目次
- 1. 明太子の豆知識
- 2. しそと明太子の香りでごはんがすすむ!「明太マヨしそ豚巻き」
- 3. ごはんのおかずにもなる一品!「はんぺんと明太子のフライ」
- 4. じゃがいもと和えるだけで簡単美味しい!「明太子で作るタラモサラダ」
- 5. 和えるだけで簡単に完成!「明太バターうどん」
- 豚バラ肉 6枚
- 明太子 100g
- 大葉 10枚
- マヨネーズ 大さじ2
- 醤油 小さじ1
- 塩こしょう お好み
- はんぺん大判(12cm×12cm) 1枚
- 大葉 3枚
- 明太子(薄皮を取って) 50g
- 天ぷら粉 30g
- 冷水 50ml
- パン粉 適量
- 揚げ油 適量
- 明太子 1本
- じゃがいも 4個
- 茹でブロッコリー 50g
- バター 小さじ1/2
- 穀物酢 小さじ1
- 牛乳 大さじ1
- 塩 1つまみ~
- マヨネーズ 大さじ4~5
- こしょう 1ふり~
- 醤油 小さじ1
- 刻みのり お好みで
- 冷凍うどん 1玉
- バター(マーガリン) 10g
- 青ねぎ 適量
- レモン(輪切り) 飾り用
- 刻みのり お好みで
- 明太子 1/2腹(1本:約30g)
- レモン汁 小さじ1/2
- 昆布茶(顆粒) 小さじ1/2
1. 明太子の豆知識

まずは明太子の起源から見ていこう。
明太子の起源
スケトウダラの卵巣を辛子入り調味料に浸けた食べ物である明太子。明太子といえば博多を思い浮かべる人も多いが、その発祥は朝鮮半島といわれている。17世紀頃、朝鮮半島の東海岸ではスケトウダラから採れた卵を塩辛にして食べており、この塩辛に唐辛子を加えたものが明太子の起源といわれているのだ。また、明太子の語源は韓国語とされており、明太子の元となるスケソウダラは、韓国語で「明太(ミョンテ)」と書く。
日本へ上陸したきっかけは?
そんな明太子が日本で普及し始めたのは、20世紀に入ってからのこと。朝鮮半島で漁業に従事していた日本人・樋口伊都羽氏が、ほとんど捨てられてしまうスケトウダラの卵をもったいなく思い、明太子として商品化したのがきっかけだ。明治40年、韓国の釜山で開業した樋口商店で明太子を販売するが、終戦をきっかけに廃業。戦後、朝鮮半島から日本へと引き上げてきた人々によって再現されたのが、現在日本で食されている明太子の原型だ。
今や国民食の明太子
日本での普及にあたって忘れてはならないのが、日本全国に明太子を流通させた「ふくや」の創業者・川原俊夫氏の存在だ。終戦後、夫婦で日本に引き上げた川原氏は日本で明太子作りを始めるが、日本人の口に合うように10年もの歳月を費やしたという。その後川原氏の博多明太県内のみならず日本全国に広がりをみせ、さまざまな料理レシピに活用され、現在では年間3万トンの明太子が消費されているそうだ。
2. しそと明太子の香りでごはんがすすむ!「明太マヨしそ豚巻き」

はじめに、おかずだけでなくおつまみにもぴったりなレシピを紹介しよう。明太マヨネーズと大葉を豚バラ肉で巻いた一品で、焼いた後は好きな大きさにカットできるのでお弁当にもおすすめだ。明太子のぴりっとした辛味に、大葉のさわやかな香りと豚バラ肉の脂がマッチし、ごはんやお酒が進むこと間違いなしの一品だ。
2人前
詳しいレシピはこちらをCheck!
3. ごはんのおかずにもなる一品!「はんぺんと明太子のフライ」

魚のすり身から作られるはんぺんは、明太子との相性がバツグンの食材。今回はそんなはんぺんをメインに使ったレシピを紹介しよう。作り方はとても簡単で、切込みをいれたはんぺんに明太子やそのほかの具材を挟み、油で揚げるだけ。このレシピでは明太子に大葉を合わせているが、チーズやハムを合わせて少し洋ふうに仕上げるのもおすすめだ。
2人前
詳しいレシピはこちらをCheck!
4. じゃがいもと和えるだけで簡単美味しい!「明太子で作るタラモサラダ」

もともとはトルコやギリシャ発祥のタラモサラダ。「タラモ」は魚卵の塩漬けを意味し、日本ではじゃがいもにたらこをマヨネーズで和えたものが一般的だ。ここで紹介するのは、たらこの代わりに明太子を使った少し大人向けのレシピ。明太子のほどよい辛さとバターの風味がマッチし、とても美味しい一品だ。辛味を抑えたマイルドな味の明太子を使用すれば、子どもでも食べられるので、ぜひチャレンジしてみてほしい。
4人前
詳しいレシピはこちらをCheck!
5. 和えるだけで簡単に完成!「明太バターうどん」

最後に紹介するのは、調理時間がたったの4分のとってもお手軽なレシピ。レンジで加熱した冷凍うどんにほぐした明太子、バターを乗せるだけのシンプルなレシピだが、熱々のうどんにバターが絡み、何杯でも食べたくなる一品だ。明太子の臭みを取るためにはレモン汁を加えるのがおすすめ。トッピングには青ねぎのほか、刻んだ大葉を添えるのもいいだろう。忙しい日の昼食に、ぜひ試してみてほしい。
1人前
詳しいレシピはこちらをCheck!
結論
ごはんのお供だけでなく、麺類、サラダ、おかずなど、幅広いレシピで活用できる明太子。福岡の名物と思われがちだが、実は韓国発祥の食べ物だったのだ。今ではスーパーで気軽に買える明太子だが、その開発にかかった時間と努力を忘れず、より明太子を美味しくいただこう。