目次
- 1. 山椒の保存方法は?
- 2. 粉山椒でごはんが止まらない「ちりめん山椒」
- 3. マヨネーズと山椒の組み合わせが絶妙!「チキンの山椒風味マヨサラダ」
- 4. 炒めたきゅうりのおいしさ新発見!「きゅうりの豆鼓山椒みそ炒め」
- 5. 家族で食べよう!大葉香る「レンジで簡単チーズせんべい」
1. 山椒の保存方法は?

山椒は大きく分けて、葉山椒と実山椒の2種類に分けられる。葉山椒は木の芽と呼ばれる山椒の小さな葉の部分のこと。生の葉はあまり日持ちしないため、濡らしたペーパータオルに包んだ後、密閉袋に入れて野菜室で保存しよう。数日〜1週間程度で食べきってしまうのがベターである。一方、実山椒の保存にはいくつかの方法があるため以下を参考にしてほしい。
生のまま冷蔵保存する場合
生の実山椒は、濡らしたキッチンペーパーに挟んだ後、ジッパー付きの保存袋に入れておこう。冷蔵庫で2週間ほど保存できる。
冷凍保存する場合
実山椒は下茹でしてアクを抜けば、冷凍で1年程持つのでおすすめだ。まずは塩入りの沸騰したお湯で2〜10分ほど茹でた後、1時間〜半日ほど水にさらしてアクを抜く。途中何度か水は入れ替えよう。その後しっかりと乾かしたら、ジッパー付きの袋に入れて密閉しよう。調理の際は、解凍せずそのまま使えるので便利である。
ちなみに粉山椒は空気に触れると風味が飛んでしまうため、しっかりふたをして冷蔵庫で保管しよう。できれば風味の残っている3ヶ月ほどで使い切ってしまいたい。
調理後に冷蔵保存する場合
佃煮やこの後のレシピで紹介するちりめん山椒などに調理して保存するのもおすすめだ。保存期間は1〜数ヶ月。長期間保存したいときは冷凍庫に入れよう。
2. 粉山椒でごはんが止まらない「ちりめん山椒」

ごはんのお供におすすめなのがちりめん山椒。味付けには醤油でなく味噌を使っており、ピリッとした山椒の辛みが効いていて美味しい。レシピでは粉山椒を使用しているが、実山椒でももちろんOK。山椒を入れた後は香りが飛んでしまわぬよう、炒めすぎに注意してほしい。ごはんにのせるほか、チャーハンやパスタ、サラダなどにも応用できるので、多めに作って保存しておくと便利なレシピだ。
2人前
ちりめん 60g
サラダ油 小さじ2
酒 大さじ1
味噌 小さじ2
みりん 小さじ2
はちみつ 小さじ2
粉山椒 小さじ1/3(お好みで)
ごはん 2杯
詳しいレシピはこちらをCheck!
3. マヨネーズと山椒の組み合わせが絶妙!「チキンの山椒風味マヨサラダ」

こちらはドレッシングに山椒を使ったサラダレシピだ。鼻から抜ける山椒のさわやかな風味と辛みに、いつもと違うサラダの味が楽しめるだろう。山椒にマヨネーズと麺つゆ、白すりごまを加えて混ぜるだけなので、簡単に作れるところもうれしい。さっぱりとしながらもピリ辛で食べごたえのあるレシピなので、食欲のないときにもおすすめである。1
2人前
サラダチキン 1枚
かいわれ大根 1パック
プチトマト 5個
マヨネーズ 大さじ1
粉山椒 小さじ1/2
麺つゆ(3倍希釈) 大さじ1
白すりごま 大さじ1
刻みのり(あれば)適量
詳しいレシピはこちらをCheck!
4. 炒めたきゅうりのおいしさ新発見!「きゅうりの豆鼓山椒みそ炒め」

こちらは山椒風味の麻辣醤(マーラージャン)を使用したレシピ。麻辣醤とは四川料理を作る際に用いられる、味噌調味料のこと。ピリッとした風味がよく効いているので、辛い物好きな方にはおすすめだ。きゅうりとともに炒めれば、パリパリとした食感と辛みがやみつきになり、箸が止まらなくなるはず。おつまみとしても重宝する一品なので、きゅうりが多く出回る時期にはぜひ作ってほしい。
2人前
きゅうり 大2本(270〜300g)
しょうゆ漬豆鼓(トウチ) 20粒
麻辣醤(マーラージャン) 小さじ2
鶏ガラスープの素 1g(水大さじ1)
梅酢 小さじ1/2
コショウ 適量
サラダ油 大さじ1
胡麻油(焙煎) 少々(あれば)
詳しいレシピはこちらをCheck!
5. 家族で食べよう!大葉香る「レンジで簡単チーズせんべい」

子どもも大好きなチーズを使って、ピリ辛せんべいを作ってみるのはいかがだろうか。手順はとろけるチーズに大葉としらすを挟んでレンジで加熱するだけというお手軽さ。大葉としらすは多めにのせるのが、このレシピのポイントだ。山椒特有のピリピリした辛みと焼けたチーズのカリカリ食感が、くせになってしまうこと間違いなしの一品。
5枚分
大葉 10枚
しらす 15g
とろけるチーズ 5枚
七味・山椒 好みで
詳しいレシピはこちらをCheck!
結論
うなぎにかける以外の使い方がなかなか思いつかない山椒だが、今回紹介したレシピのように、ごはんのお供、ドレッシング、おつまみと意外に活用できる食材だと感じていただけたのではないだろうか?この機会に山椒を使ったレシピに挑戦して、好みの使い方を見つけてほしい。