【オムライスレシピ】定番洋食メニューをひと工夫でもっと楽しく

オムライスのレシピを紹介する前に、オムライス作りで重要な卵をふんわり仕上げるコツと簡単に美味しく作る基本の方法を紹介する。これらを押さえて、家族が喜ぶオムライスを作ってみよう。

卵液を作るとき、卵2個に対して水と油を小さじ1ずつ足すとふんわり仕上がる。炒めるときにフライパンにくっつきにくくなるのも嬉しいポイントだ。

卵2個に対して大さじ1の生クリームを加えるのも、ふわふわ感とコクが増しておすすめ。生クリームがない場合は牛乳でも代用できる。

卵を焼くときは、熱したフライパンに大さじ1のバターを加える。卵液を一気に流し込んだら菜箸で卵をかき混ぜ、とろっとした状態にしよう。卵の底に膜ができたら火を止め、オムレツ状に整えてライスの上に。包丁で切り込みを入れてとろとろの卵を広げると、洋食店のオムライスのような仕上がりになる。

オムライス作りを簡単にするコツは、具材を3つに絞ること。鶏肉・玉ねぎ・マッシュルームという基本の3つの具材を、火の通りにくいものから順番に炒めよう。すべての具材を炒めたら、トマトケチャップを加えてさらに炒める。その後、温かいライスを入れてなじませ皿に盛り、上にふんわりと卵をかぶせたらオムライスの完成だ。卵液にひと手間加えることと具材をシンプルにすることで、簡単に美味しいオムライスを作ることができる。

はじめに紹介するのは、具材を混ぜた卵液をごはんと絡ませて焼くだけの有名洋食店風オムライスのレシピ。半分くらい火が通ったタイミングで形を整え盛り付けるのが、トロトロ食感に仕上げるポイントだ。卵を別で焼いて包む手間がないので、手早く作れるのも嬉しい。このレシピではツナとコーンを使用したが、冷蔵庫にある食材でアレンジするのもおすすめだ。

オムライス作りの難関ポイントといえば、卵でライスをキレイに包むことだろう。こちらのオムライスレシピは、スクランブルエッグをどんぶりに入れて丸く形を整えてからライスに盛ることで、失敗なくオシャレに仕上がる。誰でも簡単にできる方法なので、子どもも楽しんでお手伝いしてくれるだろう。ライスをべちゃっとさせないため、ケチャップを火にかけてからライスを炒めるのも美味しさの秘訣だ。

続いては、SNSでも注目された水玉オムライスのレシピを紹介しよう。難しそうに見えるが、薄焼き卵に穴をあけてよく混ぜた卵白を流し入れて焼くというひと手間で、見栄えばっちりのかわいいオムライスが完成する。水玉をキレイに見せるコツは、焼き色をつけすぎないこと。水玉以外にも星やハートなど、いろいろな型抜きを使って食卓を彩ってみよう。

一見すると鯛焼きのようなこちら。外側は小麦粉を混ぜた卵、中はケチャップライスという和スイーツに見えるオムライスレシピだ。見た目の楽しさはもちろん味もグッド。鯛焼きはもちろんこのような食事系レシピを作れるものもあるので、家庭用鯛焼き器を手に入れてみてはいかがだろうか。持ち寄りパーティーに持参すれば、皆の視線を集めるに違いない。

ふんわりとしたオムライス作りのコツと、見た目も味も大満足のオムライスレシピを4つ紹介した。定番料理だからこそ、ひと工夫して味わいたいオムライス。普段から作り慣れているという人も、卵に少しアレンジを加えてふわふわトロトロの仕上がりにしてみたり、変わり種オムライスのレシピに挑戦したりして家族を喜ばせてみよう。