目次
- 1. クッキー、ビスケット、サブレの違い
- 2. 簡単混ぜるだけで美味しいデザートに!「ビスケットのショートケーキ風」
- 3. いつものバニラアイスがグレードアップ!「ビスケットサンドアイス」
- 4. オーブンも火も使わない!「ブルーベリーのスコップケーキ」
- 5. 簡単にできる!「ヨーグルトで作るティラミス風」
1. クッキー、ビスケット、サブレの違い

ビスケットと聞いて、パッと想像できるだろうか?いま思い浮かべたビスケット、「クッキーやサブレではないか?」と聞かれると、自信がなくなる方もいるだろう。それは、ビスケットとクッキーやサブレは類似しているものであるがゆえの自然な現象だ。
しかし日本では「一般社団法人全国ビスケット協会」によって、正確に3つの違いに関する基準が定められているのだ。では、区別しにくいビスケットとクッキー、サブレの違いについて紹介しよう。
ビスケットはヘルシー
ビスケットは日本国内の基準として、「糖分・脂肪分が全体の40%未満」と定められている。クッキーより軽く、ちょっとパサッとした印象を持っている方も多いだろう。素朴な味わいがアレンジに向いており、デザート作りに活用しているレシピも多くある。
クッキーはちょっとコクが増す
ビスケットと対称的にクッキーの基準として設けられているのは、「糖分・脂肪分が全体の40%以上」であることだ。したがってビスケットに比べるとカロリーもアップする。しかしバターや糖分がプラスされる分、コクが増してちょっとリッチな味わいになるのがクッキーの特徴だ。
サブレはフランス生まれのお菓子
サブレはフランス生まれのお菓子で、フランス語で「砂で覆われた」という意味をもつ。バター、ショートニングの配合比率が高いサブレ。小麦粉との比率は1:1ほどなのでホロホロとした食感で、ビスケットやクッキーに比べると崩れやすいのが特徴だ。
2. 簡単混ぜるだけで美味しいデザートに!「ビスケットのショートケーキ風」

そのまま食べてももちろん美味しいが、アレンジの自由度が高いプレーンビスケット。プレーンビスケットのやさしい甘さを活かして、簡単にショートケーキ風にアレンジするレシピを紹介しよう。オーブンも不要で、工程も混ぜるだけと簡単だ。何でもない日に「ケーキが食べたい!」という子どもの願いを、このアレンジレシピで解決してあげよう。
2人前
ビスケット 6枚
牛乳 大さじ1
ホイップクリーム 150g
お好みのフルーツ 100g
詳しいレシピはこちらをCheck!
3. いつものバニラアイスがグレードアップ!「ビスケットサンドアイス」

アイスとビスケットのコラボレーション、「ビスケットサンドアイス」も簡単に作ることができる。まるでアイス屋さんに売られているような見た目のビスケットサンドアイスをおうちで作って、いつものバニラアイスをグレードアップさせてみよう。このレシピではアイスにレーズンを混ぜているが、チョコチップやフルーツなどでアレンジするのもおすすめである。
1人前(2個)
バニラアイス 1個(140ml)
ビスケット 6枚
レーズン 10g
詳しいレシピはこちらをCheck!
4. オーブンも火も使わない!「ブルーベリーのスコップケーキ」

次に紹介するのは、さっぱりとしたヨーグルトの味わいに、バナナの甘みとブルーベリーの酸味をプラスしたミニパフェ風のレシピだ。ビスケットを使って層を作っているので、食感の変化を楽しめる。ミントを添えてさわやかさを足すことで、さらに夏にぴったりの涼し気なデザートに。見た目も華やかなので来客時に出しても喜ばれるだろう。
2〜3人前
ヨーグルト 200g
砂糖 5g
生クリーム 100ml
砂糖 6g
バナナ 1本
ブルーベリー 50g
ビスケット(クリーム付きでも) 4〜5枚
ブルーベリージャム 大さじ1〜2
ミントの葉(あれば) 2〜3枚
詳しいレシピはこちらをCheck!
5. 簡単にできる!「ヨーグルトで作るティラミス風」

ティラミスを作るときは、ビスケットを砕いて柔らかくして使うのがおすすめである。柔らかくするためのポイントは、インスタントコーヒーに浸すことだ。さらにこのレシピでは、マスカルポーネチーズの代わりに水切りヨーグルトを使用する。ヨーグルトはしっかりと水切りすれば、チーズのような味わいと食感を再現できるのだ。揃えやすい材料で、簡単に美味しいティラミスを作ろう。
2人前
ヨーグルト(加糖タイプ) 300g
(無糖タイプならはちみつ 大さじ2)
ビスケット 8枚
インスタントコーヒー 小さじ1と1/2
お湯 40ml
ココアパウダー 適量
詳しいレシピはこちらをCheck!
結論
味気ないと感じるビスケットも、アレンジ次第ではまるでお店に売られているかのような本格デザートに変身する。子どものおやつやおもてなし時のデザートにぴったりである。ぜひ今回紹介した4つのレシピを試してみてほしい。