮るようにしよう。はまぐりが開いたら食べごろだ。
また、ゆっくり煮ることで、旨みをしっかり出すことができる。はまぐり鍋で一緒に煮る具材に多くの加熱時間が必要なものがない場合、はまぐりを水から入れて火にかけると旨みを引き出しやすくなる。
5. はまぐり鍋のしめにおすすめなのは?

はまぐり鍋はしめも楽しみなメニューだ。はまぐり鍋のしめの王道といえば雑炊だろう。作り方は、はまぐりの旨みたっぷりのつゆにごはんを入れ、卵でとじる。三つ葉やのりをかけて食べよう。
雑炊以外にも、麺類でしめるものよい。とくにそうめんがおすすめだ。そうめんをはまぐり鍋に入れるときは、先に別の鍋でそうめんを茹でる。鍋の水が沸騰したらそうめんを入れ、吹きこぼれないよう注意しながら茹でよう。そうめんの袋に記載してある茹で時間より30秒ほど早く取り出し、冷水でもみ洗いをしたら、水気を切る。はまぐり鍋の残りつゆにそうめんを入れ、少し煮たら完成だ。
結論
はまぐり鍋は、お取り寄せでも自宅で作っても楽しめるメニューであることがわかっただろう。とくにうすくち醤油をベースにしたつゆが、はまぐりによく合う。自分で作るときは、食感を損なわないよう砂抜きをしっかり行うことがポイントだ。ぜひ、美味しいはまぐり鍋を堪能してほしい。
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