目次
- 1. ちくわって何で出来てるの?
- 2. ちくわでボリュームアップ!「ちくわとにんじんのしりしりー」
- 3. ごまをプラスして美味しい副菜!「ごまが香るちくわの炒め物」
- 4. おでん以外にも大活躍!「サラダちくわの香草パン粉焼き」
- 5. シャキシャキの水菜が美味しい!「水菜とちくわのわさびマヨ和え」
1. ちくわって何で出来てるの?

練り製品の一種として家庭でもなじみ深いちくわ。さまざまなレシピにアレンジが効くほか、すでに火を通してあるためそのまま食べられる手軽さも魅力の1つだ。ここでは、ちくわとはどのようなものなのかルーツや歴史に触れながら、原料や作り方についても解説する。
ちくわの歴史
ちくわとは、魚のすり身を棒の先に巻きつけて焼いた食べ物のこと。作られるようになった当初、その見た目が植物の「蒲の穂(がまのほ)」に似ていたことから「蒲鉾(かまぼこ)」と呼ばれていた。ちくわは、現在のかまぼこのルーツになっているのだ。時を経て魚のすり身を板に付けたものが登場し、区別が難しくなってきたため、竹の棒を使っていることやできあがったときの形や切り口が竹の輪に似ていることから、「竹輪(ちくわ)」と名付け呼ばれるようになったといわれている。
ちくわの原料や作り方
ちくわの原料は、さまざまな種類の魚のすり身だ。一般的にはスケソウダラやホッケなどの白身魚が使われている。魚の種類によって異なる味わいや風味を楽しめ、ホタテやエビなどを加えて作られたちくわもある。
作り方の手順はまず、しっかりすりつぶされたすり身に卵白や塩などを加えて調味して練り上げる。そのあと、棒や串に巻きつけて成型し、じっくり熱を加えて焼き上げたら完成だ。
2. ちくわでボリュームアップ!「ちくわとにんじんのしりしりー」

夜ごはんの一品にぴったりな、ボリュームのある副菜ちくわレシピをご紹介。にんじんの甘みにちくわの旨味が加わってごはんにも合うので、箸が進むこと間違いなし。作り方は、にんじんとちくわを細長く切ったら調味料を加えて炒めるだけと、シンプルで手軽なレシピだ。最後に卵とかつお節を加えるので、ボリュームと味付けがしっかりしているのもポイント。たくさん作り置きすれば常備菜として活躍するほか、汁気がなく彩りもよいのでお弁当のおかずとしても最適だ。
4人前
ちくわ 4本
にんじん 2/3本
和風出汁の素 小さじ1
醤油 大さじ1/2
塩コショウ 少々
卵 1個
かつお節 大さじ2
詳しいレシピはこちらをCheck!
3. ごまをプラスして美味しい副菜!「ごまが香るちくわの炒め物」

ごまの風味が食欲をそそる、ちくわの炒め物レシピをお届けしよう。そのまま食べても美味しいちくわだが、おつまみやお弁当のおかずにもぴったりの甘辛味に仕上げたレシピ。ちくわに甘辛だれがしっかり絡んで、子どもも喜ぶ一品だ。今回はちくわだけで作っているが、こんにゃくや野菜、きのこ類を一緒に炒めてアレンジしても美味しく楽しめる。また、鷹の爪を加えれば、ピリッとした辛味が加わった大人の味わいになるだろう。
2人前
ちくわ 4本
ごま油 小さじ1
和風かつお出汁の素 小さじ1/2
砂糖 小さじ1
醤油 大さじ1/2
白ごま 小さじ1
詳しいレシピはこちらをCheck!
4. おでん以外にも大活躍!「サラダちくわの香草パン粉焼き」

ちくわが主役の洋風アレンジレシピを紹介する。ちくわは和食に登場するイメージがある方も多いのではないだろうか。魚を原料に使っているちくわは、洋風の味付けでも美味しくいただけるのだ。ちくわの上に玉子サラダを乗せ、香草を混ぜ込んだパン粉を盛り付ける。トースターでこんがり焼けば、パン粉はサクサクでちくわはふんわりと柔らかくなり、一品でさまざまな食感が楽しめるちくわの香草パン粉焼きのできあがりだ。ピザ用チーズや粉チーズを加えてアレンジするのもおすすめ。
2人前
ちくわ 3本
ゆで卵 2個
マヨネーズ 大さじ2
砂糖 小さじ1/2
塩コショウ 少々
【香草パン粉】
パン粉 大さじ1強
オリーブオイル 大さじ1
オレガノ(乾燥) ひとつまみ
タイム(乾燥) ひとつまみ
詳しいレシピはこちらをCheck!
5. シャキシャキの水菜が美味しい!「水菜とちくわのわさびマヨ和え」

火を使わない、ちくわのサラダレシピはいかがだろうか。シャキシャキの水菜とちくわをわさびマヨで和えるだけで、手早く美味しいサラダが完成する。作り置きすると水っぽくなってしまうので、食べる直前に混ぜ合わせるのがポイントだ。わさびの辛味がアクセントになり、お酒のあてにもおすすめの一品。水菜をほかの野菜に変えてアレンジしても美味しくいただけるだろう。箸休めにも最適の時短料理なので、忙しい毎日の食卓にぜひ加えてみてほしい。
4人前
水菜 2株
ちくわ 4本
わさび(チューブ使用) 3cm
マヨネーズ 大さじ1と1/2
醤油 小さじ1/2
詳しいレシピはこちらをCheck!
結論
ちくわはさまざまなレシピで活躍の幅が広い便利な食材だ。スーパーなどで手頃な価格で手に入りやすく、そのままでも加熱しても美味しく食べられるのが魅力。いつもはそのまま食べているという方も今回紹介したレシピを参考に、ちくわを使った料理を家庭に取り入れてみてはいかがだろうか。