目次
1. かわはぎ釣りは幅広いエリア、釣り期で楽しめる!

・日本全国、堤防でも沖でも釣れる
かわはぎは温かい海を好むものの、日本全国のほぼどこでも釣ることができる。また、沖に出れば時期によらず釣ることができる。一方、夏から秋にかけては産卵のために浅い場所にも来るため、その時期であれば防波堤などで釣ることもできる。自分が挑戦したい場所を選んで釣ることができるため、釣りの初心者にも取り組みやすいだろう。
・旬以外にも幅広い時期に釣れる
かわはぎの旬は、秋から冬にかけてとされている。旬は、特に肝に脂がよくのる。したがって、おすすめは旬の時期の沖釣りだ。しかし、かわはぎの味は旬以外の時期でも十分よい。そのため、ほかの時期でも問題なく釣ることができるし、防波堤で釣るからといって味が悪い訳ではない。食べたいときに釣ることができるのも魅力のひとつである。
場所や時期を選ばず、手軽に行えるのがかわはぎ釣りの嬉しいところだ。
場所や時期を選ばず、手軽に行えるのがかわはぎ釣りの嬉しいところだ。
2. かわはぎ釣りの仕掛けは難しくない!

防波堤と沖のどちらで釣るかにより、用意すべき仕掛けがやや異なる。いずれにしても、複雑な仕掛けは不要だ。
・防波堤で釣る場合
2m程度の竿を用意し、市販のかわはぎ用の仕掛けを使えばよい。おもりは5号程度の小さいものを使う。特に難しい仕掛けを作る必要はなく、手軽に釣りを行える。
・沖で釣る場合
かわはぎ釣り用の竿が市販されており、それを使うのがおすすめだ。仕掛けは市販のかわはぎ用のものを使えばよいのだが、比較的深い海を狙うため、仕掛けの全長は100cm前後あるとよい。おもりは25~30号程度のものを使う。また、仕掛けの中央に集魚板を付けると、釣りがよりスムーズになるだろう。
3. 餌を取るのがうまいかわはぎ相手には、根気とまめな釣り方が必要

かわはぎは、仕掛けから釣り餌だけを取っていくのがうまく、なかなか針にかかってくれない。そのため、釣れるまで根気よく待たなければならない。かわはぎは動くものに反応しやすい性質があるため、仕掛けをこまめに動かすようにすると、興味を持つ可能性が高くなる。しかし、興味を持ってもいつの間にか餌だけ食べて去ってしまうこともある。定期的に仕掛けを確認して、餌が残っていることを確かめるのがよい。時間をたっぷりとって、気長に待とう。
4. かわはぎ釣りの餌はむきあさりが一般的

かわはぎ釣りには、むきあさりを使うことが多い。虫が苦手な方でも比較的扱いやすいという利点があるが、一方で針の刺し方に要注意だ。まず針を水管に刺し、あさりの内部を通してワタに到達するように刺す。あさりの中にしっかりと針を差し込み、外れにくくする狙いがある。これなら、かわはぎが餌だけを持ち去ることも減るはずだ。
結論
かわはぎ釣りは挑戦しやすいものの、釣り上げられるまでには根気が必要になる。ただ、釣り上げれば新鮮な身や肝を味わえると思えば、釣りのモチベーションも上がるのではないだろうか。かわはぎ釣りに慣れれば、ほかの魚も相手にしたくなるかもしれない。そうなれば、釣りを楽しみながら、さまざまな新鮮な魚を食べられて一石二鳥だろう。ぜひとも試していただきたい。
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